コンテンツにスキップ

神泉村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かみいずみむら
神泉村
三波石峡
廃止日 2006年1月1日
廃止理由 新設合併
神泉村、神川町 → 神川町
現在の自治体 神川町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
児玉郡
市町村コード 11384-1
面積 24.25 km2.
総人口 1,344
(2004年4月1日)
隣接自治体 埼玉県児玉郡:児玉町神川町
埼玉県秩父市
埼玉県秩父郡:皆野町
群馬県多野郡:鬼石町
村の木 冬桜
村の花 カタクリ
村の鳥 メジロ
神泉村役場
所在地 367-0393
埼玉県児玉郡神泉村大字下阿久原816-1
神泉村役場(現・神川町神泉総合支所)
座標 北緯36度08分58秒 東経139度03分20秒 / 北緯36.14942度 東経139.05567度 / 36.14942; 139.05567座標: 北緯36度08分58秒 東経139度03分20秒 / 北緯36.14942度 東経139.05567度 / 36.14942; 139.05567
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

神泉村(かみいずみむら)は、かつて埼玉県北西部にあった

城峯公園の冬でよく知られていた。2006年1月1日に神川町と合併し新しい神川町の一部となったため消滅。

村内全域でデポジット制度を実施していた。2月には城峯神社節分祭があり、大勢の人でにぎわっていた。中山間地に位置する影響により気候は冷涼であった。

村名の由来は、当村内の横隈山城峯山の両山を『神山』と称していたことと、中世に当村一帯に『若泉荘』と言う荘園が存在していたことから、両者から『神』と『泉』を合わせて名付けた[1]

地理

[編集]

南側の秩父市秩父郡皆野町と3市町村の範囲が重なる点に城峯山がそびえていた。北側の群馬県藤岡市との境界に神流川が流れ、下久保ダムによって形成された神流湖があった。村の中心部は東北部にあり、そのすぐ近くに埼玉国際ゴルフ倶楽部があった。西部には城峯公園があった。

歴史

[編集]

行政

[編集]

貫井清英および父の清憲からなる一族は、1954年に村が成立して以来一貫して村長の座を占めていた[1]

経済

[編集]
  • 主な産業:農業(特に乳牛飼育)、林業
  • 産業人口(2000年国勢調査による)
    • 第1次産業 - 108人
    • 第2次産業 - 238人
    • 第3次産業 - 290人
  • ヤマキ醸造株式会社[2]
  • 株式会社ななくさの郷「松田マヨネーズ」

姉妹都市・提携都市

[編集]

国内

[編集]

地域

[編集]

教育

[編集]
  • 神泉村立神泉小学校 (現:神川町立神泉小学校)
  • 神泉村立神泉中学校 (神川町立神泉中学校→現在生徒数減少により閉校。跡地は神川町多目的交流施設)

医療

[編集]
  • 埼玉県唯一の無医村であった。また、村内には薬局も存在していなかった。

交通

[編集]

鉄道路線

[編集]

村内に鉄道路線はなかった。バスの便を考えると最寄り駅は神川町にある八高線丹荘駅から神泉村役場までのバスの所要時間は約20分であった。朝日バスは神泉村役場 - 丹荘駅 - 本庄駅 - 本庄早稲田駅(一部)という路線を当時設定していた。

道路

[編集]

村内に高速道路は存在しなかった。最寄りは、本庄児玉IC。

バス

[編集]

名所・旧跡・観光スポット

[編集]
  • 三波石峡 - 国の名勝・天然記念物。(1957年7月3日指定)
  • 冬桜祭
  • 城峯公園
  • 冬桜の宿 神泉
  • 下久保ダム
  • 埼玉県100年の森

脚注

[編集]
  1. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 埼玉県』(角川書店)1285ページ

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]