Alice (シナジー幾何学)

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Alice
ジャンル アドベンチャー
ゲーム
ゲームジャンル ビジュアルノベル
対応機種 Macintosh II
推奨環境 CPU:25MHz 68LC040以上
メモリ:実装8MB 空きエリア5MB以上
システムソフトウェア:System7以上
CD-ROMドライブ:倍速読み出し
開発元 シナジー幾何学
発売元 東芝EMI
シナリオ ルイス・キャロル
庄野晴彦
音楽 加藤和彦
メディア CD-ROM 1枚
プレイ人数 1人
発売日 1991年
レイティング 全年齢
画面サイズ 640×480
256色(SVGA)
キャラクターボイス なし
テンプレート - ノート
プロジェクト ゲーム
ポータル ゲーム文学

Alice』(アリス)は、シナジー幾何学が制作し、1991年に東芝EMI株式会社から発売された日本初の本格的マルチメディアソフトウェア。同年のAVAマルチメディアグランプリにおいて、通産大臣賞を受賞した。

解説[編集]

ルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』および『鏡の国のアリス』の世界観を基に、金子國義が絵画を、加藤和彦がコンセプトとサウンドを提供、庄野晴彦が全体の構成を担当し、MacroMind Directorにて製作された。金子國義は、矢川澄子訳版『不思議の国のアリス』などでルイス・キャロル作品の挿絵を描いており、加藤和彦はこのソフトのために18のオリジナル・サウンドを創り、庄野晴彦が絵画と音楽をレイアウトしている。

プレイ方法[編集]

『Alice』の世界観は「2つの現実の部屋」、「扉や回廊で立体的につながった各壁に絵の掛かる12の部屋」、「部屋を取り囲む外の世界」で構成されており、プレイヤーは秘密の抜け道を通り、部屋と外界とを行き来することで、場面毎に異なる絵画や音楽を鑑賞でき、各部屋に隠された53枚のトランプカードを探すロールプレイングゲームを行うこともできる。

パッケージ[編集]

書籍を模した箱にディスク1枚とトランプカードひと組、金子・加藤・庄野のサイン(複製)入りの封書が収められている。箱に書かれたタイトル『Alice』の上部にはMultimedia Softwareと記され、日本で作られたソフトでは初めてマルチメディアを宣言している。同じく下部に記された"I Can't Explain Myself"は、『不思議の国のアリス』中のアリスと芋虫の会話で"… because I'm not myself."と続く言葉である。箱の裏には金子によるイラストが描かれている。価格は税別28,000円。

ハイブリッド版[編集]

Alice – An Interactive Museum
ジャンル アドベンチャー
ゲーム
ゲームジャンル ビジュアルノベル
対応機種 Macintosh II / Microsoft Windows 3.1
推奨環境 (Windowsのデータを記載)
CPU:33MHz i486以上
メモリ:実装8MB以上 空きエリア5MB以上
システムソフトウェア:MS-DOS 5.0 以上
Microsoft Windows 3.1以上
CD-ROM Extensions Ver.2.2以上
サウンドボード:16bit PCMサウンド
CD-ROMドライブ:倍速読み出し
開発元 シナジー幾何学
発売元 東芝EMI
シナリオ ルイス・キャロル
庄野晴彦
音楽 加藤和彦
メディア CD-ROM 1枚
プレイ人数 1人
発売日 1994年
レイティング 全年齢
画面サイズ 640×480
256色(SVGA)
キャラクターボイス なし
その他 規格番号:TORT-3001
テンプレート - ノート
プロジェクト ゲーム
ポータル ゲーム文学

1994年にはWindows3.1にも対応したハイブリッド版が発売された。タイトルは『Alice - : An Interactive Museum』に改題され、価格も税別9,800円に引き下げられた。パッケージはトールサイズの紙ケースにディスクと解説書が収納されたものとなっている。