東市来町長里

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東市来町長里
日置市役所東市来支所(旧東市来町役場)
日置市役所東市来支所(旧東市来町役場)
東市来町長里の位置(鹿児島県内)
東市来町長里
東市来町長里
北緯31度39分28.4秒 東経130度20分44.7秒 / 北緯31.657889度 東経130.345750度 / 31.657889; 130.345750
日本
都道府県 鹿児島県
市町村 日置市
地域 東市来地域
人口
(2010年10月1日現在)
 • 合計 3,474人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
899-2202

東市来町長里(ひがしいちきちょうながさと Higashiichiki-Chō Nagasato)は、鹿児島県日置市大字[1]。旧日置郡市来郷長里村、日置郡東市来村大字長里、日置郡東市来町大字長里。人口は3,474人、世帯数は1,344世帯(2010年10月1日現在)[2]郵便番号は899-2202。

地理

日置市の西部、江口川中流域に所在している。字域の北方に東市来町湯田、南方に東市来町美山、東方に東市来町伊作田、西方に東市来町養母が接している。

字域の東部をほぼ南北に国道3号が通っており、それに沿って鹿児島本線が通っている。字域内には東市来駅が所在しており、東市来駅より鹿児島方面は複線となり、川内方面は単線となる。長里橋交差点からは東方に鹿児島県道303号江口長里線が通っており、対岸にある東市来支所入口交差点からは西方に鹿児島県道305号養母長里線が通っている。

南部には美山入口交差点で鹿児島県道24号鹿児島東市来線が分岐しており、日置市街方面へ接続する。北部には鹿児島県道309号山田湯之元停車場線が東西に通っており、日置広域農道が南北に通っている。南端部には南九州西回り自動車道が南北に通っている。中央部には日置市役所東市来支所や日置市立東市来中学校日置市立鶴丸小学校が所在しており、北部には鹿児島県消防学校が所在している。

河川

  • 江口川 - 字域内を東西に流れる河川。

歴史

成立から町村制施行まで

長里という地名は古くは南北朝期より見え、当時は永里名と称され、薩摩国市来院のうちであり、名田名であった。応安5年の市来氏関連文書には「永里名」という地名が見えている。

江戸期には薩摩国市来郷(外城)のうちで、村高は「天保郷帳」では1,916石余、「旧高旧領」では1,543石余であり、「県地誌」では戸数469戸、人口1,960人であった。

町村制施行以後

1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い、江戸期の長里村は東市来村の大字「長里」となった。1937年(昭和12年)には東市来村が町制施行し、東市来町の大字となった[1]

2005年(平成17年)に東市来町が伊集院町日吉町吹上町と合併し日置市となったのに伴い、大字名は従来の大字名に旧自治体名を冠したものに改称され、日置市の大字「東市来町長里」となった。

施設

日置市立東市来中学校
日置市立鶴丸小学校
公共
  • 日置市役所東市来支所
  • 東市来図書館
  • 市立東市来学校給食センター
教育
寺社
  • 東市来護国神社
  • 山神社
  • 藤之尾神社

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる

大字 番地 小学校 中学校
東市来町長里 全域 日置市立鶴丸小学校 日置市立東市来中学校

交通

東市来駅

道路

国道
県道
広域農道

鉄道

九州旅客鉄道

脚注

  1. ^ a b 角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.468
  2. ^ 2.男女別人口及び世帯数 - 町丁・字等(CSVファイル)( 平成22年国勢調査 小地域集計 46鹿児島県) - 総務省統計局 2012年2月7日閲覧。

関連項目

座標: 北緯31度39分28.4秒 東経130度20分44.7秒 / 北緯31.657889度 東経130.345750度 / 31.657889; 130.345750