葵てるよし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
葵テルヨシから転送)

葵 てるよし(あおい てるよし、1955年 - )は、日本の実業家、元アイドル歌手芸能事務所アオイコーポレーション社長。歌手時代はジャニーズ事務所に所属していた。本名は浅井照善、愛称はテルくん。

愛知県名古屋市西区生まれ、同市北区育ち。名古屋市立味鋺小学校名古屋大学教育学部付属中学校・高等学校を経て都立高校に転校。

略歴[編集]

葵テルヨシの芸名で、1973年6月21日、ポリドールから『かんじる10代』でレコードデビュー。芸名の由来は名古屋出身ということで、葵の御紋から引用し名付けられた。バックバンドは同事務所のアニメーションが担当していた。

1977年、歌手を引退。ジャニーズ事務所退所後は葵てるよしに名を改め、地元の名古屋で芸能事務所アオイコーポレーションを設立。風間トオル美木良介細川茂樹玉木宏らを育成した。

2019年、ジャニーズ事務所の社長だったジャニー喜多川お別れ会に出席[1]

主な出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

歌番組[編集]

  • 歌え!ヤンヤン!! (東京12チャンネル
  • 歌の散歩道(東京12チャンネル)司会
  • ベスト30歌謡曲 (NET、現・テレビ朝日)

ラジオ[編集]

ステージ[編集]

  • 第49回ウエスタン・カーニバル「フォーリーブスショー」(1973年5月4日、日本劇場
  • 第49回ウエスタン・カーニバル「郷ひろみショー」(1973年5月5日 & 6日、日本劇場)
  • 第49回ウエスタン・カーニバル「ヤング・アイドルショー」(1973年5月7日 - 8日、日本劇場)
  • 第53回ウエスタン・カーニバル 〜 ばらとみかんとバイオリンと (1975年8月27日、日本劇場)
  • 第54回ウエスタン・カーニバル 〜 ジャニーズ・ファミリー・フェスティバル (1975年8月27日、日本劇場)
  • 葵テルヨシ フレッシュコンサート(大阪フェスティバルホール)

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

# 発売日 A/B面 タイトル 規格品番
1 1973年
6月21日
A面 かんじる10代 DM-2509
B面 ハートはもらった
2 1973年
10月21日
A面 抱きしめあう愛 DM-2513
B面 家に帰ろう
3 1974年
4月1日
A面 あの子にクック DM-2515
B面 愛がこわい
4 1974年
8月21日
A面 通りすぎた愛 DR-1880
B面 ふみにじられた青春
5 1975年
3月21日
A面 卒業式の夜 DR-1921
B面
6 1975年
8月21日
A面 いつの日も愛は哀しく DR-1966
B面 過去ある僕
7 1976年
1月21日
A面 ぜいたくな青春 DR-3012
B面 にぎやかな孤独
8 1976年
11月21日
A面 ほんとに久しぶりだね DR-6062
B面 笑っておくれ

アルバム[編集]

オリジナル・アルバム[編集]

テルヨシ・ファースト 抱きしめあう愛」(1973年12月21日/MM-2509)

ライブ・アルバム[編集]

葵テルヨシ フレッシュコンサート Teruyoshi Live in Osaka(1974年/MY-2003)

未発表曲[編集]

  • 可愛い君
    • 作詞:石原信一/作曲:矢車茂/作品コード:209-9954-2
  • たしかな愛
    • 作詞:石原信一/作曲:矢車茂/作品コード:209-9997-6
  • 思い出すのはよそう
    • 作詞:有馬三恵子/作曲:馬飼野康二/作品コード:210-2052-3
  • 情熱のあと
    • 作詞:有馬三恵子/作曲:馬飼野康二/作品コード:210-2057-4
  • バス停留所
    • 作詞:有馬三恵子/作曲:馬飼野康二/作品コード:210-2061-2
  • 可愛いアイドル
    • 作詞:さいとう大三/作曲:加瀬邦彦/作品コード:214-7317-0
  • 恋のまえぶれ
    • 作詞:さいとう大三/作曲:加瀬邦彦/作品コード:214-7326-9
  • 涙につつまれて
    • 作詞:さいとう大三/作曲:馬飼野俊一/作品コード:214-7350-1
  • この愛だけを
    • 作詞:さいとう大三/作曲:馬飼野俊一/作品コード:214-7351-0

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]