道化の華

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道化の華』(どうけのはな)は、太宰治の小説。

概要[編集]

「晩年」収録。田部シメ子との心中事件をモチーフにしている。

途中途中に「僕」(作者)が説明を加える前衛的手法。

後年、「川端康成へ」でもふれている。

人間失格』と同じ大庭葉蔵の名がある。その他、看護師真野、飛騨、小菅。(これは太宰のペンネーム、小菅銀吉からとったか。)

書誌情報[編集]

脚注[編集]