ブロクシード
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ジャンル | 落ち物パズル |
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対応機種 |
セガ・システム18(アーケード) セガ・システムC(アーケード) PlayStation 2(テトリスコレクション内の1ゲーム) |
開発元 | セガ・エンタープライゼス |
発売元 | セガ・エンタープライゼス(後のセガ) |
人数 | 1~2人同時&対戦プレイ |
発売日 |
1990年(アーケード) 2006年9月28日(テトリスコレクション) |
『ブロクシード』(BLOXEED)は1990年にセガ・エンタープライゼス(後のセガ)よりリリースされたアーケードゲーム。ジャンルは落ち物パズルゲーム。使用基板はセガ・システム18、セガ・システムCである。
ルール
[編集]基本ルールは『テトリス』と同様。操作は4方向ジョイスティック、1ボタン(ブロック回転)で操作を行う。画面上のブロックが上まで積み重なって次のブロックが出現出来なくなってしまうとゲームオーバー。
テトリスと異なる点は以下の通り。
- 対戦プレイが可能。
- 一定時間が経過するとブロックが1段せり上がる(ノーマルモードのみ)。ゲーム画面の右にあるゲージはあとどれぐらいでブロックがせり上がるかを表している。後述する「パワーブロック」を消去すればこのゲージをリセットすることができる。
- パワーブロック(後述)が追加。
- 落下速度の上昇ペースが上がった。普通にプレイしているだけでもすぐに最高速度に到達する。
ゲームモード
[編集]- ノーマルモード
- 1人〜2人同時プレイが出来るモード。
- 対戦モード
- 2人で対戦するモード。どちらかのプレイヤーが先に自分のフィールドの上までブロックを積み上げ、次のブロックが出現できなくなってしまうと敗北。プレイヤーが2ライン以上消すと消したブロックを相手プレイヤー側のフィールドに送ることが出来る(その時、送られた側の落下中テトリミノは画面外に飛んでいく)。
パワーブロック
[編集]落ちてくるブロック(テトリミノ)にパワーブロックと呼ばれる文字・数字が書かれたブロックがまれに登場。パワーブロックの列を消すと、5000点を獲得し以下のような効果が得られる。一つのアイテムを使用すると他の文字ブロックの文字が消滅するため、アイテムをためることはできない。
- (F) フリッキー
- レバー左右で『フリッキー』の主人公である青いアヒルを操作し、回転ボタンを押すと青いブロック(大きさは1マス分)が真下に発射される。これを利用してライン消去も可能。徐々に下に下がっていき、地面やブロックの上に着地すると消滅する。
- (S) ショット(海外版ではサテライト)
- レバー左右で、『SDI』の自機である人工衛星を操作し、回転ボタンを押すと弾が真下に発射される。フリッキーとは逆に、こちらは真下にあるブロックを1マスずつ消去する(1マス消去すると10点)。全てのブロックを消すと、(レベル+1)×2000点のボーナス点が入る。
- (B) ボム
- 爆弾が落ちてくる。地面やブロックの上に着地すると爆発し、周辺のブロックを消去する。全てのブロックを消去できてもボーナス点は入らない。
- (16) 16トン
- 『ファンタジーゾーン』に登場した、16tと書かれたおもりが落ちてくる。地面やブロックの上に着地すると、そこから下にある全てのブロックを消去する。幅は縦3マス分。
- 全てのブロックを消去できてもボーナス点は入らない。
- (4) 4ラインズ
- 積まれているブロックの最上段から1段おきに4ライン消去する。4ライン消去するには7段以上積まれている必要があり、7段未満の場合は消去されるライン数も減少する。
移植作品
[編集]- PlayStation 2版『テトリスコレクション』
- 2006年9月28日発売のセガエイジス2500シリーズVol.28『テトリスコレクション』に初の家庭用移植版が収録された。最新バージョンのテトリス:ニューセンチュリーに加え、アーケード版の『テトリス』、『フラッシュポイント』、『ブロクシード』といったテトリス系落ち物パズルゲームが収録されている。
- 『ブロクシード』はセガ・システム18版に加え、セガ・システムC版とセガ・システム16版も隠しとして同時収録されている。
その他
[編集]1996年に発売されヒットした、テトリスタイプのブロックゲームを内包した小型の液晶ゲーム機には、本作ブロクシードで使われていたアイテム要素や、同社の『フラッシュポイント』の点滅するブロックを消してステージクリアなどの仕様が使われていた。
- テトリン55
- ミニ・テトリン
- テトリスJr.