江沢洋

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江沢 洋(えざわ ひろし、1932年6月2日 - )は、日本の物理学者学習院大学名誉教授。東京府出身。

経歴

以下、文献[1]より。

著書

  • 『だれが原子をみたか』岩波科学の本 1976年 のち岩波現代文庫
  • 『量子と場 物理学ノート』ダイヤモンド社 1976年
  • 『てこと仕事』村田道紀絵 岩波書店 算数と理科の本 1980年
  • 『まわれぶんぶんごま』岩波映画製作所写真 岩波書店 ぼくのさんすう・わたしのりか 1981年
  • 『物理学の視点 力学・確率・量子』培風館 1983年
  • フーリエ解析』講談社 理工学者が書いた数学の本 1987年
  • 『現代物理学』放送大学教育振興会 1988年 のち朝倉書店
  • 『続・物理学の視点』培風館 1991年
  • 『よくわかる力学』東京図書 1991年 ISBN 978-4-48900335-6
  • 『物理は自由だ 1 (力学)』日本評論社 1992年
  • 『微分積分の基礎と応用』サイエンス社 新数理ライブラリ 2000年
  • 『理科を歩む 歴史に学ぶ』新曜社 2001年
  • 『理科が危ない 明日のために』新曜社 2001年
  • 『量子力学』裳華房 基礎演習シリーズ 2002年
  • 『物理は自由だ 2 (静電磁場の物理)』日本評論社 2004年
  • 『相対性理論とは?』日本評論社 2005年
  • 『力学 高校生・大学生のために』日本評論社 2005年
  • 解析力学』培風館 新物理学シリーズ、2007年 ISBN 978-4-56302436-9
  • 相対性理論』裳華房〈基礎物理学選書〉27、2008年 ISBN 978-4-7853-2139-0
  • 漸近解析入門』岩波書店 2013年

共編著

  • 『電磁気学』碓井恒丸小沼通二共著 修学社 物理学叢書 1958年
  • 『初等力学』碓井恒丸、小沼通年二共著 弘文堂 1959年
  • 『物理学入門 科学教育の現代化』板倉聖宣共著 国土社 1964年
  • 『量子物理学の展望 50年の歴史に立って』恒藤敏彦共編 岩波書店 1977年-1978年
  • アインシュタインと現代の物理』柳瀬睦男共編 ダイヤモンド社 1979年
  • 『科学史入門 七人の先駆者を中心として』玉虫文一柿内賢信菅原浩東健一八杉龍一渡辺正雄共著 培風館 1979年
  • 『演習詳解力学』中村孔一,山本義隆共著 東京図書 1984年、日本評論社 第2版2011 ISBN 978-4-53578564-9
  • 『巨大技術と人間』坂本百大共編 朝倉書店 1988年
  • 『数理物理学の展開』小嶋泉共編 東京図書 1988
  • 『場の量子論と統計力学』新井朝雄共著 日本評論社 1988年
  • 仁科芳雄 日本の原子科学の曙』玉木英彦共編 みすず書房 1991年
  • 『岩波講座応用数学 基礎 8 群と表現』島和久共著 岩波書店 1994年
  • 『岩波講座現代の物理学 第13巻 くりこみ群の方法』鈴木増雄共著 岩波書店 1994年
  • 『岩波ジュニア科学講座 第2巻 新版 運動・光・エネルギー』共著 岩波書店 1994年
  • 『数理物理への誘い 最新の動向をめぐって』編 遊星社 1994年
  • 『岩波講座応用数学 方法 5 漸近解析』木村英紀甘利俊一小松彦三郎森正武伊理正夫藤田宏共著 岩波書店 1995年
  • 朝永振一郎『量子力学と私』編 岩波文庫 1997
  • 湯川秀樹『理論物理学を語る』編 日本評論社 1997年
  • 『量子力学の数学的構造』新井朝雄共著 朝倉書店 1999年 朝倉物理学大系、(1)ISBN 978-4-25413677-7、(2)ISBN 978-4-25413678-4
  • 朝永振一郎『科学者の自由な楽園』編 岩波文庫 2000
  • 『数理物理への誘い 最新の動向をめぐって 3』編 遊星社 2000年
  • 『物理なぜなぜ事典』東京物理サークル共編著 日本評論社 2000年
  • 『仁科芳雄往復書簡集』中根良平仁科雄一郎仁科浩二郎矢崎裕二共編 みすず書房 2006-11
  • 朝永振一郎『スピンはめぐる 成熟期の量子力学』注 みすず書房 2008年
  • 南部陽一郎『素粒子論の発展』編 岩波書店 2009
  • 『場の理論のはなし 音の場から電磁場まで』湯川秀樹,鈴木坦共著 日本評論社 2010年
  • 『教室からとびだせ物理 物理オリンピックの問題と解答』上條隆志、東京物理サークル共編著 数学書房 2011年
  • 朝永振一郎『物理学への道程』編 みすず書房 2012年 始まりの本
  • 朝永振一郎『プロメテウスの火』編 みすず書房 2012年 始まりの本

翻訳

  • リチャード・P・ファインマン『物理法則はいかにして発見されたか』ダイヤモンド社 1968年 のち岩波現代文庫
  • W.ヴェッセル『わが友に語る量子力学』みすず書房 1970年
  • エヌ・ボゴリューボフ、ア・ログノフ、イ・トドロフ『場の量子論の数学的方法』亀井理関根克彦ほか共訳 東京図書 1972年
  • ポール・ディラック『一般相対性理論』東京図書 1977年 のちちくま学芸文庫
  • P.C.アイヘルブルク、R.U.ゼクスル編『アインシュタイン 物理学・哲学・政治への影響』亀井理,林憲二共訳 岩波現代選書 1979年
  • ロナルド・ダンカン、ミランダ・ウエストン=スミス編『未知の百科事典 1物理的科学の最前線』村上陽一郎共監訳 日本ブリタニカ 1980年
  • G.テンプル『物理・工学のためのルベーグ積分入門』南条昌司共訳 ダイヤモンド社 1981年
  • K.プルチブラム『波動力学形成史 シュレーディンガーの書簡と小伝』 みすず書房 1982年
  • H.F.ジャドソン『科学と創造 科学者はどう考えるか』監訳 培風館 1983年
  • オーウェン・ギンガーリッチ編『マクミラン世界科学史百科図鑑 4 20世紀・物理学』監訳 原書房 1994年
  • 『ファインマンさんベストエッセイ』大貫昌子共訳 岩波書店 2001年 「聞かせてよ、ファインマンさん」岩波現代文庫
  • R・ギルモア『クォークの魔法使い 素粒子物理のワンダーランド』監訳 土佐幸子訳 培風館 2002年

脚注

  1. ^ 「不確定性原理をめぐって:観測による擾乱に下限はあるか?」NCID BB05404529