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ジェスレル・コラレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェスレル・コラレス
基本情報
本名 ジェスレル・コラレス・ゴンサレス
通称 El Invisible(透明人間、見えにくい物)
階級 ライト級
身長 172cm
リーチ 175cm
国籍 パナマの旗 パナマ
誕生日 (1991-07-12) 1991年7月12日(33歳)
出身地 パナマ県サン・ミゲリート
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 32
勝ち 26
KO勝ち 10
敗け 5
無効試合 1
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ジェスレル・コラレス・ゴンサレスJezreel Corrales González1991年7月12日 - )は、パナマプロボクサーサン・ミゲリート出身。元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者

来歴

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2009年2月13日、デビュー戦を行い、4回3-0(3者とも39-36)の判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2009年4月30日、ジョナサン・アレナスと対戦し、プロ初黒星となる4回0-3(3者とも34-39)の判定負けを喫した。

2012年4月12日、ローランド・ジオノとパナマフェザー級王座決定戦を行い、10回2-1(73-77、2者が75-74)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年5月24日、パナマ王座防衛とFECARBOXフェザー級暫定王座決定戦を兼ねてアントニオ・フェルナンデスと対戦し、初回1分55秒TKO勝ちを収めパナマ王座の初防衛、FECARBOX暫定王座の獲得に成功した。

2013年1月24日、パナマシティのホテル・RIUでレネ・アルバラードと対戦し、6回3-0(3者共59-56)の判定勝ちを収めた[1]

2013年5月22日、パナマ王座とWBCラテンアメリカフェザー級王座決定戦を兼ねてアービング・ベリーと対戦し、10回3-0(97-92、98-91、98-90)の判定勝ちを収めパナマ王座の2度目の防衛、WBCラテンアメリカ王座の獲得に成功した。

2013年8月3日、ジョナサン・ペレスと対戦し、8回3-0(2者が80-70、79-71)の判定勝ちを収めWBCラテンアメリカ王座の初防衛に成功した。しかしパナマのボクシングコミッションによる薬物検査でコラレスから違反薬物のマリファナに対する陽性反応が検出された為、試合は無効試合に変更となった。

2014年1月15日、エウセビオ・オセホとFECARBOXフェザー級王座決定戦を行い、10回反則勝ちを収め王座獲得に成功した。

2014年11月20日、南米スーパーフェザー級王者ウォルター・エストラーダと対戦し、初回1分6秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2015年7月23日、フェリックス・サベスとWBAフェデカリブスーパーフェザー級王座決定戦を行い、2回2分13秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2015年12月17日、エマヌエル・ロペスの王座剥奪に伴いWBA世界スーパーフェザー級4位のファン・アントニオ・ロドリゲスとWBA世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦を行い、ロドリゲスが11回終了時に棄権した為、王座獲得に成功した[2]

2016年4月27日、日本のリングに初登場。大田区大田区総合体育館でWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志と対戦し、2回2分59秒TKO勝ちを収め王座統一に成功(記録上は暫定王座の初防衛)、スーパー王座に認定された[3][4]。5月6日、WBAはコラレスを2016年4月度の月間優秀選手賞に選出した[5][6]

2016年12月29日、内山高志との間で行われた王座統一戦がファイトニュース・ドットコムの2016年度のアップセット・オブ・ザ・イヤーに選出された[7][8]

2016年12月31日、大田区総合体育館で元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者でWBA世界スーパーフェザー級2位の内山高志と8ヵ月ぶりに再戦し、12回2-1(115-112、117-110、113-114)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[9][10]2017年1月8日、WBAはコラレスを2016年12月度の月間MVPに選出した[11][12]

2017年1月19日、パナマ市のレストランで行われた2016年のパナマの表彰選手および関係者の選考会において、2016年度の“メホール・ボクセアドール・デル・アーニョ”(年間最優秀選手)に選出された[13][14]

2017年4月12日、ゴールデンボーイ・プロモーションズと複数年契約を結んだ[15][16]

2017年7月15日、カリフォルニア州イングルウッドザ・フォーラムでWBA世界スーパーフェザー級10位のロビンソン・カステジャノスと対戦し、10回2-0(94-93、96-92、94-94)の負傷判定勝ちを収め、3度目の防衛に成功した[17][18][19]。この試合でコラレスは7万5000ドル(約840万円)、カステジャノスは5万ドル(約560万円)のファイトマネーを稼いだ[20]

2017年10月21日、ニューヨーク州ヴェローナ英語版ターニング・ストーン・リゾート・アンド・カジノ英語版でWBA世界スーパーフェザー級4位のアルベルト・マチャドプエルトリコ)と対戦し4度目の防衛を目指していたが、前日計量でコラレスがスーパーフェザー級の規定体重である130ポンドを4ポンド超過の134ポンドを計測し[21]、2時間後の再計量でも3.25ポンド(1.47キロ)超過の133.25ポンドを計測し王座を剥奪されたため[22][23][24]、試合はマチャドが勝てば新王者となりコラレスが勝てば王座は空位となる条件で行われ、コラレスが8回2分15秒TKO負けを喫した[25][26][27][28]

