玉利祐樹

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たまり ゆうき
玉利 祐樹
居住 日本の旗 日本
研究分野 心理学
研究機関 東京大学
静岡県立大学
出身校 早稲田大学第一文学部卒業
早稲田大学大学院文学研究科
修士課程修了
早稲田大学大学院文学研究科
博士後期課程修了
博士課程
指導教員
竹村和久
主な業績 自然言語描画を用いた
計量モデルによる選好解析
行動心理評価のための
調査実験デザインを含めた
解析システムの開発
プロジェクト:人物伝
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玉利 祐樹(たまり ゆうき)は、日本心理学者社会心理学計量心理学消費者行動行動意思決定論)。博士(文学)早稲田大学2013年)。静岡県立大学経営情報学部講師大学院経営情報イノベーション研究科講師。

東京大学医学部附属病院放射線科特任助教などを歴任。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

早稲田大学第一文学部総合人文学科心理学専修にて学んだ[1]2007年3月に早稲田大学卒業[1]、卒業後は、早稲田大学大学院文学研究科人文科学専攻心理学コースにて学んだ[1]2009年3月、早稲田大学大学院修士課程修了[1]。なお、大学院在学中に、早稲田大学文学学術院教授・竹村和久の指導のもと、[2]博士論文「潜在意味解析モデルによる言語プロトコルと描画を用いた消費者の選好分析」[3]を完成させた。2013年5月、早稲田大学大学院博士後期課程修了[1]に伴い、博士(文学)学位を取得[3][4][5][6]

研究者として[編集]

大学院修了後は、2014年4月から東京大学医学部附属病院放射線科特任助教に就任[7]2017年4月1日静岡県立大学経営情報学部講師に就任[8][8][9]、主として経営情報学科の経営コースの講義を担当した[10]。なお、静岡県立大学大学院経営情報イノベーション研究科講師を兼務[9]、主として経営情報イノベーション専攻の経営系の講義を担当した[10]

研究[編集]

専門は心理学。特に、社会心理学計量心理学消費者行動行動意思決定論を中心に研究する[11]。具体的には、行動意思決定論の視点に基づき[12]、状況依存的であるヒトの選択行動を統一的に説明し得るような[12]意思決定数理モデルを研究した[12]。その一環として、意思決定のモデルを開発するとともに[12]、そのモデルがどこまで適用可能なのかについて研究した[12]。たとえば、自然言語描画を利用する計量モデルを用いた選好解析の研究に取り組んだ[3][13]。また、行動評価や心理評価に資するため[13]調査実験デザインなども含む包括的な解析システムの開発にも従事した[13]

日本消費者行動研究学会[14]・日本広告学会[14]日本心理学会[14]日本社会心理学会[14]・日本行動計量学会[14]・日本感性工学会[14]に所属。

略歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 「学歴」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学静岡県立大学
  2. ^ 「卒業生」『博士・修士課程|竹村和久研究室早稲田大学竹村和久研究室
  3. ^ a b c 「書誌事項」『CiNii 博士論文 - 潜在意味解析モデルによる言語プロトコルと描画を用いた消費者の選好分析国立情報学研究所
  4. ^ 学位授与番号甲第3974号。
  5. ^ 学位記番号新6381。
  6. ^ 「学位」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学静岡県立大学
  7. ^ 「主な経歴」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学静岡県立大学
  8. ^ a b 「教員人事」『はばたき』135号、静岡県立大学広報委員会2017年7月15日、18頁。
  9. ^ a b 「教員情報詳細」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学静岡県立大学
  10. ^ a b 「経営分野(大学院経営系)」『静岡県立大学経営情報学部 -教員紹介静岡県立大学経営情報学部
  11. ^ 「専門分野」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学静岡県立大学
  12. ^ a b c d e 「教育・研究に対する考え方」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学静岡県立大学
  13. ^ a b c 「主要研究テーマ」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学静岡県立大学
  14. ^ a b c d e f 「所属学会」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学静岡県立大学

関連項目[編集]

外部リンク[編集]