キム・ベイシンガー

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キム・ベイシンガー
Kim Basinger
Kim Basinger
キム・ベイシンガー
本名 Kimila Ann Basinger
生年月日 (1953-12-08) 1953年12月8日(65歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ジョージア州
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
配偶者 Ron Snyder(1980年 - 1988年)
アレック・ボールドウィン(1993年 - 2002年)
主な作品
ネバーセイ・ネバーアゲイン
ナインハーフ
バットマン
L.A.コンフィデンシャル

キム・ベイシンガーKimila Ann “Kim” Basinger, 1953年12月8日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州出身の女優1997年公開の『L.A.コンフィデンシャル』でアカデミー助演女優賞を受賞した。

経歴[編集]

父親はジャズバンドに所属し[1]、母親はモデル・女優だった[2]ドイツスウェーデンチェロキー族の血統である[3]。5人兄弟の3番目[2]。子供の頃はバレエを習っていた。16歳の時にミスコンに出場し、ジョージア州の代表に選ばれ[4]ニューヨークに行く。その時モデル・エージェンシーに見出され[2]、20歳の時にはトップモデルとなっていた。その後ネイバーフッド・プレイハウスで演技を学び、ハリウッドに移って俳優としての道を模索しはじめた。

1970年代中頃から『チャーリーズ・エンジェル』等のテレビ番組に端役で出演するようになり、1983年、『ネバーセイ・ネバーアゲイン』のボンドガールに抜擢される。

1985年、『ナインハーフ』で大胆な演技が話題を呼び、スターの仲間入りを果たした。1989年には、『バットマン』のヒロイン役に抜擢される。

1997年、往年の女優ヴェロニカ・レイクを彷彿とさせる役柄で『L.A.コンフィデンシャル』でゴールデングローブ賞 助演女優賞アカデミー助演女優賞を受賞。

私生活[編集]

1980年、メイクアップ・アーティストの男性と結婚したが、1988年には離婚した。1993年、『あなたに恋のリフレイン』で共演したアレック・ボールドウィンと結婚した(両者は、翌年の『ゲッタウェイ』でも共演、更にアニメ『ザ・シンプソンズ』でも本人役で共演している)。二人の間には娘が一人いるが、2002年に離婚している。

経済面では、1989年、家族に勧められてジョージア州に1691エーカーの土地をUS$20 millionで購入し、映画スタジオ等を作って観光地にしようとするが、失敗する[5][6]1992年、『ボクシング・ヘレナ』への出演を止めたことで訴えられ、740万ドルの損害賠償金を支払い、破産した[7][5]

主な出演作品[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1976 Gemini Man Sheila テレビ映画
1976 Angels in Chains Linda Oliver テレビ映画

Charlie's Angelsシリーズの中の一つ。エンジェルスは収容所みたいなところに潜入し鎖につながれる。リンダはエンジェルスの捜査を助ける。

1977 McMillan & Wife Janet Carney テレビ映画
1977 Dog and Cat Officer J.J. Kane テレビ映画

新人刑事。先輩刑事の元で活躍する。6話が作成された。

1977 サイボーグ危機一髪

The Six Million Dollar Man

Lorraine Stenger テレビ映画

事故で負傷し600万ドルを掛けてサイボーグとなったスティーブ・オースティン大佐が活躍するシリーズ。Season4「The Ultimate Imposter」に出演。敵であるステンガーの娘。

1978 Vega$-Lady Ice Allison Jorden テレビ映画
1978 エア・サスペリア/401便の幽霊
The Ghost of Flight 401
プリシー・フレイジャー テレビ映画

キャビンアテンダント。勤務中に急に気温が下がり、事故で死亡した機長が現れる。

原作があるが実話らしい。

youtube fullmovie あり

1978 Katie: Portrait of a Centerfold Katie McEvera テレビ映画

美人コンテストで優勝し、スターを目指して故郷を出発する。ケイティの明るい声が響いている。

日本語タイトルでは「ピンナップ・ガール/裸の天使」となっているが裸の場面はない。

youtube fullmovie あり

1979 地上(ここ)より永遠に
From Here to Eternity
ロレーン・ロジャース テレビ映画

太平洋戦争当時のハワイの米軍基地の人間模様。戦闘場面はほとんどない。

VHS。53年のバート・ランカスターやデボラ・カーが出ている方ではない。79年のナタリー・ウッドが出ている方。DVDはないかも?日本語版はない。

youtube fullmovie あり、上下二つあるので注意

1981 キルジョイ
Killjoy(Who Murdered Joy Morgan)
ローリー・メドフォード テレビ映画

病院理事長の娘。ローリーを巡って二人の医師が争う。それに絡む殺人事件。

youtube fullmovie 削除された?

