コンテンツにスキップ

上布田町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Rf023 (会話 | 投稿記録) による 2022年9月12日 (月) 18:49個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

日本 > 東京都 > 調布市 > 上布田町
上布田町
多摩川二ヶ領上河原堰堤 (上布田町側から撮影)
多摩川二ヶ領上河原堰堤
(上布田町側から撮影)
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 調布市
地域 調布地域
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
182-0000[1]
市外局番 042[2]
ナンバープレート 多摩

上布田町(かみふだまち)は、東京都調布市町名[3]。郵便番号は182-0000[1]

隣接する下布田町とともに多摩川河川敷にあたり、住民登録されている人口はない[4]。町域内には多摩川の堤防などがある。

地理

東側で下布田町、西側で小島町飛地)、南側で多摩川(河川)、北側で多摩川染地に接する。多摩川の対岸は川崎市多摩区である。

なお多摩川河川敷沿いには、上布田町の西側に小島町、下布田町の東側に国領町飛地がそれぞれ存在する。

  • 河川 - 多摩川

歴史

「布田」の地名は、市名「調布」の由来である調として納めた特産物を、多摩川で晒していた様子から「布多」と呼ばれるようになったのが起こりで、市内の古社である布多天神社に「布多」の表記が残る。なお多摩川対岸の川崎市多摩区にも「布田」の町名があるが、これは元は同一地域であったものが、過去に多摩川の流路が氾濫により度々変更されたことで、川の対岸へ分断されたものである。

江戸時代には甲州街道布田五宿が置かれ、国領宿・上布田宿・下布田宿・上石原宿・下石原宿の5つの宿場が設置された。この「上布田」「下布田」の名を、多摩川河川敷沿いの町名に当てたものである。

なお市内で「上布田」「下布田」という場合は、元の宿場町があった甲州街道沿いの地域を指すのが普通で、甲州街道(旧甲州街道国道20号)沿いに現存する商店街交差点の名称にも「上布田」「下布田」の名が使われている。

世帯数と人口

住民登録されている人口はない[4]

小・中学校の学区

町域内に小・中学校はない。

施設

多摩川二ヶ領上河原堰堤(川崎市側から撮影)

多摩川の上布田町と川崎市多摩区布田の間には、二ヶ領上河原堰堤(にかりょうかみがわらえんてい)があるが、所在地は川崎市に属する[5]

また町域北側には、京王テニスクラブ(多摩川7丁目、京王遊園跡地)、電気通信大学多摩川グラウンド(多摩川7丁目)、調布市民野球場や市民プールを備えた多摩川緑地公園(染地2丁目)[6]などがあるが、いずれも町域からは外れる。

交通

多摩川河川敷。上に道路が見える

脚注

  1. ^ a b 東京都調布市(チョウフシ)掲載がない場合”. 日本郵便. 2022年9月11日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月15日閲覧。
  3. ^ 令和3年(12月末まで)の刑法犯認知件数 調布市公式サイト、2022年9月11日閲覧。
  4. ^ a b 調布市の世帯と人口 調布市公式サイト、2022年9月11日閲覧。
  5. ^ 上河原堰堤(かみがわらえんてい) 川崎市公式サイト、2022年9月11日閲覧。
  6. ^ 多摩川緑地公園 調布市公式サイト、2022年9月11日閲覧。

関連項目