O・Z (企業)
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
イタリア パドヴァ県サン・マルティーノ・ディ・ルーパリ |
設立 | 1971年1月4日 |
業種 | 製造業 |
事業内容 | アルミホイールの製造・販売 |
代表者 | クラウディオ・ベルノーニ |
資本金 | 8,256,000ユーロ |
従業員数 | 400名 |
外部リンク | http://www.ozracing.com/ |
OZ(オーゼット OZ S.p.A. )はイタリアの自動車部品メーカーである。主に"O・Z Racing"のブランドで、アルミホイールを製造・販売している。
概要
[編集]1971年、オーゼットは自動車用アルミホイールを製造する会社として、シルヴァーノ・オゼッラドーレ (Silvano Oselladore) とピエトロ・ゼン (Pietro Zen) がヴェネト州ヴィチェンツァ県ロッサーノ・ヴェーネトで創業したのが始まりで、それぞれの姓の頭文字からO・Zとした。最初の製品はミニ・クーパー用のアルミホイールであった。 1978年にはイスナルド・カルタの支援を受け株式会社としてのO・Zが設立された。
1984年にクラウディオ・ベルノーニ率いる「O・Z Racing」をレース部門として立ち上げ、1985年にアルファ・ロメオ・ユーロレーシングへフォーミュラ1用ホイールを提供したのを皮切りに、フォーミュラ1や世界ラリー選手権などの世界最高峰のモータースポーツにホイールを供給し続けている。また、同じくイタリアにある自動車部品サプライヤーのスパルコとコラボレーションして同ブランド名義のホイールを販売しているほか、AMGやハルトゲ、ACシュニッツァーなどへも製品のOEM提供を行っている。
1992年に現在も拠点としているパドヴァ県サン・マルティーノ・ディ・ルーパリへ移転した。
1999年にはアプリリア向けの純正ホイールの提供を開始した。
生産拠点
[編集]- イタリア パドヴァ
主なレースホイールの供給先
[編集]※データは2018年現在
- フォーミュラ1 (F1)
- 世界ラリー選手権 (WRC)
- インディカーレース 約90%のシェア
- フォーミュラE トップシェア
- ル・マン24時間レース LMP2など多くの車輌へ供給 ※過去にはアウディスポーツへ供給
- ダカール・ラリー
- フォーミュラ2 (F2)
- Moto GP
関連項目
[編集]- 1984年 社内に専門のレース部門を設立。
- 1989年 オーゼット・ジャパン株式会社を設立。
- 1990年カルロス・サインツがトヨタ・セリカにて、世界ラリー選手権タイトルを制覇。
- 1993年 オーゼット・ドイツを設立。フォーミュラ1にてアラン・プロストがドライブするウィリアムズF1チームがコンストラクターズとドライバーズタイトルをダブル制覇。
- 1994年 社内にスタイルセンターを設立。
- 1996年フォーミュラ1にてデイモン・ヒルがタイトルを獲得。
- 1997年 CART、インディ500、インディ・レーシング・リーグ (IRL) の3冠でタイトルを獲得。
- 1998年 German KBA Board発行による、ISO9001を取得。
- 1999年 2輪車用アルミニウム鍛造ホイールをアプリリアへ供給。
- 2000年 世界ラリー選手権にてプジョー・206WRCがタイトル獲得。
- 2001年 世界ラリー選手権にてプジョーチームがタイトル獲得。スバルチームのリチャード・バーンズがドライバーズタイトルを獲得。共にOZホイールを装着した。アフターマーケット向けに、モーターバイク用アルミニウム鍛造ホイールを本格的にリリース開始。
- 2002年 プロトタイプデザイン専門スクールFranco Sbarroとの提携を開始。
- 2003年 世界ラリー選手権ワークスシェア100%を達成。同時にダブルタイトル獲得。
- 2004年 ル・マン24時間レースにてアウディチームがタイトルを獲得。
- 2005年 当時、最年少フォーミュラ1年間チャンピオンドライバーとなったフェルナンド・アロンソが所属していたルノーF1にて、2年連続のダブルタイトル制覇に貢献。
- 2006年 オーゼット創立35周年を迎える。
- 2007年 モータースポーツ活動において、合計100のタイトルを獲得する。
- 2010年 フォーミュラ1にてレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが年間タイトルを獲得。ル・マン24時間レースにてアウディチームが9回連続のタイトルをOZと共に獲得。
- 2011年 オーゼット創立40周年を迎える。