英語版、日本語版ともDVDなし

1981 Hard Country Jodie Lynn Palmer 映画初出演

コールセンターのオペレータ。スターになりたいと願っている。しかし恋人はジョディと別れたくない。

日本語版なし

1982 大金塊
Mother Lode
アンドレア・スポールディング カナダ、ブリティッシュ・コロンビア。金鉱を探して奥地に消えた恋人を恋人の同僚と水上飛行機で追いかける。奥地で30年間暮らしている怪しい人物に出会う。

日本語版はVHSのみ

youtube fullmoive あり

1983 ネバーセイ・ネバーアゲイン
Never Say Never Again
ドミノ・ペタッチ ミサイルを奪うために利用された軍人の妹。
グッバイ、デイビッド
The Man Who Loved Women
ルイーズ・カー フランス映画のリメイク。

数多くの女性を愛した男性の話。そのなかの一人だが、一番露出が多い。

日本語版なし,DVDはフランス版と間違いやすいので注意。

1984 ナチュラル
The Natural
メモ・パリス 銃撃事件で16年を無駄にした野球選手の恋人。賭博にも関係。選手への愛情と賭博の任務との板挟みになる。
1985 フール・フォア・ラブ
Fool for Love
メイ 砂漠の端にあるモーテルで暮らしている。そこにある人物が訪ねてくる。元はサム・シェパードの舞台劇。
1986 ナインハーフ
Nine 1/2 Weeks
エリザベス・マッグロー 画廊勤務。離婚したばかり。フリーマーケットで出会った男性と付き合う。
ノー・マーシィ/非情の愛
No Mercy
ミシェル・デュヴァル ニューオーリンズのギャングの情婦。同僚を殺された刑事から証人として連行される。
1987 ブラインド・デート
Blind Date
ナディア・ゲイツ 酒を飲むとおかしくなる。紹介された恋人とデートする。パーティがメチャクチャ。しかし相手のウォルターはナディアを好きになる。
消えたセクシー・ショット
Nadine
ナディーン・ハイタワー 美容師、妊娠初期、離婚危機。本作の見どころはナディーンのキャラクタ。ヌード写真がもとでギャングに追い回されるが大反撃。夫のヴァーノンとの会話が漫才のよう。ヌード写真(らしきもの)は最後に2秒間くらい。
1988 花嫁はエイリアン
My Stepmother Is an Alien
セレステ・マーティン 自分の星の危機を救うために地球に来たエイリアン。地球人の常識を知らないのでトンチンカンばかりなのが笑える。
1989 バットマン
Batman
ヴィッキー・ヴェイル カメラウーマン。バットマンの恋人。ヴィッキーは爽やかな性格で、ノックス記者との会話が楽しい。
1991 あなたに恋のリフレイン
The Marrying Man(Too hot to handle)
ヴィッキー・アンダーソン 歌手。運命の男性と結婚と離婚を繰り返す。結婚直前のチャーリー(アレック・ボールドウィン)はヴィッキーのショーを見て我を忘れてしまう。
1992 クールワールド

Cool World

ホリー・ウッド マンガの中のキャラクタが、本物の女性になりたいと願う。人間界に行ったホリーを刑事のフランクが追いかけてくる。
1992 愛という名の疑惑
Final Analysis
ヘザー・エヴァンス 妹と共謀し、夫を殺して財産を奪う。偽装のために精神分析医を引き込む。必見の悪役。
1993 ブロンディー/女銀行強盗
The Real McCoy
カレン・マッコイ 息子を誘拐されて、銀行強盗を強要される。母親の愛情が非常によく表現されている。
ウェインズ・ワールド2
Wayne's World 2
ハニー・ホーン コンサートを開くために頑張っている主人公の一人のガースがやたらとセクシーなハニーに出会って悩殺される。
1994 ゲッタウェイ
The Getaway
キャロル・マッコイ 夫や仲間とともにドッグレースの金を奪う。仲間割れして死闘。相手役は当時夫のアレック・ボールドウィン。
プレタポルテ
Prêt-à-Porter(Ready to wear)
キティ・ポッター ファッションショーのインタヴューア。非常に多数の登場人物だが一番露出が多い。
1997 L.A.コンフィデンシャル
L.A. Confidential
リン・ブラッケン アカデミー助演女優賞 受賞
ゴールデングローブ賞 助演女優賞 受賞

麻薬がらみの犯罪。警察内部に悪人。娼婦役。

2000 永遠のアフリカ
I Dreamed of Africa
クーキー・ギャルマン 実話。小さな子供を連れて再婚してアフリカに移住。
ブレス・ザ・チャイルド
Bless the Child
マギー・オコーナー 看護師。妹の子供を守るためにカルト集団と対決。
2002 8 Mile
8 Mile
ステファニー・スミス 主人公の母親。
ニューヨーク 最後の日々
People I Know
ヴィクトリア・グレイ 主人公の死んだ弟の妻。主人公の最後の仕事を暖かく見守る。
2003 リタ・ヘイワースの軌跡 - ナレーション
2004 ドア・イン・ザ・フロア
The Door in the Floor
マリオン・コール 小説家の妻。交通事故で二人の息子を亡くしている。アルバイトの学生が来ることになる。。
トラブル IN ベガス
Elvis Has Left the Building
ハーモニー・ジョーンズ 化粧品のセールスレディ。プレスリーの衣装を着た男性が、目の前で次々に怪死。プレスリーの衣装を(着ないで)持った男性から好きになられて逃げ回る。

