コンテンツにスキップ

田辺勝美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Report0723 (会話 | 投稿記録) による 2023年5月1日 (月) 08:50個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (参考)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

田辺 勝美
人物情報
生誕 1941年????
日本の旗 日本静岡県
出身校 東京大学ペシャーワル大学
子供 田辺理(美術史研究者)
学問
研究分野 美術史
研究機関 古代オリエント博物館金沢大学中央大学
学位 文学博士
テンプレートを表示

田辺 勝美(たなべ かつみ、1941年 - )は、日本美術史学者。東西交渉史が専門。

来歴

1941年、静岡県生まれ。1965年東京大学教養学部フランス科を卒業。1969年ペシャーワル大学大学院考古学修士課程修了。1973年東京大学大学院美術史博士課程を単位取得退学し、東京大学総合研究資料館助手に着任した。1979年より古代オリエント博物館主任研究員。1985年、研究部長に昇進。1993年金沢大学文学部教授となった。2001年からは中央大学総合政策学部教授。2002年、『毘沙門天像の起源 ガンダーラにおける東西文化の交流』を東京大学に提出して文学博士号を取得。2012年、中央大学を定年退任した。

著書

  • 『ガンダーラから正倉院へ』(同朋舎出版 1988年)
  • 毘沙門天像の誕生 シルクロードの東西文化交流』(吉川弘文館 (歴史文化ライブラリー) 1999年)
  • 『仏像の起源に学ぶ性と死』(柳原出版 2006年)
  • 『毘沙門天像の起源』(山喜房佛書林 2006年)

共編著

  • ペルシア美術史 (深井晋司共著 吉川弘文館 1983年12月)
  • シルクロードのコイン (講談社 (平山コレクション) 1992年5月)
  • 世界美術大全集 東洋編 第15巻 中央アジア (前田耕作共編 小学館 1999年3月)
  • 世界美術大全集 東洋編 第16巻 西アジア (松島英子共編 小学館 2000年2月)
  • ガンダーラ佛教美術 (講談社 (平山コレクション) 2007年11月)

参考

脚注