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ココボロ材の外観に関しては、同属の[[ローズウッド]]{{Refnest|group="注"|ココボロにもニカラグアローズウッドという異名があるが、ほかにローズウッドというと[[ダルベルギア・ニグラ]](通称: ブラジリアンローズウッド)や ''D. stevensonii''{{enlink|dalbergia stevensonii||sv|a=on}}(通称: [[ホンジュラスローズウッド]])、{{仮リンク|マルバシタン|en|Dalbergia latifolia}}(学名: ''D. latifolia''; 通称: [[インディアンローズウッド]])が挙げられる。}}とは全く色調が異なり<ref name="m2013">村山 (2013).</ref>、切断直後の[[心材]]は黄橙色から深みのある赤色の地でこれに黄色や橙色、赤レンガ色の斑上の筋や斑紋が見られるが<ref name="aw">ウォーカー (2006).</ref>、空気に触れればすぐ橙色に変わり<ref name="k&n">河村・西川 (2014).</ref>、時間が経過するにつれて深みのある赤橙色の地に濃色の筋と斑紋が入った状態<ref name="aw" />、要は赤黒く落ち着いた色合いとなる<ref name="k&n" />。[[辺材]]は心材とは明らかに異なりほとんど白色に近い<ref name="aw" />か真っ白で、[[ウッドターニング]]愛好者はこの白さを生かすことが多い<ref name="k&n" />。木理は通直のものもあれば不規則なものもあるなど多様で、時には波状である場合もある<ref name="aw" />。なお匂いに関しては木工家の河村寿昌によれば「あまり心地よくない、強い酸っぱさ」が感じられる<ref name="k&n" />。
ココボロ材の外観に関しては、同属の[[ローズウッド]]{{Refnest|group="注"|ココボロにもニカラグアローズウッドという異名があるが、ほかに[[ローズウッド (木材)|ローズウッド]]というと[[ダルベルギア・ニグラ]](通称: ブラジリアンローズウッド)や ''D. stevensonii''{{enlink|dalbergia stevensonii||sv|a=on}}(通称: [[ホンジュラスローズウッド]])、{{仮リンク|マルバシタン|en|Dalbergia latifolia}}(学名: ''D. latifolia''; 通称: [[インディアンローズウッド]])が挙げられる。}}とは全く色調が異なり<ref name="m2013">村山 (2013).</ref>、切断直後の[[心材]]は黄橙色から深みのある赤色の地でこれに黄色や橙色、赤レンガ色の斑上の筋や斑紋が見られるが<ref name="aw">ウォーカー (2006).</ref>、空気に触れればすぐ橙色に変わり<ref name="k&n">河村・西川 (2014).</ref>、時間が経過するにつれて深みのある赤橙色の地に濃色の筋と斑紋が入った状態<ref name="aw" />、要は赤黒く落ち着いた色合いとなる<ref name="k&n" />。[[辺材]]は心材とは明らかに異なりほとんど白色に近い<ref name="aw" />か真っ白で、[[ウッドターニング]]愛好者はこの白さを生かすことが多い<ref name="k&n" />。[[木理]]は通直のものもあれば不規則なものもあるなど多様で、時には波状である場合もある<ref name="aw" />。


