2024-25 SV.LEAGUE

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2024-25 大同生命SV.LEAGUE/V.LEAGUE
リーグV.LEAGUE
スポーツバレーボール
SV.LEAGUE
V.LEAGUE
シーズン

2024-25 大同生命SV.LEAGUE(だいどうせいめい・エスブイリーグ)は、2024-2025年に開催される予定の日本バレーボールリーグである。本頁では、2部ディビジョン相当に当たる2024-25 V.LEAGUEを含めた総論を掲載し、各ディビジョン・性別毎の概要はそれぞれのページにて詳述する。

概要[編集]

日本のバレーボールのトップリーグであるV.LEAGUE将来の完全プロ化を念頭に、2022年10月、当時のV.LEAGUEを発展させた新リーグの結成を明言[1]し、それにのっとって2023年2月2024年秋からのシーズン(本シーズン)からそれを実行に移すことを正式に発表した。同リーグは「世界最高基準のリーグを目指す」ことをテーマに、2023-24シーズンの男女とも3クラス(2022-23シーズンまでは女子は2クラス)あったリーグ所属のすべてのチームを一度平等な形にし、新しいライセンス制度の骨格に基づき、1部に最大16チーム、その下に2部リーグを作ることを計画した。チェアマン・大河正明は「トップリーグ(現V1)はこれまでのリーグに事業規模・ガバナンスを含め、1階層上の世界最高峰のリーグを作って上に載せるイメージ。2030年までには男女14チーム以上にしたい」とし、暫定的に企業チームなどのクラブにも出場する権利を与えるが、「地域や社会とつながることを意識し、チーム名にはホームタウンの自治体名を入れることに合意している。どの試合もチケットを購入してもらう時点でプロだと思うので、それにふさわしいファンサービスなどはしっかりしてほしい」とした[2] [3]

そして、2023年4月、新1部リーグを「SV.LEAGUE」、新2部リーグを「V.LEAGUE」とすることを決め、この「S」は、「Strong(強く)、Spread(広く)、Society(社会)」の3つの理念を意味する。[4]

2023年6月、この新リーグ出場に際して必要とされるライセンスの骨格を発表[5]。大きく1部に当たる「SVライセンス」と2部に当たる「Vライセンス」の2階級としている。なおSVライセンスを申請後、アリーナ基準・要件、並びに売上高を除く一部のライセンス基準を満たすクラブに対してはSV参戦を目指す「SV準加盟クラブ」とみなしたうえで、Vライセンスを交付させる。ライセンスの申請は同年8月1日-11月30日に募集し、審査・理事会を経て2024年4月に第1回のライセンス交付結果を発表するとしている。

その後2024年3月21日[6]4月17日[7]の2回に分けて発表されたライセンス交付結果により、SVライセンスは男子11、女子14クラブ、Vライセンスは男子18[8]、女子11クラブに交付することが発表された。なお男子リーグ戦については、SVライセンスが11クラブと奇数になってしまうため、クボタスピアーズ大阪については相対評価に基づいてVリーグへ参加させることを発表し、本年度の男子はSVリーグ10、Vリーグ19クラブ[8]として行うことになった[9]

2024年4月17日、主催者であるジャパンバレーボールリーグは、T&D保険グループ傘下の大同生命保険株式会社とタイトル・パートナー協賛(冠スポンサー)契約を同日から2030年6月30日までの6シーズンにわたり締結(契約金額未公表)し、リーグ戦の名称を「大同生命SV.LEAGUE」とすることを正式に発表した[10]。またこれまでのV.LEAGUEは全ディビジョンとも、一般社団法人・ジャパンバレーボールリーグ(JVL)が主催していたが、2024年7月1日にこれを2団体に分割し、SV.LEAGUEを主催する「一般社団法人・SVリーグ」と、V.LEAGUEを主催する「(新)一般社団法人・ジャパンバレーボールリーグ」とに分けて事業譲渡することも発表され、これに伴い、存続法人たる「SVリーグ」はSVリーグ会員のみ参加し、SVリーグ会員を除く一部社員(加盟クラブ)の退会を承認し、これらにかかる定款など一部変更を行う[11]

SV.LEAGUE[編集]

男子[編集]

女子[編集]

V.LEAGUE[編集]

男子[編集]

女子[編集]

脚注[編集]