Mafia: The City of Lost Heaven

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Mafia: The City of Lost Heaven(通称:マフィア)は、チェコ共和国のゲーム製作会社イリュージョン・ソフトワークスが発売したコンピュータゲーム。日本語版はズーより2003年2月14日に発売された[1]

概要[編集]

1930年代アメリカ禁酒法時代を背景に、タクシー運転手であった主人公トミーがマフィア組織の中で成り上がっていくストーリーである。1930年代のシカゴの街をイメージした架空の都市ロストヘブンとしてひとつの都市がリアルに再現されており面積は12マイルある[2]。重厚なストーリーなどで評価は高い。反面、戦闘の難易度が高い、クイックセーブができない(場面ごとのセーブのみ)、バグが多いなど、システム面の欠陥に対する批判も少なくない。

比較的同類のゲームグランド・セフト・オートシリーズとよく引き合いに出される作品であるが、キャラクターや車両の挙動、車、武器などのモデリングが30年代当時を忠実に再現しているため、それと比べてかなり渋い設定となっている。また、武器を携帯して街中を歩いたり、スピード違反や信号無視など交通法規を無視した走行を行っている状態で警察官に発見されると追跡・逮捕される場合があるため、気軽に違法行為をすることができない(ただし、軽度の違反なら罰金を払えば逮捕はされないほか、警察官全員に連絡がなされるまでにその警察官を殺害することで追跡を回避することはできる)。

サウンドトラック[編集]

BGMはスウィングジャズブルースなどで、当時の雰囲気を醸し出すような楽曲が数多く用いられている。演奏はジャンゴ・ラインハルトロニー・ジョンソンミルス・ブラザーズなど実在したミュージシャンによるものである。

登場人物[編集]

トーマス・"トミー"・アンジェロ
このゲームの主人公。イタリア系。元は平凡なタクシー運転手だったが、マフィア同士の抗争に巻き込まれ、暗黒街に足を踏み入れる。任務を着々とこなしドンの信頼を勝ち取って出世していく一方、その裏で良心の呵責に苦しむ。しかし、本人は「過去のことをグチグチと考えるタイプではない。」と語り、殺人などの犯罪行為に手を染めていったことにはそこまでの罪悪感はないようである。また、本質的には誰にでも優しく、危険な立場になった人物を、自分の危険を顧みずに逃がす手伝いをすることもある。続編である、「Mafia 2」のムービーシーンにも登場する。
ポーリー
トミーの親友。トミーをマフィアの世界に引き込んだ人物でもある。キレやすい性格で、とんでもないことをやらかすこともしばしば。3人の中でもっとも小柄。
サム
トミーの仕事仲間。ポーリーの相棒で、3人揃って仕事をすることが多い。がっしりとした男だが無口。ファミリーへの忠誠は人一倍高い。
ドン・サリエリ
サリエリ・ファミリーのボス。シチリアの出身で、人情深く、ファミリーの皆から尊敬されている。しかし、裏切り者には容赦しない冷酷な一面もある。街での勢力拡大のための任務をトミーに与える。同じシチリア出身のペペというシェフのレストランで食事するのが楽しみであるようだ。
フランク
ファミリーの顧問(コンシリエーリ)を務める物静かな紳士。主にファミリーの財政面とビジネスの法律面に関与する。サリエリの幼馴染であり親友。妻と娘がいる。マフィアのコンシリエーリではあるが、流血沙汰は好きではない。
ヴィンチェンツォ
ファミリーの武器を管理する。サリエリの幼馴染で、シチリアの出身。ミッション開始時に訪れると、トミーに武器一式を貸し出してくれる。また、孫がいる。
ラルフ
ファミリーの車を管理する。車の扱いにかけては天才的だが、他の事はまるで知らず、満足に話すこともできない。トミーに車の窃盗技術を教えてくれるほか、その見本とした車をミッションのために貸してくれる。彼の友人として、ルーカス・バートーネがいる。
モレロ
モレロ・ファミリーのボス。暴力的な手法で街での勢力拡大を狙い、サリエリ・ファミリーに敵対する。サリエリとは深い因縁がある。
セルジオ
モレロの弟。港湾労働組合を支配している。兄の右腕となってサリエリ・ファミリーと敵対する。やたらに悪運が強い。
ルーカス・バートーネ
車の整備工場を営むイタリア系の男。トミーに色々な依頼を持ちかけ、その見返りに高級車の窃盗技術を教えてくれる。
ルイージ
サリエリのバーの料理長を務める。サラの父。
サラ
ルイージの娘。よくバーを手伝いに来ていたが、その帰宅途中で暴漢に襲われかけ、トミーに救われる。
イエロー・ピート
映画館「ツイスター」の裏にある銃砲店の主人。街でいちばん歯が黄色く息が臭いために「イエロー」と呼ばれている。片腕を失っている。
ノーマン
ロストハーベン市警の刑事。職務に忠実で、マフィアのような人種を毛嫌いしている。本編のストーリーは、トミーが自らの回想をノーマンに語っていく形式で進行する。

使用車両[編集]

Bolt(フォード)
Type A(フォード・モデルT)、Type B(フォード・モデルA)、V8(モデルA,V8)、Thrower(サンダーバード)
Falconer(Falcon-Knight)[1]
(Model 10)
Crusader(ポンティアック)
Chromium(Silver Streak)
Schubert(シボレー)
Guardian(ハドソン)
Terraplane(テラプレーン)
Thor(コード)
812(812)
Bruno(オーバーン)
Speedster 851(Speedster 851)
Lassiter(キャディラック)
V16Fourdoor(V16インペリアルセダン)
Wright(ビュイック)
(Special)
Silver FletCher(ピアスアロー)
Silver Fletcher(Silver Arrow)
Trautenberg(デューセンバーグ)
モデルJ(モデルJ)
Ulver(クライスラー)
Airstream(Airflow)
Celeste(メルセデス・ベンツ)
Marque 500(500K)
Manta Prototype(Phantom Corsair)
Brubaker(Miller)
4WD
Ceaser(アルファ・ロメオ)
8C Mostro、8C 2300 Racing
Carrozella(ブガッティ)
C-Otto 4WD

使用可能武器[編集]

近接戦闘用武器
野球バットバール、鉄の棒、板材、ナイフ指金具バケツボトル、(通常では出すことが出来ない武器であるがの頭、
銃火器
拳銃
コルトM1911コルト・ディテクティブスペシャルS&WM27、S&W・M10 ミリタリー&ポリス
サブマシンガン
トンプソンM1928サブマシンガン
小銃
スプリングフィールドモシン・ナガンM1891/30スコープ搭載モデル
散弾銃
ポンプアクション散弾銃、切り詰め水平二連散弾銃(ゲーム中では短銃身散弾銃と呼称)
投擲兵器
火炎瓶手榴弾

Mafia 2[編集]

続編であるMafia 2が2010年8月24日(北米時間)に発売された。 PC, Xbox 360 , プレイステーション3に対応。 舞台は1945年1951年ニューヨークサンフランシスコをモデルとした架空の都市であるエンパイア・ベイ。 主人公がマフィアになるまでの過程が描かれている。

参照[編集]

  1. ^ マフィア-4gamer.netより。
  2. ^ 西尾ゆきの海外ゲームレポート

外部リンク[編集]