一畑駅
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一畑駅 | |
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駅全景 | |
いちばた ICHIBATA | |
◄一畑口 (3.3 km) | |
所在地 | 島根県平田市(現・出雲市)小境町 |
所属事業者 | 一畑電気鉄道 |
所属路線 | 北松江線 |
キロ程 | 20.8 km(出雲市起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1915年(大正4年)2月4日 |
廃止年月日 | 1960年(昭和35年)4月26日* |
備考 | * 1944年(昭和19年)12月10日休止 |
一畑駅(いちばたえき)は、かつて島根県平田市(現・出雲市)小境町にあった一畑電気鉄道(現・一畑電車)北松江線の駅(廃駅)である[1]。
歴史
[編集]1915年(大正4年)の北松江線延伸に伴い、「目のお薬師様」として知られている一畑寺(一畑薬師)の最寄り駅として設置された。終着駅でもあった。1928年(昭和3年)の延長にともない、全体から見ると終着駅というよりは、いわゆる盲腸線の端のような位置となった。
その後、太平洋戦争末期の1944年(昭和19年)に一畑口駅 - 当駅間 (3.3 km) が不要不急路線として鉄材(レールなど)が供出されたため営業休止となり、1960年(昭和35年)に正式に廃止された[2]。当駅廃止後は、隣駅である一畑口駅が一畑寺(一畑薬師)の最寄り駅となっている。
年表
[編集]- 1915年(大正4年)2月4日:一畑軽便鉄道の雲州平田 - 当駅間延伸開業に伴い終着駅として開業[3]。
- 1925年(大正14年)7月10日:一畑電気鉄道に改称。同社の駅となる。
- 1944年(昭和19年)12月10日:小境灘(現・一畑口) - 当駅間休止に伴い営業休止。
- 1960年(昭和35年)4月26日:一畑口 - 当駅間廃止に伴い廃止。
駅構造
[編集]駅周辺
[編集]当駅があった周辺は「一畑駅前」という地名になっている。
- 島根県道23号斐川一畑大社線
- 小境川
- 一畑寺(一畑薬師)
廃止後の現状
[編集]当駅および路盤跡は整備されて一畑自動車道となり、その後は島根県道23号斐川一畑大社線になっている。
その他
[編集]隣の駅
[編集]- 一畑電気鉄道
- 北松江線
- 一畑口駅 - 一畑駅
脚注
[編集]- ^ 昭和12年10月1日現在鉄道停車場一覧 - 国立国会図書館近代デジタルライブラリー
- ^ 一畑電鉄の旅②〜一畑口駅のスイッチバック - うさみみ電鉄(新日本海新聞社)
- ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1915年2月10日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 一畑電気鉄道株式会社 100周年記念 - スタマガネット(郵趣サービス社)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 一畑グループの沿革 - 一畑グループ
- リメンバ〜 しまね 一畑駅(その1) - 大正時代の当駅の絵葉書が掲載されている。
- リメンバ〜 しまね 一畑駅(その2) - 昭和初期の当駅の絵葉書が掲載されている。
- 1967年5月20日撮影の空中写真:地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)- 写真中央からやや左下に、当駅跡地と路線跡が見える。