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外語表記について(法人名、商品名)[編集]

「ノート:Twitterr」の「『ツイッター』で記事名を変えましょう」にもコメントとして書きましたが、日本語圏では、法人名はカナ表記で、商品名は(特にIT関係では)原語表記のままであることが多いように思います。例えば法人名「マイクロソフト」社はカナ表記されますが、その商品は「ウィンドウズ」とカナ表記する場合もあります(とくに新聞など)が「Windows」のように原語のまま表記されることが多いように思います。仮にそれに従うとすれば、Twitter という記事は商品のことを指しているようなので、記事名はそのままでも良いかと思いますが、法人としてのツイッター社はカナ表記であるべきだと思います。そのため本文をそのように書き換えました。(自分としては、このような表記分けは商品と法人のどちらについて言及しているのかを明示する意味もあります。)ただしこの表記文字の仕方についてはウィキペディア日本語版では統一されていないようです。参考までに法人名についてわずかな数ですが現状はこうなっています。

法人 ウィキペディア日本語版での記事名
アイビーエム(IBM IBM
アシックス(ASICS アシックス
アップル(Apple アップル (企業)
アイロボット(iRobot iRobot
イケア(IKEA イケア
ウーバー(Uber Uber
エムスリー(M3 エムスリー
グーグル(Google Google
ジンズ(JINS ジンズ
ダノン(Danone ダノン
チューリッヒ(Zürich チューリッヒ保険
ティーエスエムシー(TSMC) TSMC
テスラ(Tesla テスラ (会社)
トートー(TOTO TOTO (企業)
ネスレ(Nestlé ネスレ
パナソニック(Panasonic パナソニック
フォード・モーター(Ford Motor フォード・モーター
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) プロクター・アンド・ギャンブル
フォルクスワーゲン(Volkswagen フォルクスワーゲン
ブリヂストン(Bridgestone ブリヂストン
マイクロソフト(Microsoft マイクロソフト
リクシル(LIXIL LIXIL
モンベル(mont-bell モンベル
ヤフー(Yahoo! ヤフー(日本法人)、
Yahoo!(米国法人)
ライン(LINE LINE (企業)

ウィキペディア日本語版として指針が必要なのではないかと思いますが、ご意見がありましたら、よろしくお願いいたします。--テレワーク会話2018年7月14日 (土) 09:36 (UTC)[返信]

コメント 統一基準をつくるとおそらく指示に肥大化にしかなりません。「日本語話者の間で」どちらが良く使われるのかを判断して書くのが慣例になっています。法人名で行けば、まずは「法人名の登記上の正式名称」を優先します。例に挙げられている「TOTO」は東洋陶器から法人名を変えた際に登記上も「TOTO」にしています。また、トイレなどに使われるブランド名の「TOTO」にしても「トートー」と書かれたりすることはほとんどありません。登記上の正式名を用いているのは「パナソニック」「LIXIL」「LINE」「ブリヂストン」なども同じです。ブランド名を記事名にしているのではなくて、法人を記事とするため、この場合のガイドラインはこの正式名称に従うことになります。
「ネスレ」は日本外の企業でありますが、日本法人が「ネスレ日本」ですから、「Nestlé」を記事名にする必要がありません(「ネスレ」が一般的に知られている固有名詞と判断できる)。
一方で「IBM」は日本法人が「日本アイ・ビー・エム」ですが、公式でも「日本IBM」を用いていることや、「IBM」が一般的に使われている(単語ではなくて、頭文字をとったI・B・Mで読みに変化が見られない)ことからも、IBMを用いて差し支えないといえます。そもそも、日本語環境下でフランス語の表示環境が未熟であることを考慮しても、ネスレとIBMを同じ日本国外企業だからの一般論で片付けるのは難しい問題でもあります。
yahoo!とヤフーについてですが、これは米国法人と日本法人を区別する必要があって、表記が異なるのであれば無理に米国法人を「ヤフー」にする必要はないという判断と考えることができます。そもそも、米国法人を指して「ヤフー」と呼称している資料を用意できるのか?という疑問も出てくるわけですね。
マイクロソフトについては正式名称及び日本での一般的な呼称に準拠です。また、OSの商品名である「Windows」はウィンドウズも資料によっては散見できるかもしれませんが、マイクロソフトが日本語で行っている商品に対する記述は一貫として「Windows」のままです。日本語として、ウィンドウズと読むとしても、対外的記述はWindowsが一般的であると判断できます。Windows10が「ウィンドウズテン」と日本語表記されて売られているわけではありません。
指針としても何も「記事が法人に向いているのか、商品(ブランド)に向いているのか」で全く話が異なるわけですから、どっちかで書けみたいに指針を整備するのは意味がありません。
で、最初の問題点にあるTwitterですが、ではTwitter, Inc.は、法人を指すときに「ツイッター(社)」を用いているのか?という話です。サービスも同じ、法人も同じであれば記事名としてはどちらかあるいは両方を曖昧さ回避すればよい話です。ノート:アップル (企業)でにおける「法人としてのApple, Inc.の記事名をどうするか」と同じような議論をTwitterで行ったらいかがですか?--アルトクール会話2018年7月14日 (土) 10:26 (UTC)[返信]

