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伊自良湖

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伊自良湖
伊自良湖
左岸所在地 岐阜県山県市長滝
位置
伊自良湖の位置(日本内)
伊自良湖
北緯35度33分45秒 東経136度42分11秒 / 北緯35.56250度 東経136.70306度 / 35.56250; 136.70306
河川 木曽川水系伊自良川
ダム湖 伊自良湖(伊自良溜池)
ダム諸元
ダム型式 アースダム
堤高 18.0 m
堤頂長 126.0 m
堤体積 72,000 m3
流域面積 5.4 km2
湛水面積 10.0 ha
総貯水容量 540,000 m3
有効貯水容量 540,000 m3
利用目的 かんがい
事業主体 岐阜県
着手年 / 竣工年 1958年1966年
出典 『ダム便覧』伊自良溜池
備考 2016年恋人の聖地に選定
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伊自良湖(いじらこ)は、岐阜県山県市長滝にある人造湖である。

概要

1956年昭和31年)、周辺の灌漑用として岐阜県山県郡伊自良村(現山県市)長滝の伊自良川をせき止めて貯水池を建設する事が考えられ、1958年(昭和33年)に着手、1966年(昭和41年)に竣工、1969年(昭和44年)10月に完成した[1]

標高110m、面積0.1km2、周囲は約2.4km(汀線1.8km)。水深は平均5.4m、最高10.9m。水量54万m3。周辺は公園として整備され、伊自良キャンプ場や伊自良青少年の家(2009年度(平成21年度)m末をもって廃止[2])、また白樺山甘南美寺もある。

春には300本の桜並木を楽しむ伊自良湖桜祭り、夏には伊自良湖夏祭り・花火大会、秋には鮮やかな紅葉、冬にはワカサギ釣りで賑わう。

2016年平成28年)1月、NPO法人地域活性化支援センターの「恋人の聖地プロジェクト」において、伊自良湖が恋人の聖地に選定され、同年3月にモニュメントを設置している[3][4][5]

2018年(平成30年)3月17日に伊自良湖畔の観光拠点が整備され、散策デッキ「ラバースロード」やカフェレストランがリニューアルオープンし、伊自良農産物直売所(旧称:ニュー伊自良湖荘)の愛称が「ラブレイク」に決定した[6]

アクセス

その他

伊自良湖は環境省による越境大気汚染酸性雨長期モニタリング計画の観測地点(東アジア酸性雨モニタリングネットワークのモニタリング地点)に指定され、長期継続的な陸水モニタリングが行われている[8]

脚注

  1. ^ 特色のあるため池の紹介・伊自良ため池農林水産省
  2. ^ 一般質問「伊自良青少年の家の廃止に伴う市の対応は」」『やまがた議会だより』第27号、山県市議会、2010年2月1日、7頁。 
  3. ^ 山県市伊自良湖が『恋人の聖地』に認定! 新たな東海エリアの観光スポットに - ウェイバックマシン(2021年1月14日アーカイブ分)、山県市プレスリリース、2016年3月15日
  4. ^ 弁財天が見守る「恋人の聖地」、伊自良湖にモニュメントを設置 - ウェイバックマシン(2016年12月24日アーカイブ分)、山県市公式ホームページ、2016年3月23日
  5. ^ 恋人の聖地となった溜池、ダム便覧(一般財団法人日本ダム協会)、2016年9月8日
  6. ^ 伊自良湖畔の観光拠点愛称「ラブレイク」に決定、山県市公式ホームページ、2018年3月30日
  7. ^ 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1975年度撮影)
  8. ^ 越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング計画、環境省、2014年3月改訂

関連項目

外部リンク