コンテンツにスキップ

167丁目駅 (INDコンコース線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
167丁目駅
167 Street
ニューヨーク市地下鉄
北行ホーム(改装後)
駅情報
住所 East 167th Street & Grand Concourse
Bronx, NY 10456
ブロンクス区
地区 ハイブリッジ、コンコース
座標 北緯40度50分04秒 西経73度55分04秒 / 北緯40.8345度 西経73.9177度 / 40.8345; -73.9177座標: 北緯40度50分04秒 西経73度55分04秒 / 北緯40.8345度 西経73.9177度 / 40.8345; -73.9177
ディビジョン BディビジョンIND
路線 INDコンコース線
運行系統    B Stops rush hours only (19時までのラッシュ時)
   D Stops all times except rush hours in the peak direction (ラッシュ時混雑方向を除く終日)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: Bx1, Bx2, Bx35
構造 地下駅
ホーム数 相対式ホーム 2面
線路数 3線
その他の情報
開業日 1933年7月1日 (91年前) (1933-07-01)
利用状況
乗客数 (2016)3,365,748[1]増加 2.1%
順位 151位(422駅中)
次の停車駅
北側の隣駅 170丁目駅: B Stops rush hours only D Stops all times except rush hours in the peak direction
南側の隣駅 161丁目-ヤンキー・スタジアム駅: B Stops rush hours only D Stops all times except rush hours in the peak direction
停車案内表
マーク 説明
Stops all times except rush hours in the peak direction 終日停車(混雑方向でラッシュ時以外)
Stops rush hours only ラッシュ時のみ停車

167丁目駅(167ちょうめえき、英語: 167th Street)はニューヨーク市地下鉄INDコンコース線の駅である。ブロンクス区ハイブリッジと同区コンコースに掛かる167丁目とグランド・コンコースの交差点に位置し、B系統がラッシュ時のみ、D系統がラッシュ時を除く終日停車する。

歴史

[編集]

当駅は1933年7月1日に開業[2][3]し、開業当初はC系統の急行とCC系統の各駅停車が運転された[3]

当駅は2015年-2019年 MTA投資計画の一環として2018年8月27日から翌20191月9日まで営業休止となった。休止中は改装工事が行われ、Wi-Fiや携帯充電場所の設置、標識や照明の改善などが行われた[4][5]。また、2020年-2024年 MTA投資計画においてエレベーターの設置が計画されている[6]

駅構造

[編集]
配線図
留置線
G 地上階 出入口
M 改札階 改札口、駅員詰所、メトロカード自動券売機
P
ホーム階
相対式ホーム、右側扉が開く
北行緩行線 ラッシュ時のみ:ベッドフォード・パーク・ブールバード駅行き170丁目駅
ラッシュ時以外:ノーウッド-205丁目駅行き170丁目駅
急行線 ラッシュ時混雑方向:通過 →
南行緩行線 ラッシュ時のみ:ブライトン・ビーチ駅行き161丁目駅
ラッシュ時以外:コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅行き161丁目駅
相対式ホーム、右側扉が開く

相対式ホーム2面3線の地下駅で、中央の急行線にはホームが無く、ラッシュ時に混雑方向へ向かう急行D系統が通過する。

両ホーム壁面は白のタイルが並べられているが、上部には黒とオレンジの横線が入っておりその下に灰地に白で「167TH ST.」と駅名標がある。そのほか、黒地に白で「167」と書かれた改札口の方向を示す小さな標も壁に設置されており、ホーム上に等間隔で立っている黄色の柱にはニューヨーク市地下鉄標準の黒地に白で「167 Street」と書かれた駅名標が掲げられている。

駅の北側には線路西側に留置線が1本ある。この留置線は北側が車止めで終わっているため北隣の170丁目駅方面からの進入は不可能であるが、この留置線を使用するのはヤンキー・スタジアムで野球の試合がある際に運転される北行161丁目-ヤンキー・スタジアム駅止まりの臨時列車のみのため特に不都合などは無い。

2019年にはRico Gatsonによるアートワーク『Beacons』が展示されている[7][8]

出入口

[編集]
入口階段

当駅の改札口は駅の北側に1ヶ所、南側に2ヶ所の計3ヶ所にある。北側の改札口は改札階にあり終日開いている。各ホームから2つの階段が接続しており、回転式改札機やきっぷ売り場、グランド・コンコースと東167丁目の交差点への階段がある[9]

反対の南側には各ホームでそれぞれ独立した改札口があり、こちらはホーム階にある。北行ホームの改札口は退場専用で入場は不可能、反対の南行ホームの改札口は入退場両方に対応している。これらの改札口はグランド・コンコースとマクレラン・ストリートの交差点へと出ることができる[9]

  • 階段1つ、グランド・コンコースと東167丁目の交差点北東[9]
  • 階段1つ、グランド・コンコースと東167丁目の交差点北西[9]
  • 階段1つ、グランド・コンコースと東167丁目の交差点南東[9]
  • 階段1つ、グランド・コンコースと東167丁目の交差点南西[9]
  • 階段1つ、グランド・コンコースとマクレラン・ストリートの交差点南東(北行ホーム接続、退場専用)[9]
  • 階段1つ、グランド・コンコースとマクレラン・ストリートの交差点南西(南行ホーム接続)[9]

出典

[編集]
  1. ^ Facts and Figures: Annual Subway Ridership 2011–2016”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (May 31, 2017). June 1, 2017閲覧。
  2. ^ “Bronx-Concourse New Subway Link Opened at 12:57 A.M.:”. Brooklyn Daily Eagle: p. 20. (July 1, 1933). https://www.newspapers.com/image/59843693/?terms=concourse%2Bsubway%2Bbronx October 26, 2015閲覧。 
  3. ^ a b “New Bronx Subway Starts Operation”. The New York Times: p. 15. (July 1, 1933). https://www.nytimes.com/1933/07/01/archives/new-bronx-subway-starts-operation-40000000-branch-of-city-system.html February 13, 2010閲覧。 
  4. ^ MTA Will Completely Close 30 Subway Stations For Months-Long "Revamp"”. Gothamist. August 1, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。July 18, 2016閲覧。
  5. ^ MTAStations”. governor.ny.gov. Government of the State of New York. July 18, 2016閲覧。
  6. ^ "MTA Announces 20 Additional Subway Stations to Receive Accessibility Improvements Under Proposed 2020-2024 Capital Plan". Metropolitan Transportation Authority (Press release). New York City. 19 December 2019. 2020年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月24日閲覧
  7. ^ Chung, Jen (January 16, 2019). “Photos: Gorgeous New Murals At Reopened 167th Street Station Celebrate Bronx Icons”. Gothamist. June 15, 2020時点のオリジナルよりアーカイブJune 15, 2020閲覧。
  8. ^ 167 St - Rico Gatson - Beacons, 2019”. web.mta.info. Metropolitan Transportation Authority. April 20, 2020時点のオリジナルよりアーカイブJune 15, 2020閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h MTA Neighborhood Maps: University Heights”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (2015年). October 7, 2015閲覧。

外部リンク

[編集]