セルラー
Cellular

ジェシカ・マーティン 理科教師。夫が麻薬事件の証拠ヴィデオを持っているためにギャングに誘拐される。壊れた電話を修理して外に連絡する。最初から最後まで緊迫した展開が続く。
2006 ザ・センチネル/陰謀の星条旗
The Sentinel
サラ・バレンタイン 大統領夫人。大統領暗殺計画。シークレットサーヴィスの中に...。
マーメイドの祈り
The Mermaid Chair
ジェシー・サリヴァン 母親が怪我をして、故郷のマーメイド伝説の島に帰る。父親の死亡の秘密を知る。ベネディクト会修道士との関係。

日本語版なし

ザ・ゲーム
Even Money
キャロリン・カーヴァ― 小説家。スランプで、つい賭け事に手を出してしまう。
2008 インフォーマーズ セックスと偽りの日々
The Informers
ローラ・スローン テレビプロデューサーの妻。夫が浮気、自分も息子の友達と浮気。このような関係がだらだらと続いていく。
あの日、欲望の大地で
The Burning Plain
ジーナ 主人公の母親。マリアーナは母親の不倫相手の子供と関係を持ち、出産後に行方をくらまして、シルヴィアとして暮らしていたが、顔を知らない自分の娘が現れて自分の過去に向き合う。
アライブ
While She Was Out
デラ・メイヤーズ 兼製作総指揮

買い物に出かけるが、不良に追跡されて、森に迷い込む。

2010 きみがくれた未来
Charlie St. Cloud
クレア・セント・クラウド 看護師。主人公(ヨットの選手)の母親。
2012 Black November Kristy ジャーナリスト。車中でインタヴュー中に石油開発関連のテロに遭遇し、トンネルに閉じ込められるが、テロリストに突撃インタヴュー。

日本語版なし

2013 リベンジ・マッチ
Grudge Match
サリー・ローズ 元ボクシングチャンピオン同士の30年後の対戦。その一人の恋人。二人の遺恨(Grudge)はサリーのことも原因。
The Precious One Mrs. Whitworth 出演者はハリウッド俳優だが、南アフリカで作成されたもの。主人公はKevin Hart。

英語版も含めてDVDなし(たぶん)

Mystery of the Hope Diamond - スミソニアン博物館にあるHope Diamondの解説

ナレーション

サード・パーソン
Third Person
エレイン・レアリー 小説家の妻
2014 I am here(The 11th hour) Maria 企業経営者。財産と地位を得たが、まだ欲しいものかある。それを得るために危険を冒す。

日本語版なし

2014 One Square Mile(4 minute mile) Claire Jacobs 主人公(陸上競技選手)の母親。主人公の恋人と母親が主人公をしっかり応援する姿が描かれている。

youtube fullmovie あり

2016 ナイスガイズ!
The Nice Guys
ジュディス・カットナー
2017 Comrade Detective Sally Smith テレビ、声のみ
2017 フィフティ・シェイズ・ダーカー
Fifty Shades Darker
エレーナ・リンカーン
2018 フィフティ・シェイズ・フリード

Fifty Shades Freed

エレーナ・リンカーン

脚注[編集]

  1. ^ Kim Basinger biography. Film Reference.com.
  2. ^ a b c Parish, James Robert (24 August 2007). The Hollywood Book of Extravagance: The Totally Infamous, Mostly Disastrous, and Always Compelling Excesses of America's Film and TV Idols. John Wiley & Sons. p. 66. ISBN 978-0-470-05205-1. http://books.google.com/books?id=CJS5RL7eqdsC&pg=PA66 2012年8月11日閲覧。. 
  3. ^ Baltake, Joe (1983年12月22日). “Kim Basinger - Information on the Academy Award Winning Actress and former fashion model.”. Philadelphia Daily News. http://nl.newsbank.com/nl-search/we/Archives?p_product=DN&s_site=philly&p_multi=PI 2007年12月10日閲覧。 
  4. ^ Denisoff, R. Serge; Romanowski, William D. (1991). Risky Business: Rock in Film. Transaction Publishers. p. 547. ISBN 978-0-88738-843-9. http://books.google.com/books?id=kT0fKUCTUC4C&pg=PA547 2012年8月11日閲覧。. 
  5. ^ a b For Kim Basinger, the "fire ball" is out – and Veronica Lake is in
  6. ^ New York Magazine. New York Media, LLC. (23 September 1996). p. 24. ISSN 0028-7369. http://books.google.com/books?id=TuECAAAAMBAJ&pg=PA24 2012年8月11日閲覧。. 
  7. ^ O'Steen, Kathleen (1993年5月26日). “Basinger files Chapter 11”. Variety. http://www.variety.com/article/VR107245.html?categoryid=18&cs=1&query=basinger+bankruptcy 

外部リンク[編集]