ザ・ビジター
ザ・ビジター | |
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The Visitor | |
監督 | マイケル・J・パラダイス |
脚本 |
ルチアーノ・コミチ ロバート・マンディ |
原案 |
マイケル・J・パラダイス オヴィディオ・G・アソニティス |
製作 | オヴィディオ・G・アソニティス |
製作総指揮 |
サミュエル・Z・アーコフ サミュエル・ゴールドウィン・Jr エドワード・L・モントロ |
出演者 |
ジョン・ヒューストン メル・ファーラー グレン・フォード ランス・ヘンリクセン シェリー・ウィンタース サム・ペキンパー |
音楽 | フランコ・ミカリッツィ |
撮影 | エンニオ・グァルニエリ |
編集 | ロベルト・クーリ |
製作会社 | Brouwersgracht Investments |
配給 |
アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ アムモ98 |
公開 |
1980年11月21日 2020年11月13日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 イタリア |
言語 | 英語 |
製作費 | $800,000 |
『ザ・ビジター』(The Visitor)は、1979年のアメリカ合衆国・イタリアのSFホラー映画。メル・ファーラー、グレン・フォード、ランス・ヘンリクセン、シェリー・ウィンタースのほか、映画監督のジョン・ヒューストンとサム・ペキンパーが俳優として出演している。
ストーリー
[編集]イエス・キリストのような風貌の男が、大勢の子供たちの前で邪悪な存在”ザティーン”について話していた。大昔、ザティーンはヤハウェとの闘いで地球に逃亡したが、ヤハウェは大きな犠牲を払いながらもザティーンを滅ぼすことに成功。しかし、ザティーンは最期に、多数の自身の種を地球に残していたというものである。男が話し終わるとそこに謎の老人 ジャージー・コルソウィッツが現れ、ザティーンの子孫が今度8歳になるケイティ・コリンズだと男に報告する。ジャージーはアシスタントとともにアメリカに渡り、ザティーン復活を阻止するため活動を開始する。
ケイティは超能力のような力とペットの鷲 スクイージーを使い、自身とザティーン信者たちに不利なことや人物を消していった。ケイティの母親 バーバラはザティーンの子孫を宿すことができる子宮の持ち主で、そのことを知るザティーン信者の病院院長 ウォーカーらはレイモンド・アームステッドを法外な報酬で雇い、バーバラにもう一人子供を産ませようと企んでいた。だが、バーバラは自身の体が邪悪な存在を生み出すことに感づいており、レイモンドが求める結婚と子作りについて拒み続けていた。焦り始めたウォーカーは、計画が失敗した場合のさらなる手段の準備を進める。そしてケイティの誕生日パーティーの際、何者かがプレゼントと紛れ込ませた銃の暴発により、バーバラは一生下半身不随となってしまう。
その事故の捜査を担当するジェイク・ダーハム警部は捜査中に鷲に襲われ事故死し、ケイティはザティーン信者のウォーカーやレイモンドに好意的な態度をとり、彼らと結託してバーバラに弟を産ませるために彼女を誘導していく。
キャスト
[編集]※括弧内はTBS版日本語吹替(初回放送日:1989年5月3日 放送枠:水曜シネマパラダイス、2021年7月9日発売のBDに収録。)
- ウォーカー医師 - メル・ファーラー(筈見純)
- ジェイク・ダーハム警部 - グレン・フォード(秋元羊介)
- レイモンド・アームステッド - ランス・ヘンリクセン(大塚芳忠)
- ジャージー・コルソウィッツ - ジョン・ヒューストン(加藤精三)
- バーバラ・コリンズ - ジョアンヌ・ネイル(吉田理保子)
- サム・コリンズ医師 - サム・ペキンパー(江原正士)
- ジェーン・フィリップス - シェリー・ウィンタース(片岡富枝)
- ケイティ・コリンズ - ペイジ・コナー(川浪葉子)
- スーザン - J・A・タウンゼント(寺内よりえ)
- ポール・タウンゼント保安官 - ジョー・ドーシー
- 警部 - ウォレス・ウィルキンソン(幹本雄之)
- トーマス - ウォルター・ゴードン・sr
- おもちゃ屋店員 - シャオ・ホー・チャオ(伊井篤史)
- イエス・キリスト - フランコ・ネロ(小島敏彦)
スタッフ
[編集]- 監督 - マイケル・J・パラダイス
- 脚本 - ルチアーノ・コミチ、ロバート・マンディ
- 製作 - オヴィディオ・G・アソニティス
- 撮影 - エンニオ・グァルニエリ
- 編集 - ロベルト・クーリ
- 音楽 - フランコ・ミカリッツィ
日本語版スタッフ
評価
[編集]Rotten Tomatoesでは18件のレビューがあり、78%の支持率、平均点は10点満点中6.4点となっている[1]。Metacriticでは5人の批評家に基づき、加重平均値は100点満点中65点となり、「概ね好意的なレビュー」となっている[2]。
参考文献
[編集]- ^ “The VIsiter (1979) - Rotten Tomatoes”. Rotten Tomatoes. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “Critics Reviews for The Visiter (1980) - Metacritic”. Metacritic. 2021年7月18日閲覧。
外部リンク
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