FOUR SEASONS

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FOUR SEASONS
THE YELLOW MONKEYスタジオ・アルバム
リリース
録音 1995年6月 - 7月
RIDGE FARM STUDIO(SURREY)
WESTSIDE STUDIO(LONDON)
ジャンル ロック
時間
レーベル TRIAD / 日本コロムビア
プロデュース 吉井和哉
宗清裕之
チャート最高順位
THE YELLOW MONKEY 年表
smile
(1995年)
FOUR SEASONS
(1995年)
TRIAD YEARS actI
1996年
FOUR SEASONS収録のシングル
  1. 追憶のマーメイド
    リリース: 1995年7月21日
  2. 太陽が燃えている
    リリース: 1995年9月30日
  3. JAM/Tactics
    リリース: 1996年2月29日
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FOUR SEASONS(フォー・シーズンズ)は日本のロックバンドTHE YELLOW MONKEYの5枚目のオリジナルアルバム。

1995年11月1日日本コロムビア・トライアドレーベルよりリリースされた。 2000年8月19日に廉価盤が、2013年12月4日にリマスター盤(Blu-spec CD2)がそれぞれ発売された。


解説[編集]

  • 初のロンドンレコーディング。前作『Smile』に続き健全でポップな内容を目指し、バンド初のオリコンアルバムチャート1位を獲得した作品。所属事務所はデモテープを聴いた段階でヒットを確信し、新車をオーダーしていたという[1]
  • 吉井は本作のテーマとして、アルバムタイトル曲の『Four Seasons』の冒頭の歌詞である「まず僕は壊す」をあげており、「殻に閉じこもっている自分を壊してしまおう」という意味が込められていると語っている[1]
  • 吉井曰く、本作では「わかりやすい言葉」「日記のような歌詞」を心がけたと語っており、本作のコンセプトでもあると語っている[2]
  • 本作リリース後、シングル「JAM/Tactics」、「SPARK」をリリースした後、バンドはレコード会社をファンハウスへ移籍。トライアド在籍最後のオリジナルアルバムとなった。

収録曲[編集]

  1. Four Seasons (4:48)
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    アルバムタイトル曲。『THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM』でフジファブリックカバーした。メンバーの志村の急逝に際し、吉井は自身のソロライブにおいてフジファブリックver.に近い形のアレンジで同曲を披露した。
  2. Overture〜太陽が燃えている (5:34)
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    先行シングル曲。Overtureと題した前奏が追加されており、「太陽が燃えている」というフレーズを繰り返す。シングルバージョンよりもボーカルとギターソロの音がやや抑え目になっている[3]
  3. I Love You Baby (3:52)
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    吉井曰く「この曲は俺なりのヘヴィメタ[2]吉井和哉のライブアルバム『Dragon head Miracle』にも収録された。
  4. Tactics (4:28)
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    フジテレビ系アニメるろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のエンディングテーマに起用され、後に「JAM」との両A面9thシングルとしてリリースされた。吉井はこの曲を以前からシングル・カットしたがっていたという[3]
    ライブでは長尺の前奏が追加され、コール&レスポンスを行うのが定番となっている。
  5. ピリオドの雨 (6:39)
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    愛の終わりを歌ったバラードナンバー。
  6. Love Sauce (4:04)
    (作詞:吉井和哉 / 作曲:廣瀬洋一・吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    ベースの廣瀬洋一が初めて作曲した作品である。歌詞は行きずりの男女の関係を歌っている。
  7. Sweet & Sweet (3:30)
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    8thシングル「太陽が燃えている」カップリング。
  8. 月の歌 (5:16)
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    当初は心中をテーマにする予定であり、仮タイトルも「心中」であった。しかし、ディレクターから「この時期に出す曲ではない」と反対され、現在の歌詞とタイトルに変更された[1][4]。レコーディング中、最後まで歌詞が出来上がらなかった曲である[3]
  9. 追憶のマーメイド (Album Version) (4:00)
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    7thシングル。アルバム用にロンドンで新たにミックスをし直したもの。ギターのリフの一部とソロが撮り直されており、シングルバージョンではあったタンバリンの音がカットされている。
  10. Father (4:59)
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    吉井の幼い頃に他界した父親への思いが歌われている。メンバーはこの曲を聴いて「こういうテーマの曲が出るとは」と驚いていたという[4]。後に『THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST』に収録された。
  11. 空の青と本当の気持ち (5:36)
    (作詞:吉井和哉 / 作曲:菊地英昭 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    ギターソロが先にできていたというスローテンポのナンバー。間奏では英語の台詞が入る。『THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST』のDISC1のトリを飾った曲である。『THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM』で星羅カバーした。

未発表曲[編集]

  • Wedding Dress
    • 「太陽が燃えている」のカップリングになる予定だったが、ボツになりお蔵入りとなっていた。後に『TRIAD YEARS act II』に収録され、日の目を見る事となった。

参加ミュージシャン[編集]

参考文献・出典[編集]

  1. ^ a b c 「吉井和哉自伝 失われた愛を求めて」(ロッキング・オン
  2. ^ a b ROCKIN'ON JAPAN 1995年10月号
  3. ^ a b c TRIAD COMPLETE BOX ブックレット
  4. ^ a b 「ブリッジ97年4月号」