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浦上想起

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浦上 想起
別名 浦上・ケビン・ファミリー
ジャンル マルチプレイヤー
活動期間 2019年 -
著名使用楽器
CubasePro Tools

浦上 想起(うらかみ そうき)は、日本の多重録音打ち込み音楽家。2019年より音楽活動を開始した。

音楽活動

2019年1月20日、ソロユニット浦上・ケビン・ファミリー」名義で自身初のオリジナル作品[1]である「芸術と治療」をYouTube上にて発表[2]くるり岸田繁は2019年4月に配信されたライブドアニュースのインタビューで、この楽曲を高く評価した[3]。2019年5月頃[4]名義を「浦上想起」に改め、2020年5月1日には「新映画天国」を発表した。2020年8月21日に配信リリースした「未熟な夜想」はテレビ大阪制作のテレビドラマ『名建築で昼食を』のエンディングテーマに起用された[5]。この起用は、浦上自身にとっても想定外だったという[6]。2020年10月23日には、「芸術と治療」「新映画天国」「未熟な夜想」を含め全9曲を収録する、自身初となる配信限定アルバム『音楽と密談』をリリース[7]。楽曲の制作のみならず、ジャケットミュージック・ビデオに至るまで浦上自身で行われた[8]。2019年時点では東海地方在住[9]

浦上は、ウェブサイト「TOKION」のインタビューで、幼少の頃に母親の運転する車でカーペンターズビーチボーイズなどを聴き、転勤の多い家庭であったが先々で児童向け音楽クラブに所属して音楽に関する知識を得たと述べている。中学時代に、受験勉強中に聴いたラジオからも刺激を受け、高校に入ると友人らの影響からクラシック・ロックインディー・ロックを聴くようになった。大学に入ると音楽仲間ができ、バンド活動も行った。影響を受けたミュージシャンとして、アラン・メンケンジョニ・ミッチェルを挙げている。DAWの機材は、アレンジャーの仕事をしていた頃から一貫してCubaseを使用している[8]。同記事において、インタビュアーの柴崎祐二は「トリッキーなリズム・アンサンブルやリハーモナイズを駆使する手法は、現在の宅録音楽の最先端にして極めてオリジナルな一例ということができるだろう。」と評している[8]

脚注

外部リンク