性質に関しては、[[気乾比重]]が0.98-1.20(平均1.09)<ref name="aw" />の「沈木」で{{要出典|date=2018年6月}}重くて硬いが、[[轆轤|ろくろ]]、[[切削]]、[[鉋]]のどれでも加工はしやすい<ref name="k&n" />。このように手道具であっても機械であっても加工性は悪くはないが、少し刃先を鈍磨させる性質を持つので刃先は常に鋭く研摩しておく必要がある<ref name="aw" />。乾燥はゆっくりと進み、その間に干割れや表面割れが起こりやすいが、乾燥後の寸度安定性は非常に高い<ref name="aw" />。機械工具を当てると[[精油]]が柔らかな芳香を放つ<ref name="aw" />。細かい木屑で皮膚が橙色に染まったり、かゆみを伴う炎症を起こしたりする場合がある<ref name="aw" />ので作業の際は注意を要する<ref name="k&n" /><ref name="m2013" />。剛性(木材の弾力性を表す尺度)は高い<ref name="aw" />。油性も高いので接着性は良くないものの<ref name="aw" />、油分が多いがためにろくろ加工の際はむしろサクサク削れていき<ref name="k&n" />、丁寧に作業を行えば素晴らしく滑らかな表面仕上がりとなり、[[大理石]]のような冷たい触感も生まれる<ref name="aw" />。ろくろ細工に理想的な木材である<ref name="aw" />。心材は耐久性があり、保存薬剤による処理は難しい<ref name="aw" />。乾燥品はくすんだ色をしているが、[[ニス]]で仕上げると鮮やかなオレンジ色・朱色または赤褐色になり、木目が美しい{{要出典|date=2018年6月}}。
性質に関しては、[[気乾比重]]が0.98-1.20(平均1.09)<ref name="aw" />の「沈木」で{{要出典|date=2018年6月}}重くて硬いが、[[轆轤|ろくろ]]、[[切削]]、[[鉋]]のどれでも加工はしやすい<ref name="k&n" />。このように手道具であっても機械であっても加工性は悪くはないが、少し刃先を鈍磨させる性質を持つので刃先は常に鋭く研摩しておく必要がある<ref name="aw" />。乾燥はゆっくりと進み、その間に干割れや表面割れが起こりやすいが、乾燥後の寸度安定性は非常に高い<ref name="aw" />。ウォーカー (2006) は、機械工具を当てると[[精油]]が柔らかな芳香を放つとしているが、[[木工家]]の河村寿昌によれば匂いに関しては「あまり心地よくない、強い酸っぱさ」が感じられる<ref name="k&n" />。細かい木屑で皮膚が橙色に染まったり、かゆみを伴う炎症を起こしたりする場合がある<ref name="aw" />ので作業の際は注意を要する<ref name="k&n" /><ref name="m2013" />。剛性(木材の弾力性を表す尺度)は高い<ref name="aw" />。油性も高いので接着性は良くないものの<ref name="aw" />、油分が多いがためにろくろ加工の際はむしろサクサク削れていき<ref name="k&n" />、丁寧に作業を行えば素晴らしく滑らかな表面仕上がりとなり、[[大理石]]のような冷たい触感も生まれる<ref name="aw" />。ろくろ細工に理想的な木材である<ref name="aw" />。心材は耐久性があり、保存薬剤による処理は難しい<ref name="aw" />。乾燥品はくすんだ色をしているが、[[ニス]]で仕上げると鮮やかなオレンジ色・朱色または赤褐色になり、木目が美しい{{要出典|date=2018年6月}}。


用途は、油分の多さや耐久性の高さ、防水性を生かして[[ナイフ]]などの[[食器]]類の柄<ref name="k&n" />、道具の柄、[[ブラシ]]の柄、[[職杖]]、[[ボーリング]]の球などに加工される<ref name="aw" />。また[[彫刻]]や[[木彫り]]にも高い適性が認められ、[[チェスの駒]]、[[宝石箱]]、[[象嵌細工]]の小箱などの小さな木工品に使われる<ref name="aw" />が、ギターなどの[[楽器]]材としても使われる<ref name="m2013" />。ほかに[[旋盤]]やろくろ加工品全般<ref name="k&n" />、美観に優れていることからスライスカットされて[[象嵌]]用の上質な[[化粧単板]]として装飾性の高い[[家具]]や[[羽目板]]にも用いられる<ref name="aw" />。[[銃器]]の把や幅1メートル以上の大きな材もとれるため、建具や家具、建築材にも使われている{{要出典|date=2018年6月}}。
用途は、油分の多さや耐久性の高さ、防水性を生かして[[ナイフ]]などの[[食器]]類の柄<ref name="k&n" />、道具の柄、[[ブラシ]]の柄、[[職杖]]、[[ボーリング]]の球などに加工される<ref name="aw" />。また[[彫刻]]や[[木彫り]]にも高い適性が認められ、[[チェスの駒]]、[[宝石箱]]、[[象嵌細工]]の小箱などの小さな木工品に使われる<ref name="aw" />が、ギターなどの[[楽器]]材としても使われる<ref name="m2013" />。ほかに[[旋盤]]やろくろ加工品全般<ref name="k&n" />、美観に優れていることからスライスカットされて[[象嵌]]用の上質な[[化粧単板]]として装飾性の高い[[家具]]や[[羽目板]]にも用いられる<ref name="aw" />。[[銃器]]の把や幅1メートル以上の大きな材もとれるため、建具や家具、建築材にも使われている{{要出典|date=2018年6月}}。

2018年6月18日 (月) 17:38時点における版

ココボロ
保全状況評価[1]
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ上類 superrosids
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabids
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
: ツルサイカチ属 Dalbergia
: ココボロ D. retusa
学名
Dalbergia retusa Hemsl.[1]
シノニム

