「フィフティ・シェイズ・フリード (映画)」の版間の差分
編集の要約なし |
m編集の要約なし |
||
28行目: | 28行目: | ||
| 次作 = |
| 次作 = |
||
}} |
}} |
||
『'''フィフティ・シェイズ・フリード'''』(原題:''Fifty Shades Freed'')は[[2018年]]に[[アメリカ合衆国]]で公開され |
『'''フィフティ・シェイズ・フリード'''』(原題:''Fifty Shades Freed'')は[[2018年]]に[[アメリカ合衆国]]で公開された[[恋愛映画]]であり、『フィフティ・シェイズ』3部作の最終作となる作品である。監督は[[ジェームズ・フォーリー]]、主演は[[ダコタ・ジョンソン]]と[[ジェイミー・ドーナン]]が務めた。本作は[[E・L・ジェイムズ]]が[[2012年]]に発表した[[フィフティ・シェイズ・フリード|同名小説]]を原作としている。 |
||
なお、前作、前々作は日本国内でR18+指定を受けたが、本作はR15+指定となっている<ref>{{Cite web|url=http://www.eirin.jp/list/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BA&eirin_no=&s_year=2009&s_month=1&e_year=2018&e_month=12&x=44&y=18|title=審査作品リスト|accessdate=2018-02-16}}</ref>。 |
なお、前作、前々作は日本国内でR18+指定を受けたが、本作はR15+指定となっている<ref>{{Cite web|url=http://www.eirin.jp/list/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BA&eirin_no=&s_year=2009&s_month=1&e_year=2018&e_month=12&x=44&y=18|title=審査作品リスト|accessdate=2018-02-16}}</ref>。 |
2018年10月26日 (金) 17:10時点における版
フィフティ・シェイズ・フリード | |
---|---|
Fifty Shades Freed | |
監督 | ジェームズ・フォーリー |
脚本 | ナイオール・レナード |
原作 | E・L・ジェイムズ『フィフティ・シェイズ・フリード』(早川書房) |
製作 |
マイケル・デ・ルカ デイナ・ブルネッティ マーカス・ヴィシディ E・L・ジェイムズ |
出演者 |
ダコタ・ジョンソン ジェイミー・ドーナン |
音楽 | ダニー・エルフマン |
撮影 | ジョン・シュワルツマン |
編集 | リチャード・フランシス=ブルース |
製作会社 |
マイケル・デ・ルカ・プロダクションズ パーフェクト・ワールド・ピクチャーズ |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 |
2018年2月9日 2018年10月5日 |
上映時間 | 105分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | 5500万ドル[2] |
興行収入 | $321,568,595[2] |
前作 | フィフティ・シェイズ・ダーカー |
『フィフティ・シェイズ・フリード』(原題:Fifty Shades Freed)は2018年にアメリカ合衆国で公開された恋愛映画であり、『フィフティ・シェイズ』3部作の最終作となる作品である。監督はジェームズ・フォーリー、主演はダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンが務めた。本作はE・L・ジェイムズが2012年に発表した同名小説を原作としている。
なお、前作、前々作は日本国内でR18+指定を受けたが、本作はR15+指定となっている[3]。
概略
アナスタシア(アナ)とクリスチャンはヨーロッパでの新婚旅行から帰ってきたのだが、クリスチャンはどこか不満げであった。アナがその理由を尋ねると、クリスチャンはアナが職場で旧姓のスティールを使用し続けていることを不快に思っているのだという。クリスチャンがグレイという名字に感じている重みを知ったアナは、しばしの口論の末に彼の願いを聞き届けることにした。クリスチャンはアナの職場であるシアトル・インディペンデント・パブリッシング(SIP)を買収し、それをアナにプレゼントした。仰天するアナをよそに、クリスチャンは「会社名はグレイ・パブリッシングに変更するつもりだ」と嬉しそうに語った。
夫のクリスチャンが過保護に過ぎると感じることもあったが、アナは幸せな日々を過ごしていた。そんな2人の幸せを監視しながら憎悪を煮えたぎらせる男がいた。ジャック・ハイドである。ハイドは部下だったアナスタシアにセクハラをしたために、クリスチャンの逆鱗に触れてSIPを解雇された。それは自業自得であるにも拘わらず、ハイドはクリスチャンに復讐すべく行動していたのである。
キャスト
- ダコタ・ジョンソン - アナスタシア・"アナ"・グレイ
- ジェイミー・ドーナン - クリスチャン・グレイ
- キム・ベイシンガー - エレーナ・リンカーン、クリスチャンの元恋人で、かつてのビジネスパートナー。
- エリック・ジョンソン - ジャック・ハイド、アナの元上司。
- マックス・マーティーニ - ジェイソン・テイラー、クリスチャンのボディガード。
- ブラント・ドーハティ - ルーク・ソーヤー、アナのボディガード。
- アリエル・ケベル - ジーア・マテオ、グレイ夫妻の新居の設計を任された建築家。
- フェイ・マスターソン - ゲイル・ジョーンズ
- ルーク・グライムス - エリオット・グレイ、クリスチャンの義理の兄。
- リタ・オラ - ミア・グレイ、クリスチャンの義理の妹。
- マーシャ・ゲイ・ハーデン - Dr.グレース・トレヴェリアン・グレイ、クリスチャンの養母。
- タイラー・ホークリン - ボイス・フォックス
製作
2012年3月、ユニバーサル・ピクチャーズとフォーカス・フィーチャーズがE・L・ジェイムズの『フィフティ・シェイズ』3部作の映画化権を獲得したという報道があった[4]。2015年2月6日、第1作のプレミア会場で、監督のサム・テイラー=ジョンソンが残る2作も映画化されると明言した[5]。その直後、テイラー=ジョンソンが企画から降板させられた[6]。11月2日、第2作と第3作の監督にジェームズ・フォーリーが起用され、ダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンが続投することになったと報じられた[7]。2016年2月8日、アリエル・ケベルが本作に出演するとの報道があった[8]。12日、ジャック・ハイドをエリック・ジョンソンが演じると発表された[9]。20日、ブラント・ドーハティの出演が決まった[10]。
