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硫酸水素ニトロシル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
硫酸水素ニトロシル
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.029.058 ウィキデータを編集
UNII
性質
HSO
4
NO
モル質量 127.08 g/mol
外観 淡黄色結晶[1]
密度 1.865 g/mL (40%硫酸溶液) [2]
融点 70 °C (158 °F; 343 K)[1]
沸点 分解
分解
溶解度 硫酸に溶ける[1]
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
酸化剤
関連する物質
その他の
陰イオン
塩化ニトロシル
その他の
陽イオン
硫酸水素ナトリウム
関連物質 テトラフルオロホウ酸ニトロソニウム英語版
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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硫酸水素ニトロシル(りゅうさんすいそ—、nitrosyl bisulfate)は化学式 NOHSO4 で表される無機化合物で、ニトロシル硫酸 (nitrosylsulfuric acid) とも呼ばれる。白色の固体で融点は 73.5 ℃。

硫酸水素 (H−) の1個がニトロソ基 NO− で置換された構造を持ち、硫酸と亜硝酸の混合酸無水物に相当する。

性質

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乾燥空気中では安定であるが、湿った空気中では酸化を受けながら硫酸と硝酸とに分解する。求電子的なニトロソ化剤として知られている。

合成

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鉛室法による硫酸製造の中間体として存在する。発煙硝酸二酸化硫黄を作用させる方法、クロロ硫酸二酸化窒素を作用させる方法などによって得られる。

出典

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  1. ^ a b c George A. Olah, G. K. Surya Prakash, Qi Wang, Xing-Ya Li (2001). “Nitrosylsulfuric Acid”. Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis. doi:10.1002/047084289X.rn060. ISBN 978-0471936237 
  2. ^ Nitrosylsulfuric acid solution”. Merck. 2024年8月閲覧。 エラー: 閲覧日は年・月・日のすべてを記入してください。(説明