金子隆芳

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かねこ たかよし
金子 隆芳
生誕 (1928-05-17) 1928年5月17日(90歳)
日本の旗 日本 東京
出身校 東京文理科大学
活動拠点 筑波大学

金子 隆芳(かねこ たかよし、1928年5月17日 - )は、日本心理学者文学博士。専門領域は知覚心理学色彩学筑波大学名誉教授。日本心理学会元理事長。社会的活動としては、日本色覚差別撤廃の会会長を務めた。

経歴[編集]

  • 1952年: 東京文理科大学卒業。
  • 1954年: ミズーリ大学大学院修士課程修了。
  • 1957年: 東京教育大学大学院教育学研究科博士課程退学。
  • 1963年:「主として物体色における心理学的等歩度色彩空間に関する研究」で東京教育大学文学博士[1]
  • 1966年: 東京教育大学教育学部助教授
  • 1974年: 東京教育大学教育学部教授
  • 1975年: 筑波大学心理学系教授。
  • 1992年: 筑波大学定年退職。

 その後、日本大学大学院芸術学研究科非常勤講師等を務めた。 「石原式色覚異常検査表」に代わる新しい学校教育用色覚検査表「色のなかまテスト」(Color Mate Test、CMT)を開発。自らが色覚異常であることを公表し、日本色覚差別撤廃の会会長として活動している。

著書・訳書[編集]

  • イエ・エヌ・ソコーロフ 『知覚と条件反射 : 知覚の反射的基礎』 金子隆芳・鈴木宏哉訳、世界書院〈現代ソヴェト条件反射選書〉、1965年
  • 金子隆芳 『色の科学 : その精神物理学』 みすず書房〈みすず科学ライブラリー〉、1968年
  • グレゴリー 『インテリジェント・アイ』 金子隆芳訳、みすず書房〈みすず科学ライブラリー〉、1972年
  • 金子隆芳、古崎敬編著 『現代心理学要説』 日本文化科学社1977年
  • M.A.アービッブ 『脳 : 思考と行動の源をさぐる』 金子隆芳訳、サイエンス社〈サイエンス叢書〉、1978年
  • D.A.ドンディス 『形は語る : 視覚言語の構造と分析』 金子隆芳訳、サイエンス社〈サイエンス叢書〉、1979年
  • 金子隆芳編 『現代心理学要論』 教育出版1982年ISBN 4-316-32590-6
  • G.D.ワッセルマン 『分子生物学からみた神経心理学』 金子隆芳訳、サイエンス社、1984年ISBN 4-7819-0378-9
  • 金子隆芳 『色彩の科学』 岩波書店岩波新書〉、1988年ISBN 4-00-430044-4
  • 金子隆芳 『色彩の心理学』 岩波書店〈岩波新書〉、1990年ISBN 4-00-430134-3
  • 金子隆芳ほか編著 『心理学辞典』 教育出版、1991年ISBN 4-316-38570-4
  • M.A.アービブ 『ニューラルネットと脳理論』 金子隆芳訳、サイエンス社〈Information & computing〉、1992年ISBN 4-7819-0646-X
  • D.M.マッケイ 『ビハインド・アイ : 脳の情報処理から何を学ぶか』 V.マッケイ編、金子隆芳訳、新曜社1993年ISBN 4-7885-0441-3
  • J.ダビドフ 『色彩の認知新論』 金子隆芳訳、マグロウヒル出版1993年ISBN 4-89501-575-0
  • 金子隆芳 『色の科学 : その心理と生理と物理』 朝倉書店〈色彩科学選書〉、1995年ISBN 4-254-10537-1
  • G.M.エーデルマン 『脳から心へ : 心の進化の生物学』 金子隆芳訳、新曜社、1995年ISBN 4-7885-0519-3
  • 高柳泰世、金子隆芳 『色覚異常に配慮した色づかいの手引き : 色彩バリアフリーマニュアル』 ぱすてる書房1998年ISBN 4-938732-45-9
  • テレンス・W.ディーコン 『ヒトはいかにして人となったか : 言語と脳の共進化』 金子隆芳訳、新曜社、1999年ISBN 4-7885-0671-8

論文[編集]

  • 小保内虎夫と共著 「感応理論の研究・第39報告-感応に於ける刺激の強さ、分量及び距離の要因」 『心理学研究』 第23巻 2号 1953
  • 「The psychological abstruct の有効指数について」 『心理学研究』 第26巻 1956
  • 小保内虎夫と共著 "Spatiotemporal Characteristics of excitation and inhibition in the retino-cerebral fields", Japanese Psychological Research, Vol. 1, No. 7, 1959
  • 「周辺視野明度と色の弁別について」 『心理学研究』 第29巻 3号 1958
  • 「脳波研究の発展と教育心理学への寄与」 『心理学研究』 第6巻 2号 1958
  • 「主として Kleene と von Neumann による神経網理論の基礎的研究について」 『科学基礎論研究』 第4巻 1959
  • 「色の見え方の諸条件とその様相」 『心理学評論』 第3巻 2号 1959
  • 「IQ 軸の心理物理的妥当性」 『テレヴィジョン学会誌』 第17巻 1963
  • "Hyperbolic chromatic value coordinates system", Acta Chromatica, Vol. 1, 1963
  • "A study on rapid declining processes of color sensation", Acta Chromatica, Vol. 2, 1963
  • 「均等色差色空間構成の諸問題」 『心理学研究』 第35巻 4号 1965
  • 「オプチカル・アートとその視覚効果」 『心理学評論』 第16巻 2号 1973
  • "Development and present status of psychology in Japan", In A. R. Gilgen (ed.) International Handbook of Psychology, Green Wood Press, 1987

脚注[編集]

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  1. ^ 大泉溥 編 『日本心理学者事典』 クレス出版、2003年、332頁。ISBN 4-87733-171-9

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]