さかえ屋
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒820-0073 福岡県飯塚市平恒432番地6 北緯33度36分29.5秒 東経130度41分44.2秒 / 北緯33.608194度 東経130.695611度座標: 北緯33度36分29.5秒 東経130度41分44.2秒 / 北緯33.608194度 東経130.695611度 |
設立 | 1953年(昭和28年) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 4290001045846 |
事業内容 | 菓子製造・販売・卸売 |
代表者 | 代表取締役社長 齊藤寛 |
資本金 | 1億円 |
主要株主 | シャトレーゼホールディングス |
関係する人物 | 中野モモヨ(創業者) |
外部リンク | http://sakaeya.co.jp/ |
株式会社さかえ屋(さかえや)は、福岡県飯塚市平恒に本社を置く菓子製造会社。
概要
1949年(昭和24年)、創業者の中野モモヨが飯塚市内で菓子小売を開始したのが始まり。屋号及び現社名は、市内にかかる栄橋にちなんだものである。
1953年(昭和28年)に「合資会社さかえ屋商店」を設立して法人化、1958年(昭和33年)に飯塚駅前および新飯塚駅に直営店を開き、以降福岡県全域を中心に、佐賀県、熊本県、大分県の各一部において約100店舗を展開するようになる。
創業から永らく中野家による同族経営で営業してきたが、競合他社との競争に晒されたうえ、監査法人トーマツ(当時)によるデューディリジェンス(資産の適正評価)の結果[1]、12億円の債務超過と粉飾決算を指摘されたことから、2012年(平成24年)5月に創業者一族が総退陣した。新社長には生菓子製造業「トモス」社長の森山敏弘が就任。中野家は全株式を売却し、現在は経営に携わっていない。
同年10月5日の西日本新聞にて上述の粉飾決算をスクープされ、その後融資先である西日本シティ銀行主体で再建に乗り出していた。
2015年(平成27年)1月、山梨県の菓子製造・販売およびリゾート事業を手掛けるシャトレーゼホールディングスが全株式の3分の2を取得し、社長もシャトレーゼ社長である齊藤寛に交代した[2]。以後、閉店やシャトレーゼ店舗への転換などで店舗数を大幅に減らし2022年10月現在の直営店舗数は9店である[3]。
社章・フォーハート
さかえ屋の社章は「フォーハート」と呼ばれる、緑のハートマークを4つ上下左右に置いたものである。クローバーの印(JRグリーン車のマーク)に類似するが、実際は異なる。フォーハートは「自然への感謝」、「人類への愛情」、「社会への奉仕」、「文化への関心」の意味がある。
商品
- 焼菓子
- なんばん往来
- 洋菓子
- 和菓子
- すくのかめ
- 窯焼きチーズ饅頭
- 沖縄黒糖饅頭
- 甲州地酒饅頭
- カステラ
- 北海道産バターどらやき
- かりんとう饅頭
- アイス
- チョコバッキー
- チョコミントバー
ほか
提供番組
- 地元検証バラエティ 福岡くん。(福岡放送)
- 風の音(エフエム福岡)
脚注
- ^ 粉飾決算の代償は全株無償譲渡!(株)さかえ屋 元・代表取締役社長 中野利美氏インタビュー(4) DATA MAX、2012年11月29日、2019年10月3日閲覧
- ^ 「再建中のさかえ屋 シャトレーゼHDが買収」(2015年01月27日、西日本新聞)
- ^ さかえ屋店舗情報2022年10月30日閲覧。