藤掛直人

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ふじかけ なおと

藤掛 直人
生誕 1991年
国籍 日本
出身校 東京大学経済学部
団体 川崎ブレイブサンダース
肩書き 事業戦略マーケティング部 部長
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藤掛 直人(ふじかけ なおと、1991年- )は、日本のマーケター。株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 事業戦略マーケティング部部長

経歴[編集]

2014年、東京大学経済学部卒業後、株式会社ディー・エヌ・エーに入社[1]。 ゲームタイトル全体を統括するプロデューサーとして、年間売上高50億円以上のスマホゲームを安定運用することに成功[2]。 その後、スポーツ領域の新規事業開発を担当[3]

川崎ブレイブサンダース[編集]

2018年、Bリーグに属する川崎ブレイブサンダースの運営権継承に成功し[4]、社長室 室長として承継先の子会社立ち上げ・PMI・経営戦略立案を主導。体制構築後は事業戦略マーケティング部 部⻑として、マーケティング領域を統括。[5]

2020年、Bリーグクラブ初となるTikTokとのパートナーシップ締結を主導。[6]

2021年、UUUM株式会社とのパートナーシップ締結を主導。2020-21シーズンの1試合平均来場者数はBリーグ内の22クラブ中で1位を記録。[7]

2022年、YouTubeにおいて、JリーグおよびBリーグ初のチャンネル登録者数10万人突破を達成。さらにTikTokにおいて、国内プロスポーツクラブでは読売ジャイアンツに続いて2番目となるフォロワー数10万人突破を達成。[8] 書籍『ファンをつくる力 デジタルで仕組み化できる、2年で25倍増の顧客分析マーケティング』を出版。[9] web上で佐藤尚之[10]田村淳[11]はじめしゃちょー[12]など幅広い識者と対談を行う。

著書[編集]

  • 『ファンをつくる力 デジタルで仕組み化できる、2年で25倍増の顧客分析マーケティング』日経BP、2022年5月。ISBN 9784296112371

メディア出演[編集]

テレビ番組[編集]

ラジオ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 日経クロストレンド. “藤掛 直人”. 日経クロストレンド. 2023年5月23日閲覧。
  2. ^ 日本経済新聞社・日経BP社. “好きを仕事には幸せ? ゲームからバスケの世界へ転身|キャリア|NIKKEI STYLE”. NIKKEI STYLE. 2022年9月26日閲覧。
  3. ^ DeNA「若手部長の失敗学」バスケ事業、2年で売上倍増の裏側 | JobPicks”. JobPicks(ジョブピックス) | みんなでつくる仕事図鑑. 2022年9月27日閲覧。
  4. ^ 新たな歴史を歩みはじめた川崎ブレイブサンダースの集客術 | 販促会議 2019年8月号”. 宣伝会議. 2022年9月26日閲覧。
  5. ^ 日経ビジネス電子版. “Bリーグが挑む改革、昇降格のモノサシは強さでなく「事業力」に”. 日経ビジネス電子版. 2022年9月27日閲覧。
  6. ^ デジタルで新規ファン開拓を。川崎ブレイブサンダースのTikTok活用術”. AZrena. 2022年9月27日閲覧。
  7. ^ TikTok2年目でフォロワー数10万人突破──プロバスケットボールチームが見出した“ある特性””. DIAMOND SIGNAL. 2022年9月27日閲覧。
  8. ^ プロバスケ「川崎ブレイブサンダース」が、プロ野球・読売巨人軍に次ぐ“人気”になったマーケティング施策とは――DeNA川崎ブレイブサンダース藤掛直人インタビュー”. Marketing Native(マーケティング ネイティブ) (2022年7月14日). 2022年9月26日閲覧。
  9. ^ 日経BOOKプラス. “ファンをつくる力 デジタルで仕組み化できる、2年で25倍増の顧客分析マーケティング”. 日経BOOKプラス. 2022年9月27日閲覧。
  10. ^ 日経クロストレンド. “佐藤尚之氏対談(上) バスケクラブに生かすゲーム運営の経験”. 日経クロストレンド. 2022年9月27日閲覧。
  11. ^ 日経クロストレンド. “田村淳対談(上) デジタルメディアの活用は“弱者”こその戦略”. 日経クロストレンド. 2022年9月27日閲覧。
  12. ^ 日経クロストレンド. “はじめしゃちょー対談(上) ファンを広げるYouTubeコラボ”. 日経クロストレンド. 2022年9月27日閲覧。