ココボロ(cocobolo)は、中米原産のツルサイカチ属の植物ダルベルギア・レトゥサDalbergia retusa Hemsl.)および D. granadillo Pittier[4][5]心材として得られる木材である。ここでは、植物についても説明する。ダルベルギア・ニグラD. nigra、通称: ブラジリアンローズウッド、附属書Iに記載)を除くツルサイカチ属の種全体が2017年10月4日から有効となっているワシントン条約附属書IIに記載されている[6]ため、ココボロにも附属書IIが適用される。ダルベルギア・レトゥサはニカラグアローズウッド英語: Nicaragua rosewood)や granadillo とも呼ばれる[7]。ギブス (2005)、ウォーカー (2006)、村山 (2013)、河村・西川 (2014) ではココボロ材を得られる樹木として示されているのはダルベルギア・レトゥサのみであり、本項目では主にダルベルギア・レトゥサについて記述する。

植物

分類

命名者の異なる D. retusa Baill.D. pervillei Vatke という種のシノニム扱いであり、これは本種とは分類学的に別種である[2][3]

分布

中央アメリカ(具体的にはエルサルバドルグアテマラコスタリカニカラグアパナマベリーズホンジュラスメキシコ[1])やコロンビア[8]に自生する。この高木は中規模で乾燥地に生育し[9]樹高20-30メートル、胸高直径1メートルに生長する[10]

特徴

は直立して高くなることもあるが、不規則で根本近くで分枝することの方が多い[9]。円柱状の樹形となる[要出典]

樹皮は褐色で[要出典]、縦に裂け目ができることがある[9]

は奇数羽状複葉で、通常は対生かほぼ対生の小葉11-13枚を伴い、下面が明るい黄緑色か白っぽく、円形で先端には小さな刻み目が見られる[9]

は白く[9]、蝶形花を1月から3月にかけて開く[要出典]

果実は平たく、翼状のには輪郭のはっきりした1-3個の種子が含まれる[9]

紛らわしい植物との見分け方

同じマメ科アコスミウム属英語版Acosmium)の植物も小葉それぞれに小さな刻み目が見られることもあり大変紛らわしいが、アコスミウム属の植物の小葉はそれほど下面が白くなく、通常は葉軸に沿って互生となる[9]。またアンディラ属英語版Andira)の植物もダルベルギア・レトゥサと類似しているものの、刻み目がない対生の小葉が見られる[9]。ほかにDiphysa (enDiplotropis (enPlatypodium (enヴァタイレア属英語版Vatairea)といったマメ科植物もいささか似通った葉を持つ[9]

木材

ココボロ材
ココボロで製作されたチェス駒

ココボロ材の外観に関しては、同属のローズウッド[注 1]とは全く色調が異なり[8]、切断直後の心材は黄橙色から深みのある赤色の地でこれに黄色や橙色、赤レンガ色の斑上の筋や斑紋が見られるが[10]、空気に触れればすぐ橙色に変わり[11]、時間が経過するにつれて深みのある赤橙色の地に濃色の筋と斑紋が入った状態[10]、要は赤黒く落ち着いた色合いとなる[11]辺材は心材とは明らかに異なりほとんど白色に近い[10]か真っ白で、ウッドターニング愛好者はこの白さを生かすことが多い[11]木理は通直のものもあれば不規則なものもあるなど多様で、時には波状である場合もある[10]

性質に関しては、気乾比重が0.98-1.20(平均1.09)[10]の「沈木」で[要出典]重くて硬いが、ろくろ切削のどれでも加工はしやすい[11]。このように手道具であっても機械であっても加工性は悪くはないが、少し刃先を鈍磨させる性質を持つので刃先は常に鋭く研摩しておく必要がある[10]。乾燥はゆっくりと進み、その間に干割れや表面割れが起こりやすいが、乾燥後の寸度安定性は非常に高い[10]。ウォーカー (2006) は、機械工具を当てると精油が柔らかな芳香を放つとしているが、木工家の河村寿昌によれば匂いに関しては「あまり心地よくない、強い酸っぱさ」が感じられる[11]。細かい木屑で皮膚が橙色に染まったり、かゆみを伴う炎症を起こしたりする場合がある[10]ので作業の際は注意を要する[11][8]。剛性(木材の弾力性を表す尺度)は高い[10]。油性も高いので接着性は良くないものの[10]、油分が多いがためにろくろ加工の際はむしろサクサク削れていき[11]、丁寧に作業を行えば素晴らしく滑らかな表面仕上がりとなり、大理石のような冷たい触感も生まれる[10]。ろくろ細工に理想的な木材である[10]。心材は耐久性があり、保存薬剤による処理は難しい[10]。乾燥品はくすんだ色をしているが、ニスで仕上げると鮮やかなオレンジ色・朱色または赤褐色になり、木目が美しい[要出典]

