テンパラメンタル (エヴリシング・バット・ザ・ガールのアルバム)
『テンパラメンタル』 | ||||
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エヴリシング・バット・ザ・ガール の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1999年 | |||
ジャンル | ポップ、ハウス、エレクトロニカ | |||
時間 | ||||
レーベル |
東芝EMI (日本) アトランティック・レコード (アメリカ) Virgin Records (ヨーロッパ) | |||
チャート最高順位 | ||||
57位[3] | ||||
エヴリシング・バット・ザ・ガール アルバム 年表 | ||||
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『テンパラメンタル』(原題 :Temperamental) は、イギリスの音楽バンドであるエヴリシング・バット・ザ・ガールが1999年に発表したアルバムである。
概要
[編集]このアルバムからは、『ファイヴ・ファゾムス~愛のまどろみ』、『テンパラメンタル』、『ララバイ・オブ・クラブランド』、『悪いのは私』(イギリスのみ)の4曲がシングルカットされた。
このアルバムに先駆け、1998年にアメリカのハウス・ミュージックユニットであるディープ・ディッシュの作品として、『フューチャー・オブ・ザ・フューチャー』もシングルカットされている[4]。
バンドは2000年に一度解散したため、2022年の活動再開まで、オリジナル・アルバムとしては最後の作品となっていた。
楽曲
[編集]前作『哀しみ色の街』(1996年)で大々的に取り入れたドラムンベースやブレイクビーツといったサウンドに加え、メンバーのベン・ワットがDJ活動でプレイすることが多かったディープ・ハウスの要素を強めたアルバムである。
ベンは、「DJ活動では、クラブで何が有効かを学んだ。(中略)人々は強烈で緊張感のある、ソウルフルな音楽を求めているようで、新作にはそれを盛り込もうとしたんだ」と語っている[5]。
一方でヴォーカルのトレイシー・ソーンは、ヴォーカル・スタイルに変化をつけようと、朗読やファルセット、ヴォーカルのカットアップなど様々な手法を試み、しかし『哀しみ色の街』でつかんだ"1対1の緊迫した感じ"はそこなわないようにしたと語っている[5]。
『悪いのは私』は、元々はマッシヴ・アタックとの共作曲となる予定だったが、完成には至らなかったため、歌詞のみ使用しオリジナル曲として完成した[5]。
収録曲
[編集]- ファイヴ・ファゾムス~愛のまどろみ - Five Fathoms
- 夜の引き潮 - Low Tide of the Night
- 悪いのは私 - Blame
- ハットフィールド 1980 - Hatfield 1980
- テンパラメンタル - Temperamental
- コンプレッション - Compression
- ダウンヒル・レイサー - Downhill Racer
- ララバイ・オブ・クラブランド - Lullaby of Clubland
- ノー・ディファレンス - No Difference
- フューチャー・オブ・ザ・フューチャー - The Future of the Future (Stay Gold) (with Deep Dish)
アルバム未収録曲
[編集]- ファイアウォール - Firewall
『ファイヴ・ファゾムス~愛のまどろみ』のアメリカ・イギリス盤シングルに収録されている[6]。ベンの歌が断片的にサンプリングされた、ほぼインストゥルメンタルのハウス・ミュージックである。
脚注
[編集]- ^ Temperamental - Everything But the Girl | Billboard
- ^ “EVERYTHING BUT THE GIRL | Artist | Official Charts”. Official Charts Company. 2014年11月14日閲覧。
- ^ “テンパラメンタル | エヴリシング・バット・ザ・ガール | ORICON STYLE”. オリコン. 2014年11月14日閲覧。
- ^ Deep Dish With Everything But The Girl - The Future Of The Future (Stay Gold) (CD) at Discogs
- ^ a b c テンパラメンタル 日本盤CD(VJCP-68162)ライナーノーツより抜粋
- ^ Everything But The Girl - Five Fathoms (CD) at Discogs