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崎山理

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崎山 理(さきやま おさむ、1937年4月6日[1]- )は、日本人類学者言語学者国立民族学博物館滋賀県立大学名誉教授。

来歴・人物

大阪府出身。東京外国語大学フランス語学科卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学広島大学総合科学部助教授、国立民族学博物館第5研究部教授、同民族文化研究部教授を経て、2001年3月定年。同名誉教授となり、その後は滋賀県立大学人間文化学部教授を務めた。

東南アジアオセアニアを中心にフィールドワークを行い、少数話言語・言語接触・言語混合の調査研究を進める他、日本語の起源に関する編著書がある。姫神神々の詩」を古代日本語をモデルとした言語で作詞したことでも知られる。

主な著作

単著

  • 『南島語研究の諸問題』(弘文堂 1974)
  • 『日本語「形成」論 日本語史における系統と混合』三省堂、2017年
  • 『ある言語学者の回顧録―七十踰矩』風詠社、2017年

編著

  • 『現代の人類学 3 言語人類学』和田祐一共編集 『現代のエスプリ』別冊 至文堂 1984
  • 『講座日本語と日本語教育 言語学要説・上』(明治書院)1989
  • 『日本語の形成』編(三省堂)1990

共編著

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』

外部リンク