用途は、油分の多さや耐久性の高さ、防水性を生かしてナイフなどの食器類の柄[11]、道具の柄、ブラシの柄、職杖ボーリングの球などに加工される[10]。また彫刻木彫りにも高い適性が認められ、チェスの駒宝石箱象嵌細工の小箱などの小さな木工品に使われる[10]が、ギターなどの楽器材としても使われる[8]。ほかに旋盤やろくろ加工品全般[11]、美観に優れていることからスライスカットされて象嵌用の上質な化粧単板として装飾性の高い家具羽目板にも用いられる[10]銃器の把や幅1メートル以上の大きな材もとれるため、建具や家具、建築材にも使われている[要出典]

パナマでは観光客向けの店でココボロ材から作られた彫刻が見られる[9]

保全状況

IUCNレッドリスト ver 2.3 ではダルベルギア・レトゥサは危急種(Vulnerable)と評価されており、材木としての伐採が盛んに行われ、以前は広く見られていた地域でも完全に枯渇してしまっている状態が特にコスタリカで顕著に見られる[1]。生育地では400年にわたって伐採が行われ、牧畜や土地を焼き払う活動が原因となって個体数が減少し続けている[1]

脚注

注釈

  1. ^ ココボロにもニカラグアローズウッドという異名があるが、ほかにローズウッドというとダルベルギア・ニグラ(通称: ブラジリアンローズウッド)や D. stevensonii (sv(通称: ホンジュラスローズウッド)、マルバシタン英語版(学名: D. latifolia; 通称: インディアンローズウッド)が挙げられる。

出典

  1. ^ a b c d e Americas Regional Workshop (1998).
  2. ^ a b c d The Plant List (2013).
  3. ^ a b c d Roskov et al. (2018).
  4. ^ Rich (1970:86).
  5. ^ 第14回ワシントン条約締約国会議 in ハーグ 木材種 編(トラフィック英語版)。2018年6月14日閲覧。
  6. ^ Appendices. (CITES). 2018年6月16日閲覧。
  7. ^ ギブス (2005).
  8. ^ a b c d 村山 (2013).
  9. ^ a b c d e f g h i j Condit, Pérez & Daguerre (2011).
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q ウォーカー (2006).
  11. ^ a b c d e f g h i 河村・西川 (2014).

参考文献

英語:

  • Americas Regional Workshop (Conservation & Sustainable Management of Trees, Costa Rica, November 1996). (1998). Dalbergia retusa. The IUCN Red List of Threatened Species 1998: e.T32957A9737916. http://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.1998.RLTS.T32957A9737916.en. Downloaded on 16 June 2018.
  • Condit, Richard; Pérez, Rolando; Daguerre, Nefertaris (2011). Trees of Panama and costa Rica. Princeton and Oxford: Princeton University Press. p. 218. https://books.google.co.jp/books?id=TqlGnkl8rPIC&dq=Dalbergia+retusa+cocobolo&hl=ja&source=gbs_navlinks_s  NCID BB07557360
  • The Plant List (2013). Version 1.1. Published on the Internet; http://www.theplantlist.org/ (accessed 16th June).
  • Rich, Jack C. (1970). Sculpture in Wood. New York: Dover Publications. https://books.google.co.jp/books?id=QvQT8vc4oikC&dq=cocobolo+Dalbergia+granadillo&hl=ja&source=gbs_navlinks_s  NCID BA19027764
  • Roskov Y., Zarucchi J., Novoselova M. & Bisby F.(†) (eds.) (2018). ILDIS World Database of Legumes (version 12, May 2014). In: Roskov Y., Abucay L., Orrell T., Nicolson D., Bailly N., Kirk P.M., Bourgoin T., DeWalt R.E., Decock W., De Wever A., Nieukerken E. van, Zarucchi J., Penev L., eds. (2018). Species 2000 & ITIS Catalogue of Life, 31st May 2018. Digital resource at http://www.catalogueoflife.org/col. Species 2000: Naturalis, Leiden, the Netherlands. ISSN 2405-8858.

日本語:

  • エイダン・ウォーカー 編、乙須敏紀 訳『世界木材図鑑』産調出版、2006年、82頁。ISBN 4-88282-470-1(原書: The Encyclopedia of Wood, Quarto, 1989 & 2005.)
  • 河村寿昌、西川栄明 共著、小泉章夫 監修『【原色】木材加工面がわかる樹種事典』誠文堂新光社、2014年、148頁。ISBN 978-4-416-61426-6
  • ニック・ギブス 著、乙須敏紀 訳『木材活用ハンドブック』産業出版、2005年、94-95頁。ISBN 4-88282-450-7(原書: The Wood Handbook, Quarto, 2005.)
  • 村山元春 監修、村山忠親 著『増補改訂 原色 木材大事典185種』誠文堂新光社、2013年、157頁。ISBN 978-4-416-71379-2

関連項目