GP (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
GP
グラム・パーソンズスタジオ・アルバム
リリース 1973年1月
録音 1972年9月 - 10月 カリフォルニア州 Wally Heider Studios
ジャンル カントリーロック
時間 38分37秒
レーベル リプリーズ・レコード
プロデュース グラム・パーソンズ、リック・グレッチ
専門評論家によるレビュー
グラム・パーソンズ 年表
GP
(1973年)
グリーヴァス・エンジェル
(1974年)
テンプレートを表示

GP』は、アメリカ合衆国カントリーロック・ミュージシャン、グラム・パーソンズ(元バーズフライング・ブリトー・ブラザーズ)の生前唯一のソロ・スタジオ・アルバム

背景[編集]

1972年、パーソンズはクリス・ヒルマンを介してエミルー・ハリスと出会い、彼女を自分のバック・バンドに誘う[1]。そして、リック・グレッチ(元ファミリーブラインド・フェイストラフィック)を共同プロデューサーに迎えて本作をレコーディングした。本作に参加したミュージシャンのうちジェームズ・バートン、グレン・D. ハーディン、ロニー・タットは当時、エルヴィス・プレスリーのバック・バンドであるTCBバンド英語版で活動していた[2]

評価・影響[編集]

セールス的には成功を収められず、Billboard 200入りを果たせなかったが、音楽評論家のStephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて本作に5点満点を付け「恐らく、彼の音楽的なパーソナリティが最良の形ではっきりと表現されたアルバム」「このアルバムはパーソンズの才能と影響力を忘れがたいものとしている」と評している[3]

エルヴィス・コステロは、本作からエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ名義のアルバム『オールモスト・ブルー』(1981年)で「ハウ・マッチ・アイヴ・ライド」をカバーしており[4]、2004年に再発されたアルバム『コジャック・ヴァラエティ』(1995年)のボーナスCDには「スティル・フィーリング・ブルー」が収録された[5]

収録曲[編集]

特記なき楽曲は、グラム・パーソンズ作。

  1. スティル・フィーリング・ブルー - Still Feeling Blue - 2:40
  2. ウィール・スウィープ・アウト・ジ・アッシェズ・イン・ザ・モーニング - We'll Sweep Out the Ashes in the Morning (Joyce Allsup) - 3:13
  3. ア・ソング・フォー・ユー - A Song for You - 4:58
  4. ストリーツ・オブ・ボルティモア - Streets of Baltimore (Tompall Glaser, Harlan Howard) - 2:53
  5. シー - She (Gram Parsons, Chris Ethridge) - 4:59
  6. ザッツ・オール・イット・トゥック - That's All It Took (Darrell Edwards, Charlotte Grier, George Jones) - 2:59
  7. ニュー・ソフト・シュー - The New Soft Shoe - 3:54
  8. キス・ザ・チルドレン - Kiss the Children - 2:57
  9. クライ・ワン・モア・タイム - Cry One More Time (Peter Wolf, Seth Justman) - 3:38
  10. ハウ・マッチ・アイヴ・ライド - How Much I've Lied (G. Parsons, David Rifkin) - 2:29
  11. ビッグ・マウス・ブルース - Big Mouth Blues - 3:51

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]