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「フエガラス」の版間の差分

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フエガラスは絶滅危惧亜種が生息するロード・ハウ島や、ヨーク岬半島からビクトリア州西部にかけてのオーストラリア東部の農村や郊外の湿潤[[硬葉樹林]]および湿潤硬葉樹林で一般的に見られる。一般的に、フエガラスは定住性であるが、高地の個体群は冬には低地へ移動してくる<ref name=Hig531/>。しかし、移動の範囲に対しての証拠は争論になっており、この種の移動に関してはあまり研究されていない<ref name=Hig534>Higgins ''et al.'', p. 534</ref>。
 
フエガラスはヨーロッパ人の入植によく順応し、調査によると、人口が増加したクイーンズランド州ナナンゴ、ニュー・サウス・ウェールズ州バハーム、ビクトリア州ジーロング、ニュー・サウス・ウェールズ州のノーザン・テーブルランズ地方、サウス・ウェスト・スロープス地方など、オーストラリア東部の多くの地域で、より一般的になった。この個体数の増加は、シドニーでは1940年代に、キャンベラでは1960年代に顕著である。両市では、以前はフエガラスは冬鳥であったが、現在は年間を通し生息しており、また繁殖もしている<ref name=Hig533/>。フエガラスはシドニーの庭園では[[優占種]]の一種となっており、普通に生息している<ref name=Parsons06>{{cite journal|author=Parsons H, Major RE, French K|date=2006|title=Species interactions and habitat associations of birds inhabiting urban areas of Sydney, Australia|journal=Austral Ecology|volume=31|issue=2|pages=217?27}}</ref>。1980年から2000年までの[[サウス・イースト・クイーンズランド]]地方でのフエガラスの個体数の調査では、フエガラスがブリスベンの郊外を含み、この地方で個体数が増えていることが分かった<ref name=Woodall04>{{cite journal|author=Woodall PF|date=2004|title=The distribution and abundance of Pied Currawong and Torresian Crow in South-east Queensland|journal=The Sunbird|volume=34|issue=2|pages=49?57|issn=1037-258X|url=http://espace.library.uq.edu.au/eserv/UQ:71609/Woodall_distribution_and_abundance_of_pied.pdf(fulltext)|accessdate=2009-11-11}}</ref>。1992年のオーストラリアのフエガラスの全個体数の調査により、1960年代の300万羽から、1990年初期に2倍の600万羽になったことが分かった<ref name=Hig533/> 。
 
フエガラスはビクトリア州ウィルソンズ・プロモントリーの海岸から10kmの場所に位置するロドンド島や、クイーンズランド州のいくつかの沖合の島から記録されたように、ある程度の距離であれば海上を飛ぶことができる<ref name=Hig534/>。しかし、[[グレート・バリア・リーフ]]のトライオン島、ノース・ウェスト島、マストヘッド島、ヘロン島からはいなくなった<ref>{{cite journal|author=Kikkawa J, Boles W|date=1976|title=Seabird Islands. No 15. Heron Island, Queensland|journal=Australian Bird Bander|volume=14|issue=1|pages=3?6}}</ref><ref>{{cite journal|author=Walker TA|date=1987|title=Birds of Bushy Island (with a summary of the nesting status of bud species on southern. Great Barrier Reef cays)|journal=Sunbird|volume=17|pages=52?58}}</ref>。ロード・ハウ島亜種の存在は、この変化の結果に決着をつける可能性があるかもしれない<ref name=Macallan/>。