ワールドラグビーセブンズシリーズ

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ワールドラグビーセブンズシリーズ(World Rugby Sevens Series)は、ワールドラグビー公認の7人制ラグビーにおける国際大会の総称。通称セブンズ2010-2011シーズンからHSBCが冠スポンサーとなっている。[1] 1999-2000シーズンにIRBワールドセブンズとして開始し、2006-2007シーズンよりIRBセブンズワールドシリーズに改められた。 参加国は12月から翌年の6月まで世界各地を転戦し、各大会ごとにポイントを加算。その合計ポイントによって、シーズン総合優勝が争われる。 シーズン総合優勝の歴代最多は、ニュージーランドの12回である。

大会[編集]

毎年11月から翌年5月にかけて、10カ国持ち回りのサーキット方式で行われる。開催する国または地域と大会名の通称は以下の通りである。日程は16-17シーズンから。

2015–16 Itinerary
Leg Stadium City
UAE (ドバイ) ザ・セブンズ ドバイ
南アフリカ ケープタウン・スタジアム ケープタウン
ニュージーランド ウェリントン・リージョナル・スタジアム ウェリントン
オーストラリア シドニー・フットボール・スタジアム シドニー
カナダ BCプレイス バンクーバー
USA サム・ボイド・スタジアム ラスベガス
シンガポール ナショナルスタジアム シンガポール
香港 香港大球場 香港
フランス スタッド・ジャン=ブーアン パリ
イングランド トゥイッケナム ロンドン

なおドバイとオーストラリア大会は女子セブンズシリーズとの同時開催でもある。2015-16シーズンからは日本に代わってシンガポール、またスコットランドに代わってフランスで開催される。その他カナダでの開催が決まり、10大会になった。

大会フォーマット[編集]

  • 各大会に参加するのはシリーズ全戦に出場するコアチーム15チームとゲストチーム1チームの合計16チームである。
  • 大会初日は参加16チームを4チーム×4プールにわかれて。総当りのリーグ戦をおこない各プールの順位を決める。各プール上位2チームは大会優勝をかけたカップ戦へ、下位2チームは9位以下の順位を決めるボウル戦へ。大会二日目はトーナメント戦をおこなう。カップ戦は各プールの1位対2位、ボウル戦は各プール3位対4位で1回戦を戦い。カップ戦敗者はプレート戦(5位決定戦)へ、ボウル戦敗者はシールド戦(13位決定戦)に進む。その後はカップ戦を除き破れた時点でその大会の順位が確定するがカップ戦は3位決定戦を行なう。
  • 各大会の得点は以下のようになる。
    • カップ戦  1位22pt 2位19pt 3位17pt 4位15pt
    • プレート戦 1位13pt 2位12pt 3位10pt
    • ボウル戦  1位8pt 2位7pt 3位5pt
    • シールド戦 1位3pt 2位2pt 3位1pt

 

  • スコットランドセブンス終了時点でコアチーム下位3チームはロンドンセブンスにて翌シーズンのコアチームの決定戦へ進み。ほかは翌年のコアチームとなる。
    • コアチーム決定戦は8チームが出場し上位3位までが来年のコアチームとなる。
      • 8チームを4チーム×2プールに分かれての総当たり戦。
      • 総当たり戦の結果を基に下図でトーナメント行う。

決勝トーナメント[編集]

1回戦 準決勝 3位決定戦
                   
GAME 1        
 Aの1位  
GAME 5
 Bの4位    
 GAME 1の勝者  
GAME 2
   GAME 2の勝者    
 Aの2位  
GAME 7
 Bの3位    
 GAME 5の敗者  
GAME 3
   GAME 6の敗者  
 Aの3位  
GAME 6
 Bの2位    
 GAME 3の勝者  
GAME 4
   GAME 4の勝者    
 Aの4位  
 Bの1位    

出場するのは以下のチームとなる。

  • 今シーズンのコアチーム下位3チーム
  • アジアセブンスの優勝チーム
  • 予選を通過した4チーム
    • 予選は12チームを4チーム×3プールに分かれてリーグ戦を行う。
    • 各プール上位2チームと3位の上位2チームがトーナメントに進む。
    • トーナメント1回戦の勝者が予選通過となる。
  • シーズンは各大会での獲得ポイントの合計で争われる。

歴代成績[編集]

シーズン ラウンド数 総合優勝(ポイント) 2位 3位 4位 5位 6位
1999-00 10  ニュージーランド (186)  フィジー  オーストラリア  サモア  南アフリカ共和国  カナダ
2000–01 9  ニュージーランド (162)  オーストラリア  フィジー  サモア  南アフリカ共和国  アルゼンチン
2001–02 11  ニュージーランド (198)  南アフリカ共和国  イングランド  フィジー  オーストラリア  サモア
2002–03 7  ニュージーランド (112)  イングランド  フィジー  南アフリカ共和国  オーストラリア  サモア
2003–04 8  ニュージーランド (128)  イングランド  アルゼンチン  フィジー  南アフリカ共和国  サモア
2004–05 7  ニュージーランド (116)  フィジー  イングランド  南アフリカ共和国  アルゼンチン  オーストラリア
2005–06 8  フィジー (144)  イングランド  南アフリカ共和国  ニュージーランド  サモア  アルゼンチン
2006–07 8  ニュージーランド (130)  フィジー  サモア  南アフリカ共和国  イングランド  ウェールズ
2007–08 8  ニュージーランド (154)  南アフリカ共和国  サモア  フィジー  イングランド  アルゼンチン
2008–09 8  南アフリカ共和国 (132)  フィジー  イングランド  ニュージーランド  アルゼンチン  ケニア
2009–10 8  サモア (164)  ニュージーランド  オーストラリア  フィジー  イングランド  南アフリカ共和国
2010–11 8  ニュージーランド (166)  南アフリカ共和国  イングランド  フィジー  サモア  オーストラリア
2011–12 9  ニュージーランド (167)  フィジー  イングランド  サモア  南アフリカ共和国  オーストラリア
2012–13 9  ニュージーランド (173)  南アフリカ共和国  フィジー  サモア  ケニア  イングランド
2013–14 9  ニュージーランド (180)  南アフリカ共和国  フィジー  イングランド  オーストラリア  カナダ
2014–15 9  フィジー (164)  南アフリカ共和国  ニュージーランド  イングランド  オーストラリア  アメリカ合衆国
2015–16 10  フィジー (181)  南アフリカ共和国  ニュージーランド  オーストラリア  アルゼンチン  アメリカ合衆国

テレビ放送[編集]

日本国内では2014-15シーズンにコアチームとして出場を決めたため、J SPORTSで全戦中継されるが、日本大会を除き全戦録画中継が中心で、日本戦とカップ準決勝・決勝のみ放送される。また日本大会は2012年テレビ東京[2]で、2013年TBS[3]で、2014年からはTBSとBS-TBS[4]で録画中継されている。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]