高橋和弘

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高橋 和弘
(たかはし かずひろ)
生誕 1974年????
国籍 日本の旗 日本
出身校 明治大学文学部
職業 教師
著名な実績 8000メートル峰6座登頂
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高橋 和弘(たかはし かずひろ、1974年 - )は、日本登山家。1996年明治大学文学部卒。

概要[編集]

1974年生まれ。1996年明治大学文学部卒業。

卒業後は明治大学山岳部OB会である炉辺会に所属、社会科教師を続けながら、8000m峰6座の登頂に成功。

K2峰の最年少登頂の記録 (1996年当時) を始め、アンナプルナI峰やローツェガッシャーブルムII峰I峰連続登頂等、数々のヒマラヤ8000m峰を登頂した。2008年 冬期白萩尾根 (初登攀) を含め、国内でも困難なバリエーションルート、前人未踏のルートからの登攀に挑戦している。

千葉英和高等学校講師を経て、現在は日本学園中学校・高等学校教師。

経歴[編集]

  • 1974年 - 誕生。
  • 1996年8月14日 - K2 (8,611m/パキスタン) 登頂。当時最年少。
3月 - 明治大学文学部卒業。
8月13日 - ガッシャーブルムI峰 (8,068m/パキスタン) 登頂。(加藤慶信, 天野和明, 森章一等 6名)
※ガッシャーブルムII峰、I峰連続登頂
  • 2002年10月3日 - ローツェ (8,516m/ネパール) 登頂 (三谷統一郎, 加藤慶信, 天野和明, 森章一等 6名)。
  • 2003年5月16日 - アンナプルナI峰[南壁] (8,091m/ネパール) 登頂。(山本篤, 加藤慶信, 天野和明, 森章一等 6名)
  • 2008年9月 - クーラカンリ(7,538m/チベット)登山隊隊長として入山したが、10月1日ルート工作中であった加藤慶信有村哲史中村進の3名が雪崩に巻き込まれて死亡したため、登山計画は中止となった。[1]

脚注・出典[編集]

  1. ^ 2008 日本クーラカンリ登山隊. “2008 日本クーラカンリ登山隊”. 2013年10月20日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]