コンテンツにスキップ

ウォフ・マナフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2019年9月13日 (金) 01:41; Invokingvajras (会話 | 投稿記録) による版 (+cat Category:アムシャ・スプンタ)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

ウォフ・マナフ (Vohu Manah) は、ゾロアスター教において崇拝される善神アムシャ・スプンタの一柱。その名はアヴェスター語で「善い思考」を意味する。

パフラヴィー語ではワフマン (Vahman)、 現代ペルシア語ではバフマン (Bahman) と呼ばれる。

伝説によれば、最初にザラスシュトラの前に現れ、アフラ・マズダーのもとへ連れて行った神でもある。

「善い思考」の神格化であり、特に善悪の分別を司る。人間の善行と悪行を記録し、裁きを下す神ともされ、死後 人間を天国で最初に出迎えるのもウォフ・マナフであるとされる。また、悪神アカ・マナフの敵対者である。

中世以降の神学では、動物、特に家畜の守護神とされた。

脚注

[編集]

参考文献

[編集]