相模原市立総合体育館

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相模原市立総合体育館
施設外観
施設情報
愛称 相模原ギオンアリーナ
用途 集会所、体育館
収容人数 1,598人(大体育室)
設計者 (株)石本建築事務所
施工 鹿島
事業主体 相模原市
管理運営 相模原市まち・みどり公社
構造形式 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨
敷地面積 27,622.44 m2
建築面積 9,811 m2
延床面積 12,926 m2
階数 地上2階、地下1階
高さ 20.7m
着工 1980年3月
竣工 1981年10月31日
所在地 252-0328
神奈川県相模原市南区麻溝台2284-1
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フットサル(Fリーグ)の試合風景

相模原市立総合体育館(さがみはらしりつそうごうたいいくかん)は、神奈川県相模原市南区にある体育館。相模原市に本社を置く株式会社ギオン2019年命名権を取得し、同年4月1日から「相模原ギオンアリーナ」(さがみはらギオンアリーナ、略称:ギオンア)の呼称を用いている(後述)。

概要[編集]

市民のスポーツ・レクリエーションの振興を図るために、1981年11月にオープンした。施設は相模原市が所有し、2006年4月1日から指定管理者制度により、公益財団法人相模原市都市整備公社に運営管理を委託していたが[1]、2014年4月1日から相模原市まち・みどり公社になったため同公社に変更された。

年間利用者数は、40万人を超える(平成19年度)[2]

2008年10月から改修工事が行われ、2009年10月にリニューアルオープン[3]。周辺には相模原麻溝公園相模原公園などがある。

なお、中央区には名前の似た「相模原市体育館」が存在する。

施設[編集]

  • 大体育室
    • 面積 - 2,214m2 (61.5m×36m)
    • 利用可能数 - バレーボール4面、バスケットボール3面、バドミントン12面、テニス4面、卓球台30台など
    • 観客席数 - 1,598人(身障者席 16席を含む)
  • 中体育室
    • 面積 - 1,064m2 (34m×31.3m)
    • 利用可能数 - バレーボール2面、バスケットボール1面、バドミントン6面、卓球台15台など
  • 小体育室
    • 面積 - 629m2 (34m×18.5m)
    • 利用可能数 - バレーボール1面、バドミントン4面、卓球台8台など
  • 柔道場 - 2面、256畳
  • 剣道場 - 2面
  • トレーニング室
  • 弓道場 - 和弓 5人立、アーチェリー
  • 会議室
  • 駐車場 - 229台

施設命名権[編集]

2019年2月1日、相模原市中央区に本社を置く物流会社のギオン命名権を取得し、相模原市とネーミングライツに関する契約を締結した。2019年4月1日からの3年契約で、「相模原ギオンアリーナ」の呼称を用いている[4]

主な大会・イベント[編集]

1998年開催のかながわ・ゆめ国体ではバレーボールの一部競技を実施。

2004年8月の新日本プロレスG1 CLIMAXでは開会式などが開催された。その他全日本プロレスでは1985年4月23日NWA世界ヘビー級選手権試合リック・フレアー vs 長州力の試合(試合は両者リングアウトでフレアーの防衛扱い)や、1986年9月20日ジャパンプロレス長州vsスーパー・ストロング・マシーン戦が日本テレビ系で生中継された。

2007年にはFリーグ湘南ベルマーレペスカドーラ町田の試合が行われたほか、VリーグJBL、大相撲巡業などが開催された。

2012年には全日本社会人体操競技選手権大会(現全日本シニア体操競技選手権大会)が開催され、ロンドンオリンピック金メダリスト内村航平が出場した。

交通アクセス[編集]

横浜線古淵駅小田急小田原線相武台前駅などから、神奈中バス「総合体育館前」下車

脚注[編集]

  1. ^ 相模原市. “総合体育館、北総合体育館、相模原北公園スポーツ広場の指定管理者及び指定の経緯等について”. 2012年4月13日閲覧。
  2. ^ 相模原市. “体育館利用状況”. 2012年4月13日閲覧。(Excel版)
  3. ^ 相模原市. “総合体育館”. 2012年4月13日閲覧。
  4. ^ 相模原市ネーミングライツ”. 相模原市. 2018年2月1日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]