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帝乙(ていいつ)は、殷朝の第29代王。
太丁の子、比干の兄、微子啓・微子衍・帝辛(紂王)の父。
帝辛(紂王)の代の甲骨文占卜で先王を文武丁とし父祖の中に帝乙を記しておらず、実在を疑う研究者もいる。
周代の資料には諡号として帝乙[1]が記されていることから、帝辛と同様に周代に作られた諡号の可能性がある。
黄帝 / 少昊 / 蟜極 / 嚳 / 契 / 昭明 / 相土 / 昌若 / 曹圉 / 冥 / 振 / 上甲微 / 報乙 / 報丙 / 報丁 / 主壬 / 主癸
天乙 / 太丁 / 外丙 / 中壬 / 太甲 / 沃丁 / 太庚 / 小甲 / 雍己 / 太戊 / 中丁 / 外壬 / 河亶甲 / 祖乙 / 祖辛 / 沃甲 / 祖丁 / 南庚 / 陽甲 / 盤庚 / 小辛 / 小乙 / 武丁 / 祖己 / 祖庚 / 祖甲 / 廩辛 / 庚丁 / 武乙 / 太丁 / 帝乙 / 帝辛
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