カイザー
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欧州の貴族階級 |
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カイザー(ドイツ語: Kaiser [ˈkaɪ̯zɐ] ( 音声ファイル)、オランダ語: Keyser, Keiser [ˈkɛi̯.zər] ( 音声ファイル))は、ドイツ語の皇帝号、君主号およびそれに由来する人名・地名。
概要
[編集]ガイウス・ユリウス・カエサル (Gaius Julius Caesar) から取られた帝政ローマの皇帝号や、副帝号カエサルの派生語でもある。ドイツ語では「皇帝」を意味しており、神聖ローマ帝国、オーストリア帝国(オーストリア=ハンガリー帝国)、ドイツ帝国では君主の称号を意味しており、フィクションでもドイツ系の皇帝の称号として使われる(例:『銀河英雄伝説』)。日本の天皇の訳語も"Kaiser"である[1]。
堅い文では、「r」を母音化させない昔ながらの発音に従い「カイゼル」とカナ表記されることもあり、その場合はヴィルヘルム2世個人を指す場合が多い。[2][3][出典無効]
また、帝王切開は、ドイツ語の「Kaiserschnitt」の訳語である。
なお、オランダ語や低地ドイツ語の一部の発音に従っって「ケイゼル」 (keyser) とカナ表記されることもある。
脚注
[編集]- ^ Neuer Kaiser bekommt Throninsignien, die er nicht anschauen darf(ディ・ヴェルト 2019年5月1日 2020年10月30日閲覧)
- ^ 竹中 亨『ヴィルヘルム2世 : ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」』中央公論社、2018年。
- ^ “『ヴィルヘルム2世』/竹中亨インタビュー”. 中央公論新社. 2022年6月29日閲覧。