郡和子
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衆議院議員 郡 和子 | |
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生年月日 | 1957年3月31日(67歳) |
出身地 | 宮城県仙台市 |
出身校 | 東北学院大学経済学部卒業 |
学位・資格 | 経済学士 |
前職 | 東北放送報道制作局部長 |
所属委員会 |
衆・厚生労働委員会委員 衆・青少年問題特別委員会委員 |
世襲 | 無 |
選出選挙区 | 宮城県第1区 |
当選回数 | 2回 |
所属党派 | 民主党(横路グループ) |
党役職 |
遊説局次長 宮城県総支部連合会副代表 |
会館部屋番号 | 衆・第2議員会館512号室 |
ウェブサイト | 郡和子 公式ホームページ |
郡 和子(こおり かずこ、旧姓:高橋、1957年3月31日 - )は、日本の政治家。民主党所属の衆議院議員(2期)。野田内閣内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官。元アナウンサー。宮城県仙台市出身。
概要
宮城県第二女子高等学校から東北学院大学経済学部卒業後、東北放送アナウンサーを務めた。2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙に出馬し、宮城1区で自民党の土井亨に敗れ落選し比例区から復活当選した。 2011年9月7日、野田内閣内閣府大臣政務官に就任。併せて、東日本大震災復興対策担当大臣政務官、宮城県現地対策本部長に就任。2012年2月10日、復興庁の設置に伴い復興大臣政務官(宮城復興局担当)を兼務。
政策
- 外国人参政権の付与については、賛成の立場である。2006年10月に在日本大韓民国民団中央本部および「定住外国人の地方参政権を実現させる日・韓・在日ネットワーク」が国会議員を対象に実施したアンケートにおいて、外国人地方参政権について「日本で実現しない理由は何だと思いますか?」という質問に対し、郡は「憲法は『国民』であって外国人をこのくくりに入れていないのがネックになっていると思われる。また残念ながら外国人に対する差別意識が国民の中にあるのではないか」と述べた。
- 慰安婦問題については、安倍晋三が「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示す記述は見当たらなかった」とする答弁書(安倍晋三#慰安婦問題・河野談話)を閣議決定したことに対し、「『慰安婦』の教科書からの削除、そうした過去を黒く塗りつぶしてどこが『美しい国』つくりでしょうか、やめてもらいたい。」[1]と批判した。
- 戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案については、法案成立のために積極的に活動している。また、法案成立を求めている慰安婦の支援団体とも連携しており[2][3]、2006年3月15日には、国会前で開催された700回目の水曜デモに参加し、「一日も早く謝罪と補償」を訴えた[4]。
東日本大震災への対応
- 2011年3月11日に東日本大震災が発生すると、2012年2月11日に宮城復興局の局長に就任。自身のブログで、各省庁から送られてきた専門家を「専門家なるがゆえに視野が狭くなるという陥りやすい穴もそれぞれの足元に持っています」としながらも「経験のある復興庁・復興局・支所の職員を多いに使って頂きたい。」と国民に訴えた[5]。
- 宮城県の「復興交付金」は岩手県などが申請額を満額で配分されている中、申請額の57%を配分に留まった。村井嘉浩知事からの抗議に対して、郡は「重く受け止めたい」と述べるにとどめた[6]。
活動
- 2008年1月、ガソリン値下げ隊に参加。
- 2008年1月、在日韓国人等に参政権を付与することを目的とする在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟に参加。
発言
昭和天皇を『ヒロヒト天皇』と呼ぶなど、左派に近い発言が多い[7]。
- 2007年1月26日の日記で、安倍晋三の施政方針演説について『安倍さんの演説は、現場を知らない官僚の作った政策を「美しい国」というラップをかぶせ、現実を見ようとしない、はなはだいい加減、しかも、安倍さん自身の心が微塵も感じられないお粗末な演説だった』と述べている。
- 2008年9月29日の日記で、麻生太郎の所信表明演説について『明治以来歴代の総理を称賛し戦争への誤った道を歩んだ政権も是とするような、驚きの所信表明演説でした。』『驚きと合わせこの国の未来が危険にさらされるのではないかという気持ちを強くさせるものでした。』と述べている。
人物
- 2007年6月29日に放送されたテレビ番組『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ)に民主党ネクスト法務大臣平岡秀夫と共に出演した際、番組内で行われた少年法問題での討論のなかで、障害を理由に理不尽な暴行を受け死亡した少年の遺族(母親)に対し、平岡と共に「(加害少年には)犯罪を冒す事情があった」、加害者少年への厳罰化を望む人間の発言が多い中で「自分の子供が罰せられるときもそのように厳罰に処すことを肯定できるか」という趣旨の質問を行い、山本モナが「当然ですよ」と答えを示すと「ああ、そうですか。それは違いますよ」と笑いながら答えるなど、被害者の遺族を前にして、加害者の少年を擁護する発言が批判を浴びた。そのため2007年7月3日に自身のホームページ【「太田光総理…秘書田中」の番組で】で釈明と謝罪をした。
脚注
関連項目
外部リンク
- 郡和子 公式ホームページ(公式サイト)
- 民主党宮城県総支部連合会