コメント 要するに「ウィキペディア日本語版では統一されていない」ことを不満・起点としてのご質問のようです。ですが、「統一されていな」くてよいのです。なぜならば、現実世界で多様な表記が混在しているからです。WP:CRITERIAは、「最も一般的・著名」を原則のひとつにしています。それがアルファベットだったりカタカナだったり漢字だったりすれば、ウィキペディアでもそうするだけです。もしも仮に、フランス語やロシア文字やアラビア文字で記された商標が日本で一般的になったなら、それが記事名に採用されることになるでしょう。--柒月例祭会話2018年7月15日 (日) 06:17 (UTC)[返信]

コメント こんにちは。まず「強制的な統一基準」は困難と思いますが、推奨(優先順位ガイド)としての「統一基準」はあるべきと思います。現在はWikipedia:記事名の付け方#法人・団体名があり、「外国語の法人・団体名については、公式な日本語表記又は一般的な日本語の出版物等に使われる表記を使用することとし、これらが不明な場合は原則としてカナ表記とする」などがあります。なお原則は、記事名は略称より正式名称ですが、英語版でも「IBM」[1]「AT&T][2]等は略称が、「FBI」「CIA」等は正式名称が使用されています。また日本法人の場合、少なくとも以前は登記上の制約でアルファベットが使用できず、その企業の意向だけではありません。記事名ではNTT-ME日本アイ・ビー・エムなど、どちらを選択するかは分かれています。商品名の場合、日本語版での製品パッケージには昔から(2.0から)「Microsoft Windows」と英語表記な点も判断基準と思います(Microsoft日本法人のドキュメントは翻訳の関係もあり混在ですし、新聞はコンピュータ分野に詳しくない人も対象なので意図的に「ウィンドウズ」等も多いです)。つまり用語は、読者や意図によって使い分けられています(日本語に限らず)。個人的には「強制的な統一基準」を策定して一斉実施する事は実現可能性が低いと思いますが、必要ならばWikipedia:記事名の付け方を改善していき、分野ごとに徐々に標準化していく(特にガイドに相違するものから改名提案して順次議論・合意していく)という形ならば、望ましいと思います。--Rabit gti会話) 2018年7月15日 (日) 13:45 (UTC) (追記)テレワークさんの最初の発言を読み返してのコメントです。(1)「アイビーエム」は登記上は「日本アイ・ビー・エム株式会社」なので、日本語カタカナの場合も「・」(中黒)を入れるかどうかの話もあります。(2)「Microsodt」「Windows」「Excel」等も、知名度が低い時はカタカナで、知名度が上がると製品パッケージに書かれた英文で書かれる傾向があります。他方「IBM」「AT&T」「hp」「NEC」など略称の方が有名な場合は、文字数を減らす意味でも略称が多く使用される傾向があります。ノートで改名議論の際は、どれが「日本語話者の大多数にとって、最も曖昧でなく、最も理解しやすいもの」なのか、議論になる事が良くあります。--Rabit gti会話2018年7月15日 (日) 14:05 (UTC)[返信]