若林千春

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若林 千春
生誕 1961年(62 - 63歳)
出身地 日本の旗 日本 長野県長野市
学歴 東京芸術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業
ジャンル 現代音楽合唱曲室内楽
職業 作曲家

若林 千春(わかばやし ちはる、1961年昭和36年) - )は、日本現代音楽作曲家滋賀大学教育学部教授。長野県出身。

経歴[編集]

長野県長野市(旧篠ノ井市)出身。東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業。同大学大学院音楽研究科作曲専攻を修了。作曲を松村禎三に師事[1]

1996年、第65回日本音楽コンクール作曲部門第1位(管弦楽部門)及び安田賞を受賞。2000年、第1回東京文化会館舞台芸術作品募集最優秀賞を受賞。2012年、第1回洗足現代音楽作曲コンクール第1位を受賞。

また東京藝術大学と東京芸術大学附属高等学校の講師を経て、2001年滋賀大学教育学部教授に就任。またこれまでに相愛大学非常勤講師・京都市立芸術大学講師・沖縄県立芸術大学講師などを歴任[2]

主要作品[編集]

  • 《光跡 Ⅱ》
  • 《うたの本 第3集》
  • 《木霊の声》
  • 《双...反響Ⅰ フルートとピアノのために》
  • 《伽陵頻伽Ⅰ 独奏ピアノにために》
  • 《UTU...原響Ⅲ 独奏ピアノのために》
  • 《木霊...隠喩の森Ⅰ 弦楽四重奏のために》
  • 《ひもろぎ...sanctuaryⅠ 弦楽四重奏のために》
  • 《UTU...原響Ⅱ 独奏チェロのために》
  • 《うつ … 原響 (]G0001[) 独奏フルートの為に》
  • 《モノローグ 声と鳴り物のために》
  • 《音詩劇「木・林・森」…あのうみでのできごと/月魄のデュオニュソス所作をともなう混声合唱.4人の打楽器奏者.舞踏.照明.音響効果の為に》
  • 《孔雀頌…とりせかい 二群の無伴奏同声合唱の為に. 》
  • 《点景Ⅰ》(ソプラノとピアノのために)
  • 《相聞 独奏ピアノとオーケストラの為に.》
  • 《幻想 琵琶湖周航 〜シンフォニックバンドのために〜》
  • 《うたの本 其の五 〜混声合唱とピアノのために〜》
  • 《ゆにわ/しま Ⅲ 〜独奏フルート、独奏チェロと24人の弦楽器のために〜》
  • 《木霊...凍れる華 〜フルートとオーケストラのために〜》
  • 《うたの本 第四集 〜春の小川〜》
  • 《飛び出し小僧 Ⅲ 〜室内オーケストラのために〜》
  • 《飛び出し小僧 Ⅱ 〜オーケストラのために〜》
  • 《TEN SEN MEN Ⅲ(フルートとマリンバ) 》
  • 《かくれんぼ/同類項」(フルートと打楽器)》
  • 《曠野の歌〜伊東靜雄のテキストによる男声合唱とピアノのための交声曲〜》
  • 《ちっコロころッチ 〜ピッコロと電子メトロノームのために〜》
  • 《うつ...原響 Ⅳ〜コントラファゴットのために〜 改訂》
  • 《空蝉 Ⅱ 〜独奏ピアノにために〜》
  • 《ゆにわ/しま Ⅳ〜独奏フルート、独奏チェロ、能管、小鼓と大鼓のために〜》
  • 《創作作品「四つの時」〜女声合唱とピアノのために〜》
  • 《「日曜日」「虹の輪」〜女声合唱とピアノのために〜》
  • 《meta-morphs-genesis Ⅲ〜フルートと十七絃箏のために〜》
  • 《ゆにわ/しま...不可視の庭園 〜フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのために〜》
  • 《飛び出し小僧 Ⅴ 〜独奏アコーディオンのために〜》

受賞歴[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 若林千春(ピアノ・作曲)”. プルクワレーベル. 2024年1月19日閲覧。
  2. ^ 若林 千春”. researchmap. 2024年1月19日閲覧。