カントリー・シスターズ

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カントリー・シスターズ
Country Sisters
出身地 チェコの旗チェコ共和国
ヤブロネツ・ナド・ニソウ
ジャンル カントリー・ミュージック
ロック
ゴスペル
活動期間 1989年 (1989) - 現在
公式サイト http://www.countrysisters.eu/
メンバー ソニア (Sonia)
アンドレア (Andrea)
リンダ (Linda)
ルッカ (Lucka) / 通称ルーシー (Lucy)
クララ (Klara)
アレナ (Alena)
旧メンバー 多数

カントリー・シスターズ (Country Sisters) は、ロック / カントリー音楽を演奏するチェコ共和国ヤブロネツ・ナド・ニソウを拠点とする6人編成のガール・グループガールズバンド)。このグループ名による活動は1989年から続いているが、グループの歴史はさらに10年以上遡り、前身のグループは1972年に結成され、チェコ語で Jizerská Protěž(「ジゼラ山のエーデルワイス」の意)と名乗っていた[1]

経緯[編集]

カントリー・シスターズは、中央ヨーロッパ諸国を中心に欧州各地をツアーしており、チェコ国内よりも国外での公演の方が多い[2]。特にフランススイスドイツや、スカンディナヴィア諸国で広く知られ、人気がある。さらに、オーストラリアカナダでもコンサートを行なっている。1998年に最初のオーストラリア・ツアーを行なったほか、2006年にはカナダをツアーし、メリット・マウンテン音楽祭 (Merritt Mountain Music Festival) に参加した[2]

彼女たちのレパートリーは、おもにロックンロールカントリー音楽スタンダード曲カバーで、その数は百曲以上に及ぶが、かつてのフランス領ルイジアナフランス領カナダアカディア)以来の伝統的な音楽であるケイジャンの曲も含まれている。演奏には、カントリー音楽に用いられる標準的な楽器が用いられ、ドラムスエレクトリック・ベースエレクトリック・ギターからなる典型的なリズム・セクションに、ピアノキーボードフィドルアコーディオンが加わる。

2003年、ドイツ語のカントリー音楽雑誌『Country Circle Magazine』誌は、カントリー音楽分野において優れたライブを行ったとして、カントリー・シスターズに Country Live Act 2003 の賞を贈った。

カントリー・シスターズは、オーストラリアのタムワース・カントリー・ミュージック・フェスティバル (Tamworth Country Music Festival) にも出演したことがある。

編成[編集]

このグループに参加したメンバーは、結成当初からのべ35人におよび、その中には歌手9人、フィドル4人、ベース4人、ピアノ5人、ギター5人が含まれている。彼女たちの作である「Allelujah」は、過去と現在の在籍メンバー全員によって演奏された。

2010年現在、グループの謳い文句は「ヨーロッパのハートからのカントリー・ミュージック (Country music from the heart of Europe)」であり、メンバーは以下の通りである。

ディスコグラフィ[編集]

  • White Line (1989)
  • All The Gold In California (1991)
  • Live In Zurich (1993)
  • Heart Of The Matter (1995)
  • One More Time (1997)
  • Country Sisters Live (1999)
  • You Can Make Me Happy (2002)
  • The Best Of (2004)
  • Canada Tour (2006)
  • Dare To Go Bare (2007)
  • Hot Ride (2010)

出典・脚注[編集]

  1. ^ a b Country Sisters - Sonia (bandmaster, bass guitar)”. Country Sisters. 2012年7月6日閲覧。
  2. ^ a b Mecir, Petr (2006年12月17日). “Country Sisters Taking Over In Canada”. CountryZone.net. 2012年7月7日閲覧。
  3. ^ Bridge Deutschland 社製。Im-Rampenlicht... The Country Sisters”. Bridge Deutschland. 2012年7月6日閲覧。

外部リンク[編集]