マンハッタン橋
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マンハッタン橋 | |
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ブルックリンからの眺め | |
基本情報 | |
国 | アメリカ合衆国 |
所在地 | ニューヨーク市(マンハッタン-ブルックリン) |
交差物件 | イースト川 |
用途 | 鉄道道路併用橋 |
管理者 | ニューヨーク市運輸局 |
設計者 | レオン・モイセイフ[1] |
施工者 | Othniel Foster Nichols[1] |
着工 | 1901年[1] |
竣工 | 1912年[1] |
開通 | 1909年12月31日(完成前の開業)[1] |
座標 | 北緯40度42分26秒 西経73度59分27秒 / 北緯40.707222度 西経73.9909度座標: 北緯40度42分26秒 西経73度59分27秒 / 北緯40.707222度 西経73.9909度 |
構造諸元 | |
形式 | 吊橋 |
全長 | 2,089 m |
幅 | 37 m[1] |
高さ | 102 m[1] |
桁下高 | 41.1 m[1] |
最大支間長 | 451 m[2] |
地図 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
マンハッタン橋 (Manhattan Bridge) は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市のイースト川をまたぎ、マンハッタンとブルックリンを結ぶ鋼製の吊橋である。
概要
[編集]マンハッタン橋は、ロウアー・マンハッタンのキャナル・ストリートとダウンタウン・ブルックリン (en) のフラットブッシュ・アベニュー・エクステンション (en) を結ぶ。下流にはブルックリン橋、上流にはウィリアムズバーグ橋がある。2008年の日平均通行量は70,341台[3]。
主径間長は448 m、全長は2,089 m、吊りケーブル長は983 mである。
この橋は1909年12月31日に開通した。レオン・モイセイフによる設計で[1][4]、当時としては革新的なデザインとして知られる。en:Josef Melanのたわみ理論をデッキ強度の向上に用いた最初の吊橋で、近代的な吊橋の先駆けとして20世紀前半の多くの長大吊橋のモデルとなった。また、ワーレン・トラス設計を用いた最初の吊橋でもある[5]。20世紀の終盤、不合理な設計と、当局の不十分な維持管理のため、一部が閉鎖されていた時期がある。
構成
[編集]上層に、4車線の自動車道路、下層に3車線の自動車道路と4本の鉄道線路、歩行者通路、自転車通路がある。
地下鉄路線
[編集]2014年における地下鉄運行形態は以下の通りであった。
路線 | 運行時間帯/ 走行線路 | ||
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平日 | 週末 | 深夜 | |
北 | 運休 | ||
北 | |||
南 | 運休[6] | ||
南 |
歴史
[編集]登場作品
[編集]ギャラリー
[編集]-
橋の周辺
-
建設中の様子(1903年)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i Manhattan Bridge - Structurae
- ^ Jackson, Donald C. (1988). Great American Bridges and Dams. Wiley. p. 136. ISBN 0-471-14385-5
- ^ “New York City Bridge Traffic Volumes 2008” (PDF). New York City Department of Transportation. p. 63 (March 2010). 2010年7月10日閲覧。
- ^ “土木史フォーラム”. 土木学会. 2018年6月8日閲覧。
- ^ American Society of Civil Engineers Metropolitan Section (2014年). “Manhattan Bridge”. Historic Landmarks. New York City: American Society of Civil Engineers Metropolitan Section. 2014年6月2日閲覧。
- ^ モンタギュー・ストリート・トンネルを経由し、ブルックリン区内は各駅に停車する