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芦品郡

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日本 > 中国地方 > 広島県 > 芦品郡

芦品郡(あしなぐん)は、広島県にあった

郡域

1898年明治31年)に行政区画として発足した当時の郡域は、以下の区域にあたる。

  • 福山市の一部(芦田町各町・新市町各町および駅家町大字法成寺を除く駅家町各町)
  • 府中市の大部分(上下町各町・篠根町・河南町・僧殿町・河面町・諸毛町・小国町・三郎丸町を除く)
  • 神石郡神石高原町の一部(桑木および父木野・坂瀬川の各一部)

歴史

府中市歴史民俗資料館として保存されている旧・芦品郡役所(1898年建築)

変遷表

自治体の変遷
旧郡 明治22年4月1日 明治22年 - 明治45年 大正1年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和28年 昭和29年 - 昭和40年 昭和40年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在
芦田郡 府中市村 明治29年6月3日
町制改称 府中町
府中町 大正14年2月1日
府中町
府中町 昭和29年3月31日
府中市
府中市 府中市 府中市
出口村 出口村 大正2年7月1日
町制
岩谷村 岩谷村 岩谷村 岩谷村
栗生村 栗生村 栗生村 栗生村
国府村 国府村 国府村 国府村
広谷村 広谷村 広谷村 広谷村
御調郡 御調郡
下川辺村
御調郡
下川辺村
御調郡
下川辺村
昭和24年4月1日
芦品郡
芦田郡 河佐村 河佐村 河佐村 河佐村 昭和31年9月30日
府中市に編入
阿字村 阿字村 阿字村 阿字村 昭和30年3月17日
甲奴郡上下町の一部を編入
昭和30年3月31日
協和村
昭和50年2月1日
府中市に編入
木野山村 木野山村 大正2年2月1日
大正村
大正村
行縢村 行縢村
桑木村 桑木村 昭和24年7月1日
神石郡高蓋村に編入
昭和30年3月31日
神石郡三和町の一部
神石郡
三和町
平成16年11月5日
神石郡
神石高原町の一部
神石郡
神石高原町
藤尾村 藤尾村 藤尾村 藤尾村 昭和34年7月1日
神石郡三和町に編入
昭和34年7月1日
新市町に編入
新市町 平成15年2月3日
福山市に編入
福山市
常金丸村 常金丸村 常金丸村 常金丸村 昭和30年2月1日
新市町
品治郡 新市村 明治40年1月1日
町制
新市町 新市町
網引村 網引村 網引村 網引村
戸田村 明治28年9月21日
戸手村
戸手村 戸手村
明治28年9月21日
近田村
近田村 近田村 昭和30年1月1日
駅家町
昭和50年2月1日
福山市に編入
福山市
江良村 江良村 大正2年7月1日
駅家村
昭和22年11月3日
町制
倉光村 倉光村
中島村 中島村
坊寺村 坊寺村
万能倉村 万能倉村
服部村 服部村 服部村 服部村
宜山村 宜山村 宜山村 宜山村
芦田郡 有磨村 有磨村 有磨村 有磨村 昭和30年4月1日
芦田町
昭和49年4月1日
福山市に編入
福相村 福相村 福相村 福相村

行政

芦品・神石・甲奴郡長[2]
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 齋藤次郎 明治32年(1899年)5月1日 明治42年(1909年)6月24日 前職は芦田・品治・神石・甲奴郡長
2 小林正敏 明治42年(1909年)6月24日 明治45年(1912年)3月30日 前職は比婆郡長
3 黒川林之助 明治45年(1912年)3月30日 大正4年(1915年)7月3日 前職は神石郡長
4 藤崎供隣 大正4年(1915年)7月3日 大正9年(1920年)4月1日 前職は広島県警視
5 石栗巍 大正9年(1920年)4月1日 大正12年(1923年)2月26日 前職は島根県飯石郡長
6 柏四郎九 大正12年(1923年)2月26日 大正15年(1926年)6月30日 前職は世羅郡長
郡役所廃止により廃官

脚注

  1. ^ 字萩原、柳峠、道岩、犬塚、大平、石屋、重松、糀原、江立、尾坂、元重の地域のうち国有林五三林班、五五林班を除く地域、新重の地域のうち国有林五〇林班に属する地域を除く地域及び左靱の地域のうち江立一、二五〇の東北端地先神谷川中央から神谷川中央をとおり瀬原一、四五九の三の東北端地先神谷川中央までの線以西の地域。
  2. ^ 芦品郡志、52-53頁

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 34 広島県、角川書店、1987年2月1日。ISBN 4040013409 
  • 芦品郡自治会編『芦品郡志』1925年、(1971年復刻版)

関連項目

先代
芦田郡品治郡
行政区の変遷
1898年 - 2003年
次代
(消滅)