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高山や海岸等の岩壁に生息する。山腹では気流を利用し、飛翔することもある。高山に生息する個体は冬季になると低所へ降りることもある。 |
高山や海岸等の岩壁に生息する。山腹では気流を利用し、飛翔することもある。高山に生息する個体は冬季になると低所へ降りることもある。主に群れで行動する。 |
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食性は[[雑食]]で、[[果実]]、[[種子]]、[[昆虫類]]等を食べる。 |
食性は[[雑食]]で、[[果実]]、[[種子]]、[[昆虫類]]等を食べる。 |
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繁殖形態は卵生。岩の割れ目や洞穴などに営巣する。抱卵はメスのみが行い、オスがメスに餌を運ぶ。 |
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* 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、6頁。 |
* 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、6頁。 |
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* 『動物大百科9 鳥III』、平凡社、1986年、146-149頁。 |
* 『動物大百科9 鳥III』、平凡社、1986年、146-149頁。 |
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* Steve Madge and Hilary Burn, ''Crows & Jays'', London:Christopher Helm, 1994 |
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2009年5月17日 (日) 05:58時点における版
ベニハシガラス属 | |||||||||||||||||||||||||||
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ベニハシガラス Pyrrhocorax pyrrhocorax
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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種 | |||||||||||||||||||||||||||
ベニハシカラス属(-ぞく、Pyrrhocorax)は、動物界脊索動物門鳥綱スズメ目カラス科に属する属。模式種はベニハシガラス。
分布
アイルランド、アゼルバイジャン、アフガニスタン、アルジェリア、アルバニア、アルメニア、アンドラ、イギリス、イスラエル、イタリア、イラク、イラン、インド、ウズベキスタン、エチオピア、オーストリア、カザフスタン、ギリシア、キルギス、グルジア、クロアチア、シリア、スイス、スペイン、タジキスタン、中国、ドイツ、トルクメニスタン、トルコ、ネパール、パキスタン、ブータン、フランス、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル、マケドニア共和国、モロッコ、モンゴル、ロシア
形態
全長38cm程。全身は金属光沢のある黒い羽毛で覆われる。嘴はやや細く、先端が下方へ向かう。
生態
高山や海岸等の岩壁に生息する。山腹では気流を利用し、飛翔することもある。高山に生息する個体は冬季になると低所へ降りることもある。主に群れで行動する。
繁殖形態は卵生。岩の割れ目や洞穴などに営巣する。抱卵はメスのみが行い、オスがメスに餌を運ぶ。
分類
- Pyrrhocorax graculus キバシガラス Yellow-billed chough
- Pyrrhocorax pyrrhocorax ベニハシガラス Red-billed chough
人間との関係
山小屋から出る残飯を食べることもある。
画像
-
キバシガラス
P. graculus
関連項目
参考文献
- 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、6頁。
- 『動物大百科9 鳥III』、平凡社、1986年、146-149頁。
- Steve Madge and Hilary Burn, Crows & Jays, London:Christopher Helm, 1994