黄埔駅 (香港)

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黄埔駅
駅舎
黃埔
ウォンポウ
Whampoa
地図
所在地 香港の旗 香港九龍九龍城区紅磡徳安街&紅磡道
北緯22度18分18.23秒 東経114度11分22.17秒 / 北緯22.3050639度 東経114.1894917度 / 22.3050639; 114.1894917 (黄埔駅)
所属事業者 香港鉄路有限公司 (MTR)
電報略号 WHA
駅構造 地下駅
ホーム 単式1面1線
開業年月日 2016年10月23日 (7年前) (2016-10-23)
乗入路線
所属路線 観塘線 (観塘線延線)
キロ程 0.00 km(黄埔起点)
(0.84 km) 何文田
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黄埔駅
各種表記
繁体字 黃埔站
簡体字 黄埔站
発音: ホヮンプー チャン
広東語拼音 wong4 bou3 zaam6
広東語発音: ウォンポウ ツァム
日本語漢音読み こうほえき
英文 Whampoa Station
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黄埔駅(こうほえき、ウォンポウえき)は香港九龍九龍城区紅磡にあるMTR観塘線である。

概要[編集]

紅磡地区にはこれまで紅磡駅があったが、住宅街の黄埔新邨中国語版黄埔花園中国語版一帯からは離れており、当駅開業による利便性向上が図られる。2016年10月23日に開業。油麻地駅に代わり、観塘線の西側終着駅となる。

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線の地下駅で、側線が無い。側線なしの1面1線の構造は香港では迪士尼駅に次いで2例目であり、地下駅に関しては香港初である。 黄埔から先、香港島の炮台山駅まで延伸する構想が民間から挙がっていたが、当駅は構造上、電車の過走防止の為、また大深度地下の掘削をしないよう、何文田駅から上り坂となっており、更に地上の道路は幅員が狭いため、何文田~黄埔間は単線で建設されたことから、香港島側への延伸は、物理的にほぼ不可能である。

東コンコースと西コンコースはそれぞれ独立しており、改札外で行き来できない。

のりば[編集]

G 地上 出口
- 東コンコース C1、D1出口は黄埔新天地地下と連絡
L1 東コンコース 旅客案内所、駅売店、トイレ
西コンコース 自動券売機、駅売店
L2 単式ホーム
番線 観塘線 調景嶺方面

駅出口[編集]

西コンコース
  • 民兆街
    • 身障者用エレベーターA出口:民兆街、紅磡市政大廈、九龍城政府合署、聖母堂、聖公会聖匠中学、聖公会聖匠堂、黄埔新邨、紅磡邨、家維邨
  • 紅磡道
    • スロープB出口:紅磡道、海浜南岸、半島豪庭、ホテルサーブ(逸酒店)、紅磡湾中心、理大紅磡学生宿舍、黄埔新天地奇妙坊、黄埔新天地百寶坊、仁孚停車場大廈、黄埔花園
東コンコース
  • 船景街
    • C1出口:黄埔新天地時尚坊地下フロア直結
    • 身障者用エレベーターC2出口:船景街、紅磡渡輪碼頭、馬頭涌官立小学紅磡湾分校、維港星岸、Kerry Hotel、黄埔美食坊、黄埔新天地家居庭、黄埔新天地聚寶坊、黄埔花園
  • 徳安街
    • D1出口:イオン(イオンスタイル)黄埔店地下フロア直結
    • スロープD2出口:徳安街、黄埔宣道小学、葛量洪校友会黄埔学校、公共運輸交匯処、聖公会奉基千禧小学、聖公会奉基小学、海名軒、海逸豪園、黄埔花園

利用状況[編集]

通常時5分毎、ラッシュ時2分毎で運行。当駅の構造上の制約で、ラッシュ時には半数の列車が何文田駅南側の当駅寄りに設けられる引き込み線で折り返す。[1]

駅周辺[編集]

交通[編集]

歴史[編集]

脚注[編集]

隣の駅[編集]

香港鉄路 (MTR)
観塘線(観塘線延線)
何文田駅 - 黄埔駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]