神戸市北区5人殺傷事件
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神戸市北区5人殺傷事件 | |
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場所 | 兵庫県神戸市北区 |
標的 | 親族、近所の住民 |
日付 | 2017年11月16日 |
攻撃側人数 | 1人 |
武器 | 金属バット、包丁 |
死亡者 | Tの祖父A、祖母B、近所に住む女性C |
負傷者 | Tの母親D、近所の女性E |
被害者 | Tの祖父A、祖母B、近所に住む女性C |
犯人 | T |
動機 | 誰でもいいから刺してやろうと思った |
対処 | 犯人を兵庫県警有馬警察署が逮捕 |
神戸市北区5人殺傷事件(こうべしきたくごにんさっしょうじけん)とは、2017年7月16日、早朝にかけて起こった無差別殺人事件である。
概要[編集]
2017年7月16日、兵庫県神戸市北区の早朝の住宅街で男Tが祖父Aを金属バットで殴打し、それを止めようとした母親Dも殴打した。Dは、身の危険を感じた為屋外へ避難した。その後、Aを包丁で何度も刺して殺害した後、祖母Bも同様の手口で殺害した。A・Bを殺害し終えた後は、近所に住む女性C・Eを襲い、Cを殺害、Eを重傷を負わせた。[1]
Tの人物像[編集]
中学卒業後、神戸市内の工業高校に進学するも中退し、物流会社に一時勤務して退職した。その後、コンピューターの専門学校に入学して卒業後はIT会社に就職した。しかし、それもまたすぐに退職した。Tの学生時代からの同級生は、「おとなしく勉強熱心だった」「彼は朗らかな性格だった。」と口をそろえた。また、学生時代トラブルを起こすようなことはなかったという。専門学校の時の友人はTが「家族が厳しいと」と不満とも取れるような発言をしていたことが明らかになった。[2]
起訴・裁判[編集]
2018年5月11日 神戸地方検察庁は、Tを責任能力が問えると判断して起訴した。鑑定留置は、2017年9月から行われていたが、2度延長された。[3]
初公判の見通しは現在決まっていない。
脚注[編集]
- ^ “神戸5人殺傷 T容疑者が5人の殺傷認める供述、祖父には馬乗りになり何度も包丁で刺したか”. 産経新聞. (2017年7月20日) 2021年2月23日閲覧。
- ^ “神戸5人殺傷事件1カ月 物証少なく動機絞れず 兵庫県警”. 神戸新聞NEXT. (2018年8月16日) 2021年2月23日閲覧。
- ^ “神戸の祖父母ら5人殺傷事件、27歳無職男を起訴 地検、刑事責任問えると判断”. 産経新聞. (2018年5月11日) 2021年2月23日閲覧。