2019年7月27日、メリーランド州ボルチモアロイヤル・ファームズ・アリーナでラダリウス・ミラーとライト級10回戦を行い、10回1-2(96-93、93-96、94-95)の判定負けを喫した[29][30][31]

2020年1月18日、フィラデルフィアリアコウラス・センター英語版でWBA世界スーパーフェザー級3位のクリス・コルバートとWBA世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦を行い、12回0-3(111-116、110-117×2)の判定負けを喫し約3年振りの王座返り咲きに失敗した[32][33]

2022年3月12日、パナマシティのロベルト・デュラン・アリーナ英語版でミゲル・マドゥエノとWBA世界ライト級挑戦者決定戦を行い、12回3-0(117-108、115-109、116-108)の判定勝ちを収めガーボンタ・デービスへの挑戦権を獲得した[34]

2023年2月4日、セルプホフ東京オリンピック金メダリストのアルベルト・バティルガジエフと対戦し、9回28秒セコンドのタオル投入によるTKO負けを喫した[35]

2024年3月9日、ビルバオで元WBC世界スーパーフェザー級シルバー王者のジョン・フェルナンデスと対戦予定。

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ What should be boxing's next tournament? We take a look at the options ESPN.com 2020年4月9日閲覧
  2. ^ Sweet Revenge: Concepcion Defeats Marquez WBA公式サイト 2015年12月18日
  3. ^ Results: WBA Title Fights in Tokyo WBA公式サイト 2016年4月27日
  4. ^ 内山高志まさかの2回KO負け、連続防衛11で途切れる Boxing News(ボクシングニュース) 2016年4月27日
  5. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年5月6日
  6. ^ WBA Honorable Mention Jezreel Corrales WBA Honorable Mention – April 2016 WBA公式サイト 2016年5月6日
  7. ^ Fightnews.com® Upset of the Year: Jezreel Corrales KO2 Takashi Uchiyama Fightnews.com 2016年12月29日
  8. ^ 海外メディアが年間表彰選出、フランプトン高評価 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月3日
  9. ^ Corrales retains WBA 130lb belt by defeating Uchiyama again Fightnews.com 2016年12月31日
  10. ^ 内山高志リベンジならず、コラレスに1-2判定負け Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月31日
  11. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2017年1月8日
  12. ^ WBA&IBF最新ランキング、井上尚&八重樫TV情報 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月9日
  13. ^ Team Corrales awarded Best of the Year in Panama Fightnews.com 2017年1月20日
  14. ^ 内山高志に連勝のコラレス、2年連続パナマMVP Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月21日
  15. ^ Golden Boy inks WBA 130lb champ Jezreel Corrales Fightnews.com 2017年4月12日
  16. ^ コラレスがGBPと契約、スパイクTVがPBC撤退へ Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月13日
  17. ^ Corrales barely retains WBA 130lb title Fightnews.com 2017年7月15日
  18. ^ Corrales successfully defended his WBA title WBA公式サイト 2017年7月16日
  19. ^ コラレスが2度ダウン挽回、辛くも負傷判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月16日
  20. ^ Miguel Berchelt dominates Takashi Miura to retain title ESPN.com 2017年7月16日
  21. ^ WBA super feather champ Corrales 4lbs heavy Fightnews.com 2017年10月20日
  22. ^ Corrales loses WBA 130lb title on the scale Fightnews.com 2017年10月20日
  23. ^ Jezreel Corrales misses weight in Veron WBA公式サイト 2017年10月20日
  24. ^ コラレス計量失格! マチャドに戴冠のチャンス Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月21日
  25. ^ Machado knocks out Corrales Fightnews.com 2017年10月22日
  26. ^ Machado stops Corrales to take the WBA title WBA公式サイト 2017年10月22日
  27. ^ ダウン応酬 マチャドがコラレスに逆転KOで新王者 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月22日
  28. ^ Alberto Machado Gets Off The Floor, Knocks Jezreel Corrales Out Boxing Scene.com 2017年10月22日
  29. ^ Davis vs Nunez results: Ladarius Miller rides point deduction to split decision win over Jezreel Corrales Bad Left Hook 2019年7月27日
  30. ^ Point Deduction In 10th Costs Corrales Split Decision To Miller Boxing Scene.com 2019年7月27日
  31. ^ デイビス圧勝 2回TKOで凱旋防衛飾る ガンボアは元王者対決に2回KO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2019年7月28日
  32. ^ Colbert Drops, Out-Points Corrales; Wins WBA Interim 130-Pound Title Boxing Scene.com 2020年1月18日
  33. ^ 無名ロサリオが番狂わせ S・ウェルター級2冠奪取 Boxing News(ボクシングニュース) 2020年1月19日
  34. ^ Jezreel Corrales Outboxes Miguel Madueno, Anselmo Moreno Gets TKO Win”. Boxing Scene.com. 2022年3月12日閲覧。
  35. ^ Albert Batyrgaziev Breaks Down, Stops Jezreel Corrales in Nine Rounds”. Boxing Scene.com. 2022年2月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
エマヌエル・ロペス
WBA世界スーパーフェザー級暫定王者

2015年12月17日 - 2016年4月27日

空位
次タイトル獲得者
クリス・コルバート
前王者
内山高志
WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者

2016年4月27日 - 2017年10月20日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
ガーボンタ・デービス