撮影
2015年11月、ユニバーサル・ピクチャーズは第2作と第3作を一遍に撮影する計画を立てているとの報道があった[11]。本作の主要撮影は2016年2月9日に始まり、同年7月12日に終了した。本作のロケはパリやバンクーバーで行われた。その際、ワーキング・タイトルとして「Further Adventures of Max and Banks 2 & 3」が使用されていた[12][13]。
公開
2017年9月10日、本作のティーザー・トレイラーが公開された[14]。11月6日には、本作のファイナル・トレイラーが公開された[15]。
興行収入
本作は『ピーターラビット』及び『15時17分、パリ行き』と同じ週に公開され、公開初週末に3700万ドルから4000万ドルを稼ぎ出すと予想されていたが[16]、この予測は的中した。2018年2月9日、本作は全米3768館で封切られ、公開初週末に3856万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場1位となった[17]。なお、この数字は前作の公開初週末興行収入(4660万ドル)を大きく下回るものであった[18]。
評価
本作は批評家から酷評されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには138件のレビューがあり、批評家支持率は12%、平均点は10点満点で3.1点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『フィフティ・シェイズ・フリード』はフィフティ・シェイズ三部作に不格好な終幕をもたらした。三部作はモヤモヤしたまま三人婚へと至った。」となっている[19]。また、Metacriticには43件のレビューがあり、加重平均値は31/100となっている[20]。なお、本作のシネマスコアはB+となっている[21]。
出典
- ^ “FIFTY SHADES FREED”. 2018年2月16日閲覧。
- ^ a b “Fifty Shades Freed”. 2018年2月28日閲覧。
- ^ “審査作品リスト”. 2018年2月16日閲覧。
- ^ “Universal Pictures And Focus Features Win 'Fifty Shades Of Grey'”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “'Fifty Shades Of Grey' Sequels Confirmed; Fans React To 'Fifty Shades Darker' And 'Fifty Shades Freed' Movie Announcement”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “Sam Taylor-Johnson on 50 Shades of Grey sequel: 'It's not my decision'”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “‘Fifty Shades of Grey’ Sequels to Shoot Back to Back, James Foley to Direct Both (Exclusive)”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “'Fifty Shades Freed' Adds 'Ballers' Actress Arielle Kebbel (Exclusive)”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “‘Fifty Shades Darker’ Adds ‘The Knick’s’ Eric Johnson as Christian Grey’s Rival (EXCLUSIVE)”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “Brant Daugherty Signs On For ‘Fifty Shades Freed’ Sawyer Role”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “‘Fifty Shades of Grey’ Sequels to Shoot Back-to-Back”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “'Fifty Shades Darker' to Shoot in Paris as Filming Rebounds After Attacks”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “‘Fifty Shades Darker’ Movie 2016 Production Schedule, Location And Possible Smaller Budget Revealed”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “‘Fifty Shades Freed’ Trailer: Things Get Darker, Sexier & Soapier In Third Installment Of Franchise”. 2017年9月26日閲覧。
- ^ “Fifty Shades Freed new and final TRAILER is coming: Watch it here first”. 2018年1月24日閲覧。
- ^ “‘Fifty Shades Freed’ Looks To Lead Pre-Valentine’s Day Weekend With Around $40M – B.O. Forecast”. 2018年1月24日閲覧。
- ^ “February 9-11, 2018”. 2018年2月16日閲覧。
- ^ “February 10-12, 2017”. 2018年2月16日閲覧。
- ^ “Fifty Shades Freed”. 2018年3月1日閲覧。
- ^ “Fifty Shades Freed (2018)”. 2018年3月1日閲覧。
- ^ “‘Fifty Shades Freed’ Builds E.L. James Trilogy To $1 Billion Climax; ‘Peter Rabbit’ Bounces To $25M Opening – Sunday AM”. 2018年3月1日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト (英語)
- Fifty Shades Freed - IMDb(英語)