大西直樹
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大西 直樹(おおにし なおき、1948年- )は、日本のアメリカ文化学者、国際基督教大学名誉教授。
経歴
東京都生まれ。国際基督教大学教養学部およびアマースト大学卒。ICU大学院比較文化研究科博士後期課程満期退学、1990年「ピューリタン文学における予型論的想像力の変遷」で学術博士。ICU教養学部教授(アメリカ文学・アメリカ学)、2019年定年、特任教授を経て名誉教授。アメリカ学会監事、日本エミリィ・ディキンスン学会会長、初期アメリカ学会会長など[1]。
著書
- 『ニューイングランドの宗教と社会』彩流社, 1997
- 『ピルグリム・ファーザーズという神話 作られた「アメリカ建国」』講談社選書メチエ 1998
- 『エミリ・ディキンスン アメジストの記憶』 (フィギュール彩) 彩流社, 2017
共編著
翻訳
- コンスタンス・ルーアク『オーデュボン伝 野鳥を描きつづけた生涯』平凡社, 1993
- D・H・ローレンス『アメリカ古典文学研究』講談社文芸文庫, 1999
- ヘンリー・D・ソロー『ウォーキング』春風社, 2005
- デイヴィッド・シュトラウス『パーシヴァル・ローエル ボストン・ブラーミンの文化と科学』井上正男監修・解説・訳者代表、彩流社, 2007
- エドウィン・S.ガウスタッド『アメリカの政教分離 植民地時代から今日まで』みすず書房, 2007
- バーナード・ベイリン『世界を新たに-フランクリンとジェファソン アメリカ建国者の才覚と曖昧さ』大野ロベルト共訳、彩流社, 2011
- シンディー・マッケンジー, バーバラ・ダナ編『空よりも広く エミリー・ディキンスンの詩に癒やされた人々』彩流社, 2012
- デイヴィッド・D・ホール『改革をめざすピューリタンたち ニューイングランドにおけるピューリタニズムと公的生活の変貌』彩流社, 2012
- アダム・ザモイスキ『ショパン プリンス・オブ・ザ・ロマンティックス』楠原祥子共訳、音楽之友社, 2022
脚注
- ^ 『エミリ・ディキンスン アメジストの記憶』著者紹介