ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港
ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港 Billy Bishop Toronto City Airport | ||||||||||
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IATA: YTZ - ICAO: CYTZ | ||||||||||
概要 | ||||||||||
国・地域 | カナダ | |||||||||
所在地 | オンタリオ州トロント | |||||||||
種類 | 公共用 | |||||||||
運営者 | トロント港湾公団 | |||||||||
標高 | 77 m (252 ft) | |||||||||
公式サイト | 公式ウェブサイト | |||||||||
滑走路 | ||||||||||
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統計(2019年) | ||||||||||
旅客数 | 280万人 | |||||||||
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空港の一覧 |
ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港(英語:Billy Bishop Toronto City Airport)は、カナダのオンタリオ州トロントにある国際空港である。トロント・アイランド空港(Toronto Island Airport)と呼ばれることもある。
概要
[編集]トロント市街中心地に近く、オンタリオ湖岸のトロント島にある。東西方向の主要滑走路1本と、短い滑走路2本、飛行艇用離陸地がある。空港へは歩行者専用のトンネル、あるいは専用フェリーでアクセスする。ターボプロップ機を使用したコミューター路線、民間機、医療用航空などに使用されている。ポーター航空とエアカナダ・エクスプレスが乗り入れている。
歴史
[編集]1939年にトロントの主力空港として開業した。当時は「ジョージ5世港アイランド空港(Port George VI Island Airport)」と呼ばれていた。同時期にトロント郊外に"予備"の空港が建設された。これが今日のトロント・ピアソン国際空港である。この2つの空港の役割は次第に逆転した。
1994年にはトロント・シティーセンター空港(Toronto City Centre Airport)と改称された。2009年にはビリー・ビショップ・トロント・シティー空港と改称された。第一次世界大戦でエースパイロットとして活躍したウィリアム・ビショップにちなむ。
航空会社
[編集]航空会社 | 就航地 |
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ポーター航空 | ボストン、シカゴ/MDW、フレデリクトン、ハリファックス、モンクトン、モントリオール、モントランブラン、ニューアーク、オタワ、ケベックシティー、セントジョンズ、スーセントマリー、サドベリー、サンダーベイ、ワシントン/ダレス、ウィンザー[3] |
エアカナダ・エクスプレス | モントリオール、オタワ[4] |
アクセス
[編集]以前から設置が論議されてきた[5]、無償で利用できる240mの歩行者専用トンネルが2015年に開通し[6]利用されている。また、トロント港湾公団(TPA)が運航するフェリーがあり、朝5時台から深夜まで運行している。122メートルの距離を渡るこのフェリーは定期運行する世界最短フェリーの一つとも言われている。定員200名のマリリン・ベル1世号と、定員150名のデイヴィッド・ホーネル号が就航している。市街地からフェリー・ターミナルまでは無償のシャトルバスやストリート・カー、トロント交通局バス、タクシーで結ばれている。
脚注
[編集]- ^ “Synoptic/Metstat Station Information”. 2011年3月17日閲覧。
- ^ “Home | Billy Bishop Toronto City Airport”. www.billybishopairport.com. January10閲覧。
- ^ New Planes for New Destinations
- ^ Pringle, Josh (October 7, 2021). “Air Canada launching new Ottawa-Toronto Island route this fall”. CTV News. オリジナルのOctober 8, 2021時点におけるアーカイブ。
- ^ Ipsos Reid. “TPA: Tracking Study 2010”. p. 7. 2011年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月22日閲覧。
- ^ “Billy Bishop airport's new pedestrian tunnel: what you need to know | CBC News” (英語). CBC 2018年4月24日閲覧。