コンテンツにスキップ

Aero the Acro-Bat

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Aero The Acro-Batから転送)
Aero the Acro-Bat
ジャンル アクションゲーム
対応機種 メガドライブ
スーパーファミコン
ゲームボーイアドバンス
Wii (バーチャルコンソール)
Nintendo Switch
PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox One
Xbox Series X/S
開発元 Iguana Entertainment英語版
発売元 サンソフト
Metro3D英語版 (GBA(日本の旗アメリカ合衆国の旗))
Zoo Digital Publishing英語版 (GBA(欧州連合の旗))
Gaijinworks (Wii)
Shinyuden (Switch(日本の旗))
ラタライカゲームス (Switch(日本の旗以外), PS4, PS5, Xbox One, Series X/S)
発売日 MD
アメリカ合衆国の旗 1993年8月1日
欧州連合の旗 1993年
SFC
アメリカ合衆国の旗 1993年10月12日
欧州連合の旗 1993年11月
GBA
欧州連合の旗 2002年4月
アメリカ合衆国の旗 2002年6月21日
日本の旗 2002年12月20日
Wii(SFC版の移植)
欧州連合の旗 2010年7月23日
アメリカ合衆国の旗 2010年7月26日
Switch, PS4, PS5, Xbox One, Series X/S
2024年8月2日(SFC版の移植)
2024年11月1日(GBA版の移植)
対象年齢 IARC:7+
ESRBE10+(10歳以上)
PEGI7
USK12(12歳未満提供禁止)
ACB:PG
コンテンツ
アイコン
IARC:暴力 (軽度)
ESRB:Fantasy Violence, Mild Blood
PEGI:Mild Violence
USK:Fantasy-Gewalt
ACB:Mild Violence
テンプレートを表示

Aero the Acro-Bat』は、アメリカIguana Entertainment英語版が開発しサンソフトより欧米で1993年に発売されたアクションゲーム日本でのタイトルは、2002年12月20日発売のゲームボーイアドバンス版が『アクロバットキッズ』、2024年8月2日発売のNintendo Switch版が『エアロ アクロバット キッズ』、同日発売のPlayStation 4/PlayStation 5版が『Aero The Acro-Bat』となっている。

本作の続編『Aero the Acro-Bat 2英語版』が1994年に発売、また、スピンオフ作品『Zero the Kamikaze Squirrel英語版』も同じく1994年に発売された。

ストーリー

[編集]

その昔、エドガー・エクター(Edgar Ektor)という名の意地悪な金持ちの少年はサーカスが大好きだったが、出演する動物に悪さをして大けがをさせそうになり、サーカスへの出入り禁止を命じられた。

それから20年後、実業家となったエドガーは、自身を追放したサーカス団へ復讐するべく、リスのゼロ(Zero the Kamikaze Squirrel)や邪悪な手下たちの助けを借りてサーカス団員の誘拐を実行する。唯一残されたサーカス団のスターであるエアロ(Aero the Acro-Bat)は、団員を救出しエドガーを打倒するため冒険に出る。

システム

[編集]

主人公のエアロは擬人化されたコウモリのような姿で、背中の翼を用いて空中で滑空したり2段ジャンプしたりすることができる。また、使用数に限りはあるが星を発射して攻撃できる。

舞台となる4つのエリアには複数のステージが含まれており、各ステージは上下左右に広がったサイドビューとなっている。各ステージ開始時に指定される条件(星印がついた足場を規定数消す、フープを規定数くぐるなど)を達成してゴール地点に到達すればステージクリアとなる。エリアの最終ステージではボス戦が行われることもある。

知的財産権の所在について

[編集]

本作のプロデューサーを務めたデイヴィッド・シラー(David Siller)は、続編の発売後にサンソフトを離れ、この時に『Aero the Acro-Bat』シリーズ(以下「Aeroシリーズ」)のIP(知的財産権)を買い取っている。その後シラーはユニバーサル・インタラクティブ英語版に入社したが、ユニバーサルはシラーからAeroシリーズのIPを買い取り、シラーに対して、『Aero the Acrobat 3D』および『クラッシュ・バンディクー』という2つの新作3Dアクションゲームの制作を依頼した。シラーが手掛けた『クラッシュ・バンディクー』は成功したが、一方で、ユニバーサルの再編などの影響で『Aero the Acrobat 3D』のプロジェクトは中止された。この後、シラーはユニバーサルを退社するとともにAeroシリーズのIPを買い戻して再び権利を所有することになった[1][2]

2002年にMetro3D英語版より発売されたゲームボーイアドバンス版は、シラーがディレクターを務めている[3]

2016年11月7日付のシラーのTwitterアカウントでは、『Aero the Acrobat 3D』の当時の企画書が公開された(現在は削除済み)[1]

脚注

[編集]
  1. ^ a b Aero the Acrobat 3: A3RO [Playstation – Cancelled Pitch]” (英語). Unseen64 (2018年8月2日). 2024年8月1日閲覧。
  2. ^ Missing Mascots 2: More Gaming Superstars Who Went AWOL” (英語). 1UP.com (2013年). 2023年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月1日閲覧。
  3. ^ Nintendo Power 155 (April 2002)” (英語). 2024年8月1日閲覧。

外部リンク

[編集]