コンテンツにスキップ

オブザーヴァトリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。OverTheHeaven (会話 | 投稿記録) による 2023年3月17日 (金) 10:58個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (外部リンク: racingpostエラー修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

オブザーヴァトリー
ハーリド・ビン・アブドゥッラーの勝負服
欧字表記 Observatory
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1997年2月17日
Distant View
Stellaria
母の父 Roberto
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ケンタッキー州
生産者 ジュドモントファーム
馬主 ハーリド・ビン・アブドゥッラー
調教師 ジョン・ゴスデン(イギリス)
競走成績
生涯成績 10戦5勝(総合)
9戦4勝(イギリス)
1戦1勝(フランス)
獲得賞金 32万648UKポンド(イギリス)
50万フラン(フランス)
テンプレートを表示

オブザーヴァトリー (Observatory) はアメリカ合衆国で生産された競走馬種牡馬オブザーバトリーと表記される場合もある。

経歴

1999年(2歳)6月にランフランコ・デットーリが騎乗して競走馬デビュー戦を迎え、デビュー戦で初勝利を挙げた。その後重賞競走初挑戦となった9月のミルリーフステークス(G2)では4着となり、10月に条件戦を制して2勝目を挙げ、休養に入った。

休養を終えて、2000年(3歳)6月に復帰戦となった準重賞競走ではジミー・フォーチュンが騎乗して2着となり、続くジャージーステークス(G3)ではケヴィン・ダーレイが騎乗してレースを制し、重賞競走初勝利を挙げた。以降ダーレイがしばらく騎乗することになり、8月にはレノックスステークス(G3)を制し、続くセレブレーションマイル(G2)ではメディシアンに1馬身差で敗れて2着となったが、9月のG1競走初挑戦となったクイーンエリザベス2世ステークスでは、1番人気で2着となったジャイアンツコーズウェイから半馬身差で先着し、G1競走初勝利を挙げた[1]。しかしその後は休養に入った。

2001年(4歳)、休養を終えて古馬となっての初戦は5月にフランスへ遠征し、新たにリチャード・ヒューズを鞍上に迎えてイスパーン賞に出走した。レースでは2着となったハイトーリを短アタマ差で抑えG1競走2勝目を挙げた[2]。そして6月に引き続きヒューズが騎乗して出走したプリンスオブウェールズステークスファンタスティックライトに敗れて4着となり、この競走を最後に競走馬を引退した。

種牡馬時代

5歳となった2002年よりハーリド・ビン・アブドゥッラーが所有するイギリスバンステッドマナースタッドで種牡馬入りしている。

2008年にはアフリカンローズスプリントカップを制して産駒がG1競走初勝利を挙げている。

日本には、2008年現在競走馬としての産駒は導入されていない。

主な産駒

母の父としての主な産駒

血統表

オブザーヴァトリー血統ミスタープロスペクター系/Northern Dancer 5×3=15.63%、Nashua 4×4=12.50%、Native Dancer 4×5=9.38% (血統表の出典)

Distant View
1991 栗毛
父の父
Mr. Prospector
1970 鹿毛
Raise a Native Native Dancer
Raise You
Gold Digger Nashua
Sequence
父の母
Seven Springs
1982 栗毛
Irish River Riverman
Irish Star
La Trinite Lyphard
Promessa

Stellaria
1986 栗毛
Roberto
1969 鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Bramalea Nashua
Rarelea
母の母
Victoria Star
1972 栗毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Solometeor Victoria Park
Solar Display F-No.6-d
血統背景

脚注

  1. ^ 鞍上のダーレイとゴスデン厩舎にとっても同競走初勝利となった。
  2. ^ 鞍上のヒューズとゴスデン厩舎にとっても同競走初勝利となった。
  3. ^ プログノーシス”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年3月12日閲覧。

外部リンク